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スルー・ザ・ワイアー

『スルー・ザ・ワイアー』の英題とその意味は??
執筆:福光潤
公開:2006/04/28
コメント(1件)
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邦題

スルー・ザ・ワイアー

ふりがな

するーざわいあー

英題

Through the Wire

発音

θRゥー£ぁいえr

英語例文へ 視聴ヘルプ 発音ヘルプ

意味

Through the Wire
~の中を通して その(アゴに巻かれている) 針金

⇒ (事故後の処置で)アゴに巻かれた針金を通して(しゃべる)
⇒ (たとえ)針金がアゴに巻かれていても(ラップで胸中を伝えたい)
⇒ つらい経験をのりこえて…
詳しい英語解説は後半のコラムへ

作品

★『スルー・ザ・ワイアー』のMV動画(YouTube)
3分19秒目で『Through the Wire』が発音されます。

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コラム

  • ヒップホップ界の名プロデューサー、カニエ・ウェストの名前は、ボクのポンコツ翻訳脳内ではいつも「蟹江西部」に変換されちゃいます…。

    そしてヴィジュアルも蟹江敬三さんの顔に…。

    という名前いじりは書かない方がいいかなぁと思ったけど、語学センスを磨くうえでは必要かもしれないので共有!


  • そのカニエさんは、2002年10月のある日、命を落としかねない交通事故に遭ってしまいました。

    そして、くだけ散ったアゴを治療するために、針金で口が開かないように固定され、病室で一人ションボリ寝ていました。

    すると、病院内のBGMで流れてきたのが、チャカ・カーン(Chaka Khan)の名ソウル・バラード『スルー・ザ・ファイアThrough the Fire)』!

    その『スルー・ザ・ファイア』のサビ歌詞:
    Right down to the wire
    Even through the fire

    最後の最後まで
    たとえ火の中をくぐり抜けようとも

    を耳にしたとき、カニエさんは「これや!」と思い、2週間後にはこの曲を元にした新曲『スルー・ザ・ワイアーThrough the Wire)』を録音していました。


  • 上記サビ歌詞の

    to the wire=最後まで
    ※wire=決勝線

    と、

    through the fire=火をのりこえて
    を合体させて、カニエさんは、

    through the wire=困難をのりこえて
    ※wire=アゴを固定する針金⇒つらい経験・困難

    と歌っています。


    ♪『スルー・ザ・ワイアー』歌詞引用
    I spit it through the wire man
    Too much stuff on my heart right now man

    このワイアーのすきまから 伝えたいなー!
    このハートからあふれる思いを わーっと!
    (ライム訳:福光潤)

    困難をのりこえる感じが出ていないポンコツ翻訳でスミマセン…。

    あと「カニエさん」はやっぱりヘンなので、これからはカニエ・ウェストと呼ぶようにします。


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ヒラメキ例文

Peter Rabbit: I'll bring you some more cabbages!
Flopsy Bunny: Oh, don't! Mr. McGregor's gonna catch you next time!
Peter Rabbit: It's alright! I would do it even through the wire!

ピーター・ラビット:もう少しキャベツを持ってきてあげよう!
フロプシー・バニー:まぁ、やめて! こんどこそ、マクレガーさんに捕まっちゃうわよ!
ピーター・ラビット:大丈夫さ! “くくり罠”をくぐりぬけてでも、君のもとへ運ぶから!

英題発音へ 視聴ヘルプ 発音ヘルプ


関連タイトル



参考外部サイト

※禁断の英文法怪説 by 福光 ⇒

前置詞+定冠詞+名詞

※文法アレルギーの方の目に付かぬよう、コソコソ解説しています(^^;)

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コメント(1件)

福光潤 — 2006年 04月 28日, 18:00

今週はサボり気味だったので、アセって昼休みにこの記事を書いています。なお、GWは1~2日のみ配信し、3日~6日はお休みしますね。今日から連載がスタートする『英語のまぐまぐ!』内のコーナーは、
5月5日号でもやりますので、お見逃しなく!

それでは、また来週!

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