タイトル英語ビデオ
執筆:福光潤 公開:2006/01/19 コメント(3件) |
邦題
風と共に去りぬ
ふりがな
かぜとともにさりぬ
英題
Gone with the Wind
発音
ゴーんうぃ£ぁウィんどぅ
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意味
Gone | with | the Wind |
↓ | ↓ | ↓ |
去った | ~と共に | 風 |
⇒ 風とともに去っていってしまった
⇒ 詳しい英語解説は後半のコラムへ
作品
- 1936年/アメリカ/本/小説、ロマンス、ヒューマン、南北戦争
- 著者:マーガレット・ミッチェル(Margaret Mitchell)
- 翻訳者:大久保康雄
- ピューリツァー賞受賞!
- 上記作品の映画化
- 1939年/アメリカ/映画/ロマンス、ヒューマン、南北戦争
- 監督:ヴィクター・フレミング(Victor Fleming)
- 出演:ヴィヴィアン・リー(Vivien Leigh)、クラーク・ゲイブル(Clark Gable)、オリヴィア・デ・ハヴィランド(Olivia Mary de Havilland)
- アカデミー賞10部門受賞!
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コラム
- このタイトル英語を完全な文にすると?
Rhett Butler has gone with the wind!
レット・バトラーは、風とともに去っていってしまった!
「行っちゃった!」
「消え去ってしまった!」
「もう戻ってこないかも!」
というようなときに、「gone」を思い出してください。
「gone」は、「行ってしまった」→「ここにはいない」。
- 映画『猿の惑星(Planet of the Apes)』(1968年)では、未知の惑星に不時着し、海に徐々に沈みゆくロケットを、救命ボートから眺めながら、乗組員の一人がこう言っていました。
♪台詞引用
Going... (あ~、沈んでいく~!)
Going... (もう少しで消える~!)
Gone.... (あ、消えてしもた~!)(飛訳:福光潤)
野球の実況中継で、ホームランが出るときにも使われます。
「のびる! のびる! 入った!」とか、「とんだ! とんだ! ホームラン!」とかですね。
- ちなみに、小学館のタイトル情報辞典によれば、
英題は英国の詩人アーネスト・ダウスンの詩の一節から。本来は「風まかせ」
だそうです。
風まかせで去った者の消息は、つかめそうになさそうですね。
調べてみると、『シナラ(Cynara)』(1891年、Ernest Christopher Dowson)という詩に「gone with the wind」というフレーズが登場します(下記動画では55秒目)。
- さらにちなみに、ゲーリー・クーパー(Gary Cooper)は、レット役のオファーがあったものの、断っていたそうです。ハリウッド史上、最悪の駄作(flop)になるんじゃないか、と。
でも「gone」どころか、永遠の名作になっちゃいましたね。
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