執筆:加藤由佳 公開:2016/07/10 コメント(2件) |
邦題
インデペンデンス・デイ:リサージェンス
ふりがな
いんでぺんでんすでい りさーじぇんす
英題
Independence Day: Resurgence
発音
イんでぃペんどぅんすデい rぃスrじゅんす
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意味
Independence | Day | Resurgence |
↓ | ↓ | ↓ |
独立 | 特別な日 | 復活 |
⇒ アメリカの独立記念日(7月4日):復活
⇒ 詳しい英語解説は後半のコラムへ
作品
- 2016年/アメリカ/映画/SF、アクション、UFO
- 脚本・監督:ローランド・エメリッヒ(Roland Emmerich)
- 製作:ローランド・エメリッヒ、ディーン・デヴリン(Dean Devlin)、ハラルド・クローサー(Harald Kloser)
- 出演:リアム・ヘムズワース(Liam Hemsworth)、ジェフ・ゴールドブラム(Jeff Goldblum)、ビル・プルマン(Bill Pullman)、マイカ・モンロー(Maika Monroe)
- 1996年映画『インデペンデンス・デイ(Independence Day)』の続編
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コラム
- タイトル前半の『Independence Day』についてはすでに我らが福光潤編集長(福光潤さんの新しい呼称? です。拍手!)が特集してくださっています(→『インデペンデンス・デイ』)。
- ここでは、後半部分の『Resurgence』について解説します。
「resurgence」の意味は「復活」です。前作の『Independence Day』で地球を攻撃に来たエイリアンを何とか駆逐したのですが、20年の時を経てまたやって来たので「resurgence」、つまり「復活」というわけです。20年前の『Independence Day』のときには、地球の人間の持てる技術をはるかに凌ぐ技術を使って攻めこんできたエイリアンたち。その後人間側も技術力を磨いていたものの、エイリアンとてそれは同じこと。さらに激しい火花を宇宙に散らします。
ところで、「resurgence」には派生語「resurgent」も存在します。こちらは「復活する」、「生き返る」という意味を持ち、たいていは名詞を修飾するのに使われます。
たとえば、
The international community is watching the resurgent nationalism in the country with caution.
国際社会はその国におけるナショナリズムの再興を注意深く観察している。など。
- また、「resurgence」のほかにも「復活」の意味を持つ言葉があります。一番の有名どころは「revival(リバイバル)」です。「resurgence」よりも親しみを感じる人も多いのではないでしょうか。同義語として扱われることも多いようです。
さらに、「resurrection」にも「復活」という意味が。「the Resurrection」が「イエス・キリストの復活」を指すため、キリスト教色が強いイメージです。キリストの復活のほか、最後の審判における全人類の復活も意味しています。キリスト教以外には「死体発掘」という意味も・・・。
タイトル仙人:英題『Resurrection』言うたら、文豪トルストイ(Leo Tolstoy)の名作『復活』や、天才作曲家マーラー(Gustav Mahler)の交響曲第2番『復活』などなど引っ張りだこな単語やねぇ。それにひきかえ、宗教色の後ろ盾がない「resurgence」はエイリアン色の濃いSFにはもってこいやん。ちなみに、「revival」は「再上映」の意味もあるから映画タイトルに含まれていたら紛らわしそう。
「復活」にもいろいろなニュアンスがありますね。まあ、地球を襲うエイリアンの「復活」、「再来」はその中でもあまりうれしくない代物ですね^^;
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