執筆:加藤由佳 公開:2016/02/09 コメント(2件) |
邦題
アンダー・プレッシャー
ふりがな
あんだーぷれっしゃー
英題
Under Pressure
発音
アんどぅrぷRェっしゅr
Update Required
To play the media you will need to either update your browser to a recent version or update your Flash plugin.
| ||
英語例文へ 視聴ヘルプ 発音ヘルプ |
意味
Under | Pressure |
↓ | ↓ |
~の下で | 圧力、プレッシャー |
⇒ 圧力の下で
⇒ 圧力をかけられて、プレッシャーを感じて
⇒ 詳しい英語解説は後半のコラムへ
作品
- 1981年/イギリス/音楽/ロック
- 作詞・作曲:Freddie Mercury, Brian May, Roger Taylor, John Deacon, and David Bowie
- 演奏:クイーン(Queen)+デヴィッド・ボウイ(David Bowie)
- 歌:フレディ・マーキュリー(Freddie Mercury)、デヴィッド・ボウイ
- 収録アルバム:クイーン『ホット・スペース(Hot Space)』(1982年)
- 全英チャート第1位!
★『アンダー・プレッシャー』のMV動画(YouTube)
43秒目等で『Under Pressure』が発音されます。
★フレディ・マーキュリー追悼コンサート時のボウイとアニー・レノックス(Annie Lennox)による『アンダー・プレッシャー』ののライヴ動画(YouTube)
1分7秒目等で『Under Pressure』が発音されます。
スポンサーリンク
コラム
- なんと、デヴィッド・ボウイが「新聞に載っていた単語を適当に集めて作った」という奇跡の(?)歌詞を持つ一曲。
クイーンのベース担当ジョン・ディーコン(John Deacon)による独特なベースラインをもとに、凝りに凝りながら、そしてときには壮絶な喧嘩を繰り広げながら生み出したメロディーと演奏のことを考えると、少々意外です。
- さて、曲名の「under pressure」というフレーズ、いろいろな意味を持つようです。
例えば同曲の歌詞であれば、
♪歌詞引用↓
Pressure pushing down on me
Pressing down on you, no man ask for
Under pressure that burns a building down
Splits a family in two
Puts people on streets
圧力が僕の、君の肩にのしかかってくる
誰も望まないというのに
建物を焼き尽くし
家族を真二つに引き裂き
家なき人々を生み出す圧力の下に
僕らはいるのだ(加藤による恐る恐るの試訳)
民衆に対する政治的な意味合いでの「圧力」ということでしょうか。
そう言えば、同曲『Under Pressure』の元々のタイトルは『People on the Street(加藤による直訳:路上の民衆)』でした。(でも、これが「新聞からの寄せ集めです☆」なんて言うんだからなあ・・・)
- また、「Under Pressure(アンダー・プレッシャー)」は日本語読みの通り「プレッシャーを感じている」という意味にもなります。
例えば、
I feel choked under pressure.
プレッシャーで窒息しそう。
とか。
- 他にも、「何者かに強く迫られている」という意味で、
The international community is under pressure to improve the situation.
国際社会はその状況の改善を迫られている。
という例文も。
- さらに、「物理的な圧力を加えられている」という意味で、
That balloon explodes under pressure.
その風船は圧力を加えられると爆発する。
といった表現もあります。
「under pressure」という2語のみから成るイディオムとはいえ、意味がたくさんあって奥が深いですね。
- 【まぐまぐ殿堂入り無料メルマガ】では、上記のようなタイトル英語ネタを配信しています(週1回ペース)。お気軽にご登録ください♪