| 執筆者:福光潤 作成日:2006/11/14 コメント(1件) |
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邦題
- ドリトル先生航海記
ふりがな
- どりとるせんせいこうかいき
英題
- The Voyages of Doctor Dolittle
発音
意味
[The Voyages of] [Doctor] [Dolittle]
↓ ↓ ↓
~の航海記 医者への ドリトル(人名)
呼びかけ (ほとんど何もしない)
=~先生
⇒ 怠け者(?)のドリトル先生の航海記
⇒ 動物語が話せるドリトル先生の航海記!
⇒ ドリトル先生と愉快な動物たちが、海に漂うクモサル島へ航海!
有名な学者を救ったり、島の王様に選ばれたり、
大カタツムリの殻に入って海の底を航行したり、
そんな数々の不思議なワクワク冒険をまとめた物語!
作品
1922年/イギリス/本/児童文学、冒険、動物、航海
著者:ヒュー・ロフティング(Hugh Lofting)
翻訳者:井伏鱒二
1923年、ニューベリー賞(Newbery Medal;世界初の児童文学賞)
コラム
⇒ イギリスのお話なので、発音音声は英国風にしたつもりですが、
やっぱりちょっと「little」の部分が「リロ」と米国風でした。
⇒ さて、「voyage」が表す「旅」とは、「海路の旅」が基本です。
また、宇宙旅行は、船旅にたとえられることが普通で、
NASAが1977年に打ち上げた探査機「Voyager 1」&「Voyager 2」や、
『スター・トレック/ヴォイジャー(Star Trek: Voyager)』など、
宇宙船の名前にも、「voyage」が見られます。
⇒ 「-s」をつけて、「voyages」とすると、「航海記」です。
「adventure」も「-s」をつけると、「冒険談」になります。
いくつかのエピソードを集めた感じですね。
⇒ エディ・マーフィ(Eddie Murphy)主演のアメリカ映画、
『ドクター・ドリトル(Doctor Dolittle)』(1998年)は、
原作の雰囲気が、ほとんど残っていなくて、残念でした…
が、
レックス・ハリソン(Rex Harrison)主演のミュージカル映画、
『ドリトル先生不思議な旅(Doctor Dolittle)』(1967年)も、
アメリカ映画ですが、原作の世界に忠実なので、超オススメ!
でも、なかなかDVDは出てくれないし、ビデオレンタルも希少。
サントラCDでその雰囲気を味わってください!
⇒ サントラ盤14曲目の『Doctor Dolittle』という曲では、
「Dolittle」の部分を、「ドゥ~~~~~リト♪」と、
これでもかというほど引っぱって歌っています。
日本語の「ドリトル」とは、かなり違う印象ですね♪
⇒ 「little」は、ほとんど何もないことを意味するので、
「do」+「little」=ほとんど何もしない=怠け者
という意味になりますが、そんな本のタイトルじゃ、
子供たちの夢を叶えてあげられないじゃないか、君!
というわけかどうか知りませんが、
岩波書店さんからのリクエストで、井伏鱒二先生が、
元の意味がバレずに、発音しやすい日本語名として、
「ドリトル先生」と翻訳されたそうです。
(単にローマ字読み? というツッコミはナシです。^^;)
⇒ ドリトル先生の場合、研究に没頭してしまうと、寝食忘れて、
他のことがまったく手につかなくなる、そんなわけで、
「do」+「little」=診察と研究以外は、ほとんど何もしない
と解釈できます(繰り返しますが、ドリトル先生の場合です)。
⇒ ミュージカル『マイ・フェア・レディ(My Fair Lady)』の主人公は、
Eliza Doolittle(「o」が一つ多いです)という名で、確かに怠け者。
オードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)主演の映画(1964年)で、
「イライザ・ドゥーリトル」という字幕表記がついていたと思います。
ちなみに、『ドリトル先生不思議な旅』のレックス・ハリソンって、
『マイ・フェア・レディ』で、イライザを世話する言語学者として、
アカデミー賞を取りましたが、どちらも偶然、語学堪能な役ですね。
⇒ ドリトル先生の肩書きは、「医学博士(MD)」といって、
ラテン語「Medicinae Doctor(=Doctor of Medicine)」の略です。
もともと獣医さんだったわけじゃないんですが、
オウムのポリネシアに動物語を教えてもらったので、
動物たちの病気を、的確に治せるようになりました!
⇒ 最後に、井伏鱒二の世紀の名訳をご紹介します。
頭が前後に2つあるヤギのような動物が登場し、
その名前が「pushmi-pullyu」というんですが、
分解すると、
「push me(私を押す)」+「pull you(君を引く)」
となります。
もちろん著者ロフティングの造語ですが、
さぁ、なんていう動物名にしましょうか?
みなさんも「pushmi-pullyu」という架空の動物名を、
どんな日本語に訳せばいいか、考えてみましょう!
↓
↓
↓
↓
↓
↓
「pushmi-pullyu」
↓
↓
↓
「オシツオサレツ」!!!
translated
by
井伏鱒二
Great!!!
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ヒラメキ例文
The "Doctor Dolittle" books tell us what a wonderful world we live in!
『ドリトル先生』の本は、我々がいかに驚異に満ちた世界に住んでいるのか、教えてくれるよ!
参考外部サイト
- 邦題『ドリトル先生航海記』を検索してみよう♪
- 英題『The Voyages of Doctor Dolittle』を検索してみよう♪
- 書籍の詳細を読む(The Literature Network)(The Voyages of Doctor Dolittle)
※禁断の英文法怪説 by 福光 ⇒
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