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執筆者:福光潤
作成日:2006/11/14
コメント(2件)
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邦題

  • ドリトル先生航海記

ふりがな

  • どりとるせんせいこうかいき

英題

  • The Voyages of Doctor Dolittle

発音

  • £ぁVォいゆじっぞvっとぅドゥとお
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意味

The Voyages of Doctor Dolittle
~の航海記 医者への呼びかけ=~先生 ドリトル(人名)(意味=ほとんど何もしない)

⇒ 怠け者(?)のドリトル先生の航海記
⇒ 動物語が話せるドリトル先生の航海記!
⇒ ドリトル先生と愉快な動物たちが、海に漂うクモサル島へ航海! 有名な学者を救ったり、島の王様に選ばれたり、大カタツムリの殻に入って海の底を航行したり、そんな数々の不思議なワクワク冒険をまとめた物語!
⇒ 詳しい英語解説は後半のコラムへ

作品

★『ドリトル先生航海記』の映画化作品『ドリトル先生不思議な旅』の予告編動画(YouTube)
8秒目等で『The Voyages of Doctor Dolittle』の中の「Doctor Dolittle」が発音されます。

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コラム

  ⇒ イギリスのお話なので、発音音声は英国風にしたつもりですが、
    やっぱりちょっと「little」の部分が「リロ」と米国風でした。


  ⇒ さて、「voyage」が表す「旅」とは、「海路の旅」が基本です。
    また、宇宙旅行は、船旅にたとえられることが普通で、
    NASAが1977年に打ち上げた探査機「Voyager 1」&「Voyager 2」や、
    『スター・トレック/ヴォイジャー(Star Trek: Voyager)』など、
    宇宙船の名前にも、「voyage」が見られます。


  ⇒ 「-s」をつけて、「voyages」とすると、「航海記」です。
    「adventure」も「-s」をつけると、「冒険談」になります。
    いくつかのエピソードを集めた感じですね。


  ⇒ エディ・マーフィ(Eddie Murphy)主演のアメリカ映画、
    『ドクター・ドリトル(Doctor Dolittle)』(1998年)は、
    原作の雰囲気が、ほとんど残っていなくて、残念でした…

               が、

    レックス・ハリソン(Rex Harrison)主演のミュージカル映画、
    『ドリトル先生不思議な旅(Doctor Dolittle)』(1967年)も、
    アメリカ映画ですが、原作の世界に忠実なので、超オススメ!
    でも、なかなかDVDは出てくれないし、ビデオレンタルも希少。
    サントラCDでその雰囲気を味わってください!


  ⇒ サントラ盤14曲目の『Doctor Dolittle』という曲では、
    「Dolittle」の部分を、「ドゥ~~~~~リト♪」と、
    これでもかというほど引っぱって歌っています。
    日本語の「ドリトル」とは、かなり違う印象ですね♪


  ⇒ 「little」は、ほとんど何もないことを意味するので、

「do」+「little」=ほとんど何もしない=怠け者

    という意味になりますが、そんな本のタイトルじゃ、
    子供たちの夢を叶えてあげられないじゃないか、君!

        というわけかどうか知りませんが、

    岩波書店さんからのリクエストで、井伏鱒二先生が、
    元の意味がバレずに、発音しやすい日本語名として、
    「ドリトル先生」と翻訳されたそうです。

    (単にローマ字読み? というツッコミはナシです。^^;)


  ⇒ ドリトル先生の場合、研究に没頭してしまうと、寝食忘れて、
    他のことがまったく手につかなくなる、そんなわけで、

「do」+「little」=診察と研究以外は、ほとんど何もしない

    と解釈できます(繰り返しますが、ドリトル先生の場合です)。


  ⇒ ミュージカル『マイ・フェア・レディ(My Fair Lady)』の主人公は、
    Eliza Doolittle(「o」が一つ多いです)という名で、確かに怠け者。

    オードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)主演の映画(1964年)で、
    「イライザ・ドゥーリトル」という字幕表記がついていたと思います。

    ちなみに、『ドリトル先生不思議な旅』のレックス・ハリソンって、
    『マイ・フェア・レディ』で、イライザを世話する言語学者として、
    アカデミー賞を取りましたが、どちらも偶然、語学堪能な役ですね。


  ⇒ ドリトル先生の肩書きは、「医学博士(MD)」といって、
    ラテン語「Medicinae Doctor(=Doctor of Medicine)」の略です。

    もともと獣医さんだったわけじゃないんですが、
    オウムのポリネシアに動物語を教えてもらったので、
    動物たちの病気を、的確に治せるようになりました!


  ⇒ 最後に、井伏鱒二の世紀の名訳をご紹介します。

    頭が前後に2つあるヤギのような動物が登場し、
    その名前が「pushmi-pullyu」というんですが、
    分解すると、

「push me(私を押す)」+「pull you(君を引く)」

    となります。
    もちろん著者ロフティングの造語ですが、
    さぁ、なんていう動物名にしましょうか?

    みなさんも「pushmi-pullyu」という架空の動物名を、
    どんな日本語に訳せばいいか、考えてみましょう!

             ↓

             ↓

             ↓

             ↓

             ↓

             ↓

          「pushmi-pullyu」

             ↓

             ↓

             ↓

         「オシツオサレツ」!!!

           translated

             by

            井伏鱒二

            Great!!!


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ヒラメキ例文

The "Doctor Dolittle" books tell us what a wonderful world we live in!

『ドリトル先生』の本は、我々がいかに驚異に満ちた世界に住んでいるのか、教えてくれるよ!

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参考外部サイト

※禁断の英文法怪説 by 福光 ⇒

定冠詞+名詞(複数)+前置詞+名詞+固有名詞(人名)
「voyage(航海)」を複数形にすると「航海記」を表せる。

※文法アレルギーの方の目に付かぬよう、コソコソ解説しています(^^;)



コメント(2件)

福光潤 — 2006年 11月 14日, 07:49

本が好きな人! 本書きたい人! チャンスです!
福光も、『ドリトル先生航海記』で出稿しました!
⇒こちらで、福光の原稿をお読みいただけます


福光潤 — 2013年 03月 01日, 10:51

河合祥一郎さんの新訳(2011年)では、「オシツオサレツ」が「ボクコチキミアチ」となっています、かわいい~♪

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