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ツー・ハーツ

『ツー・ハーツ』の英題とその意味は??
執筆:福光潤
公開:2006/04/18
コメント(3件)
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邦題

ツー・ハーツ

ふりがな

つーはーつ

英題

Two Hearts

発音

トゥーrつ

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意味

Two Hearts
2つの 心臓、人

⇒ 2つの心臓
⇒ 2人
詳しい英語解説は後半のコラムへ

作品

★『ツー・ハーツ』のMV動画(YouTube)
37秒目、1分30秒目等で『Two Hearts』が発音されます。

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コラム

  • 1963年にイギリスで250万ポンドの列車強盗を企てたバスター・エドワーズの逃亡劇を描く、フィル・コリンズ初主演映画『フィル・コリンズ in バスター』のサントラ盤からの2ndシングル曲。

    1stシングル曲『グルーヴィー・カインド・オブ・ラヴ(恋はごきげん)A Groovy Kind of Love)』とともに全米No. 1ヒットとなりました。


  • それでは、英題『Two Hearts』が歌われるサビ箇所を見てみましょう。

    ♪歌詞引用(サビ)
    Two hearts
    Livin' in just one mind
    Beating together
    Till the end of time

    ぼくたち2人は 生きていくんだ
    心をぴったり ひとつにあわせて
    鼓動もぴったり リズムあわせて
    この世の時計が 止まる日まで…
    (愛あふれる訳:福光潤)

    手元のCD歌詞カードの対訳では、

    二人の心が
    ひとつの気持になっている

    となっていますが、ちょっとわかりにくいです。

    日本語の「心」と「気持」は、ほぼ同じ意味であるはず。

    ここでは、

     「heart」=「心」
     「mind」=「気持」

    と考えるより、

     heart」=「
     mind」=「

    と判断したほうがよさそうです。

    さらにはheart」=「心臓という本来の意味も含まれています。

    つまり、

    「Livin' ~(心をあわせて生きている)」の意味上の主語としては「Two hearts2人

    そして

    「Beating ~(同時に鼓動を打っている)」の意味上の主語としては「Two hearts2つの心臓

    となります。


  • このheart」を「」と解釈する例としては、

    My sweet heart!

    わが恋人よ!

    などがあります。


    また、上述したように、サビ歌詞3行目の「beating(ビートを打っている)」は、1行目の「two hearts(2人の心臓が)」を受けています。

    これは、

    two hearts that beat as one

    気の合う2人

    という英語表現を踏まえています。

    とにかく、ズンチャッ♪ズンチャッ♪という軽快なビートのリズム・ナンバーにピッタリなタイトル英語と歌詞ですね!


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ヒラメキ例文

Don't you think we're two hearts beating as one?

もしかして僕らって気の合う2人とちゃう?

英題発音へ 視聴ヘルプ 発音ヘルプ



参考外部サイト

※禁断の英文法怪説 by 福光 ⇒

形容詞+名詞(複数)

※文法アレルギーの方の目に付かぬよう、コソコソ解説しています(^^;)



コメント(3件)

福光潤 — 2006年 04月 18日, 18:00

歌詞の英語は、ネイティブでも解釈が分かれることしばしば。
そして、日本語対訳詞が日本語になっていないことしばしば。
許せない日本語に遭遇したらひとりツッコミをして、その行の英語を読んでから対訳詞を直してあげましょう!

福光潤 — 2021年 04月 22日, 23:14

「Hearts」は「ハート」ではなく、原語に忠実に「ハーツ」と訳されていますね。
英単語をカタカナ化する際に複数形の「-s」の有無によって元の音が変わる場合は、「-s」を無視するパターンが多いと思います。
この曲名は、ひょっとすると上から読んでも下から読んでも「ツーハーツ」という狙いがあったのでは? と思い至ったのでコメント追加!

福光潤 — 2021年 04月 25日, 17:37

イギリスではフィル・コリンズ率いるジェネシス(Genesis)の再結成と『"The Last Domino?" Tour』の開催が2020年に発表されましたが、新型コロナウイルス感染拡大のため、今年2021年9月に延期となっています。

2000年代後半に、フィル・コリンズは脊髄の手術を受けてドラムやピアノの演奏ができなくなったため、引退宣言をしていました。

今回は、息子ニック・コリンズのドラムをバックにフィルのパワフルな歌声が楽しめるとのことなので、是非来日まで実現してほしいものです!

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