執筆者:福光潤
作成日:2006/06/27
コメント(1件)

Lennon Legend: The Very Best Of John Lennon

《海外盤CD》『Lennon Legend: The Very Best Of John Lennon』 20. Give Peace a Chance 《試聴可》
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邦題

  • 平和を我等に

ふりがな

  • へいわをわれらに

英題

  • Give Peace a Chance

発音

意味


    [Give]  [Peace]  [a Chance]
     ↓    ↓    ↓
     与える……~に………~を
     ↓    ↓    ↓
     ↓    平和   チャンス
     ↓    ↓    ↓
     └┬―――┴――――┘
      └→平和にチャンスを与える

  ⇒ 平和にチャンスを与えなさい!
  ⇒ 平和にチャンスを与えよう!

作品

    1969年イギリス音楽ロックフォークプロテスト・ソング
    歌・演奏:プラスティック・オノ・バンドPlastic Ono Band
    作詞・作曲:John Lennon / Paul McCartney
    ビートルズ在籍時にリリースした、ジョン・レノンのソロ曲で、
    ポールとの連名クレジットですが、実際はジョンの曲です。
    ベトナム戦争の時代で、いわゆる反戦歌
    全英チャート最高第2位、全米チャート最高第14位!

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コラム

  ⇒ 「give(与える)」には、密売人の手が2本あります。
    まず、左手で相手をガシッとつかまえ、引き寄せます。
    そして、右手でブツをその相手にそっと引き渡します。

    両手パターン

        ┌─────┐に
        │     ∩
      ┌─┴─┐ ┌─┴─┐ ┌───┐
  (--〆)│ give │ │相 手│←│ブ ツ│ 相手ブツ与える
      └─┬─┘ └───┘ └─┬─┘
        │           ∪
        └───────────┘を

    手があるので、「to」や「for」などの力を借りずに、
    相手とブツを、つなぎとめておくことができるのです。

    もし相手がいなくて、指定場所にブツを置くだけなら、
    「to 相手」と書いておいてあげよう(片手はお休み)。

    片手パターン

        ┌─────┐を
        │     ∩
      ┌─┴─┐ ┌─┴─┐ ┌───┐
  (--〆)│ give │ │ブ ツ│to│相 手│ 相手ブツ与える
      └───┘ └───┘ └───┘
                 に

    で、今回のタイトルは、相手が人じゃないので、
    分かりにくいですが、前者の両手パターンです。

        ┌─────┐に
        │     ∩
      ┌─┴─┐ ┌─┴─┐ ┌────┐
  (--〆)│ give │ │peace │←│a chance│ 平和機会与える
      └─┬─┘ └───┘ └─┬──┘
        │           ∪
        └───────────┘を

  ⇒ ちなみに、上記意味欄で「与えよう」と書きました。
    「Give」始まりの文なので、普通は「与えなさい」。
    でも、これは、反戦を訴えるメッセージソングです。
    君にも、彼にも、彼女にも、自分にまでも呼びかけ、
    結局、「Let's give~」のように、歌っていますね。

  ⇒ ♪歌詞引用(サビ)

All we are saying is give peace a chance
   ↓  ↓
僕らが言っているのは、平和にチャンスを! ってことだけさ
                    (ふつう訳:福光潤)

    下線部の直訳は、「私たちが言っていることのすべては~です」。
    言い換えると、「We are only saying "Give peace a chance"」。

  ⇒ 最後に、『平和を我等に』という邦題について。
    この日本語を英語にすると、「Give us peace」。
    平和が「ブツ」となり、我等に平和をよこせ、と。
    言いたいことは同じですが、邦題は「平和」をモノ扱い。
    英題では「平和」をヒト扱いしていて、
    「立て! 立つんだ! ピース!」と、
    明日のピースを応援している感じです。


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コメント(1件)

福光潤 — 2006年 06月 27日, 07:55

1970年前後に、音楽が社会に与えた影響は大きかったようですね。もちろん演奏や歌詞にメッセージが込められていますが、この曲のように、タイトルを見るだけでメッセージが伝わり、時代背景を映しているものが多いと思います。

日本の楽曲タイトルでも、『戦争を知らない子供たち』というタイトルで「そうか~、ふぅ~む」と考え直す時代から、『恋のダウンロード』はどこでダウンロードできるんですか? という平和な時代への変遷が見てとれます(笑)。

時代を象徴したタイトルがあれば、教えてください!

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投稿者名: 
コード 843

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