執筆:加藤由佳 公開:2019/09/01 コメント(1件) |
邦題
スマイルズ・アンド・スマイルズ・トゥ・ゴー
ふりがな
すまいるずあんどすまいるずとぅごー
英題
Smiles and Smiles to Go
意味
Smiles | and | Smiles | to | Go |
↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
笑顔 | と | 笑顔 | ~すべき | 進む |
⇒ 進むべき笑顔と笑顔
⇒ たくさんの笑顔を、行く先に
作品
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メモ
- 軽快なギターサウンドが心地良い、早朝に聞くにはぴったりな雰囲気のスムーズジャズナンバー、『Smiles and Smiles to Go』。作曲・演奏は米国ジャズ・フュージョン界の巨匠、ラリー・カールトン(Larry Carlton)です。
- タイトルである『Smiles and Smiles to Go』は、アメリカの詩人ロバート・フロスト(Robert Frost)の詩『雪の夕べに森のそばに立つ(Stopping by Woods on a Snowy Morning)』に登場する、
But I have promises to keep,
And miles to go before I sleep
And miles to go before I sleep
でも、自分には守るべき約束があり、
進むまで眠れない何マイルもの道のりが先にある
進まなければ眠ることなどできないのだ(加藤による試訳)
という部分に着想を得ていると思われます。
- かなり深刻で重々しい内容の詩ですが、こちら『Smiles and Smiles to Go』のほうは「miles」の代わりに「smiles(微笑み)」なのでぐっと明るい感じ。それに「smiles and smiles」と重ねることによりハッピー感が倍増しています。
- 意味としては、「to go」のとらえ方によって解釈がいろいろ変わってくると思います。フロスト風に「これから~すべき」という意味を持たせるなら「これからどんどんスマイルを広げていくぞ」だし、「to go」を「お持ち帰り」とするなら「たくさんの笑顔をお持ち帰り」ですし……。
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