執筆:福光潤 公開:2008/05/08 コメント(0件) |
邦題
アイズ ワイド オープン―スタンリー・キューブリックと「アイズ ワイド シャット」
ふりがな
あいずわいどおーぷん すたんりーきゅーぶりっくとあいずわいどしゃっと
英題
Eyes Wide Open: A Memoir of Stanley Kubrick
意味
Eyes | Wide | Open | : |
↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
両目 | 大きく | 開いた | 主題と副題の 区切り |
A Memoir of | Stanley Kubrick |
↓ | ↓ |
~の回想録 | スタンリー・キューブリック (映画監督) |
⇒ 目を大きく見開いて~スタンリー・キューブリック回顧録
⇒ 詳しい英語解説は後半のコラムへ
作品
- 1999年/アメリカ/本/伝記、裏舞台、回顧録
- 著者:フレデリック・ラファエル(Frederic Raphael)(映画『アイズ・ワイド・シャット』の共同脚本執筆者です)
- 翻訳者:鈴木玲子
- テーマの人:スタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick)
- 映画『アイズ・ワイド・シャット』製作の舞台裏エピソード集。
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コラム
- ダブル・オキシモロン効果のタイトル英語です!
「オキシモロン」効果とは↓
英語で考えても、日本語で考えても、矛盾している表現。
そして、むちゃくちゃツッコミ甲斐のある表現。
実は、それを狙って、わざと互いに矛盾する言葉を組み合わせている表現。
日常それと気づかずに使ってしまっている矛盾表現。
などなど、このような表現を、
「oxymoron(オキシモロン or オクシモロン)」
と言います。
- 本書の描く舞台裏は、映画『アイズ・ワイド・シャット』製作についてです。この映画のタイトル英語では、「Wide」に「Shut」するというオキシモロン効果があり、「見てるんか、見てへんのか、どっちや~!」とツッコミを入れています。さらにもじって逆のパターンにした本書のタイトル英語では、「Wide」に「Open」しており、大木こだま師匠の「そ~んでえ~や~ん!」が聞こえてきます。
つまり、元ネタ映画のタイトルを知らない人が本書のカバーを一見しても、なんらひねりを感じないでしょう。すんごくワイド・オープンに目を見開いたキューブリックの顔写真の上に『Eyes Wide Open』が来ているので、フムフム、ナルホドだけです。
映画タイトルを知らない
人にはそのまんまの書名!
でも、あなたは、すでに
裏の裏があるのをご存知!
↓
違いを楽しむ
タイトル英語イストの
オキシモロンブレンド
ダバダ~ダバダ~♪
~~■P_o(^-^o) COFFEE
ダブル・オキシモロン
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パロディー(もじり)
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