執筆:福光潤 公開:2006/11/16 コメント(2件) |
邦題
マジカル・ミステリー・ツアー
ふりがな
まじかるみすてりーつあー
英題
Magical Mystery Tour
発音
マじゅこミすとぅrぃトゥーお
Update Required
To play the media you will need to either update your browser to a recent version or update your Flash plugin.
| ||
英語例文へ 視聴ヘルプ 発音ヘルプ |
意味
Magical | Mystery | Tour |
↓ | ↓ | ↓ |
魔法のような、不思議な | 神秘、不可思議 | 遊覧旅行、ツアー |
⇒ マジカルな、ミステリーツアー(=行き先を告げられない旅行)
⇒ ビートルズのメンバーと、マジカルバスで、世にも不思議なツアーへ、レッツゴー三匹!
⇒ 詳しい英語解説は後半のコラムへ
作品
- 1967年/イギリス/音楽/ロック、主題歌
- 作詞・作曲:ジョン・レノン(John Lennon)、ポール・マッカートニー(Paul McCartney) ※実質ジョンの作品
- 歌・演奏:ザ・ビートルズ(The Beatles)
- 同名の2枚組EP盤(6曲入り)に収録
- EP盤は全英第1位、アメリカ盤アルバムは全米8週連続第1位!
- 下記テレビ映画の主題歌
- 上記楽曲の元となったTV映画
スポンサーリンク
コラム
- 上記【意味】欄にて勢いで「レッツゴー三匹」と書いてしまいましたが、ビートルズは4人です、念のため。
また、正しい表記としては「レツゴー三匹」とのことでした、念のため。レツゴー正児さんのブログに書かれていた「レツゴー」表記の理由に納得!(記事がリンク切れになりましたので、下記に引用いたいます)
「Let's Go 三匹」は、東京では「レツゴー(↑)さんびき」と‘Let's Go’の部分が尻上がりなるのですが、大阪では「レッツゴー(↓)さんびき」と尻下がりになります。つまり、大阪弁の発音通りに書くと、「レッツゴー」と「ツ」を2つ書かなければいけません。そこで、東京の人にもわかりやすく、また、字数も少ない方がサインを書く時に手間もかからんという単なるずぼらな思いつきから「レツゴー三匹」にしました。
- さて、「tour」が表す「旅」は、「周遊の旅」が基本です。グルッとまわって、元に戻ってくる「ツアー」のことです。
観光ツアーでも、有名な観光地を、順番にまわって行って、掛軸や翡翠や黒真珠なんかのお店にも、強制連行されつつ(^^;)、たいてい、元の集合場所に連れて帰ってきてもらえますね。
そんな「tour」の、他の例を見てみましょう!- "The Jay-Z Hangar Tour"
ジェイ・Z(ラッパー)の、1日限定全米ツアー! 11月18日に、17時間かけて、自家用ジェット機で、7都市をまわる(巡業する)そうです、ビックリ! 飛行場の格納庫(hangar)がライヴ会場だそうな! - "Calbee Factory Tour"
カルビー工場のツアーとは、工場見学のこと。見学ルートは、グルッと一巡していますよね。 - オマケ:"Tour de France"(ツール・ド・フランス;自転車レース)
この「tour」はフランス語ですが、同じくグルッと1周!
- "The Jay-Z Hangar Tour"
- ツアーはツアーでも、「mystery tour」は、「参加者に行き先を教えないツアー」のことで、イギリスでは、昔からおなじみの旅だそうです。
行き先が分からなくても、また戻ってくるので、安心してワクワクドキドキ楽しめるというもの。
もしもこの旅が「ジャーニー(journey)」なら、戻ってこられないかもしれない、恐怖の旅です…。
- この曲の出だしは、「ララー♪」と聞こえますが、実はこう歌っています。
♪歌詞引用
Roll up!
Roll up for the Mystery Tour
さぁさ、よってらっしゃい、皆の衆!
ミステリーツアーに、レッツゴー!(飛訳:福光潤)
と、ツアーへの参加を呼びかけている歌なんです。
- TV映画の制作では、面白いハプニングなど起こらず、企画倒れっぽいつくりの自主制作番組になりましたが、1967年のクリスマスの翌日に、BBCで放映されると、なんと、75%という驚異の視聴率を記録! こっちの方が「magical」で「mysterious」ですよね!
- 【まぐまぐ殿堂入り無料メルマガ】では、上記のようなタイトル英語ネタを配信しています(週1回ペース)。お気軽にご登録ください♪