執筆:福光潤 公開:2006/10/06 コメント(1件) |
邦題
タックスマン
ふりがな
たっくすまん
英題
Taxman
発音
タっくすマん
Update Required
To play the media you will need to either update your browser to a recent version or update your Flash plugin.
| ||
英語例文へ 視聴ヘルプ 発音ヘルプ |
意味
Tax- | -man |
↓ | ↓ |
税金 | ~に関する職業の人 |
⇒ 税金取り
⇒ 詳しい英語解説は後半のコラムへ
作品
- 1966年/イギリス/音楽/ロック
- 作詞・作曲:ジョージ・ハリスン(George Harrison)
- 歌・演奏:ザ・ビートルズ(The Beatles)
- ザ・ビートルズの7thアルバム『リボルバー(Revolver)』の1曲目
スポンサーリンク
コラム
- 『タックスマン(Taxman)』って、なんだかアメコミヒーローの名前みたいでカッコイイ響き!
そんな「taxman」は「税金取り」という意味で、ふつうに英会話で使われています。
では、「税金取り」を正式な日本語で言うと?
「収税吏」か「税務署員」となるでしょう。
英語で表現すると、
tax collector
=税金(tax)を集める(collectする)人です。
ちなみに、「tax」を使った英語表現の例:
税務署
=tax office, taxation office, revenue office
確定申告
=(final) (income) tax return
確定申告する
=file a tax return'''
- 冒頭の歌詞で、聞き取りやすいけど「ん?」となる1文があります。
There's one for you, nineteen for me
あなたが1で、私は19
いったい、何を言っているんでしょうか?
♪歌詞引用(聞き取りポイント=0:31~0:42)
Should five percent appear too small
Be thankful I don't take it all
5%やと少なすぎるって、ご不満ですか?
全額取られるより、マシとちゃいますか?(飛訳:福光潤)
消費税5%(※執筆当時)の日本では、この部分を勘違いしそうですね。
「too small」とは、小さすぎて耐えられないという否定的な感想。
「five percent(5%)」が「too small」だから増やしてほしい。
増やしてほしい5%は、税金じゃなくて、税引き後の取り分です。
あなた(納税者)が1(5%)で、私(Taxman)が19(95%)!
税額95%…、これって誇張表現だと思っていたら、実話らしいです!
- 歌の途中で聞こえる「Mr. Wilson(ミスター・ウィルソン)」と「Mr. Heath(ミスター・ヒース)」は、1966年当時のイギリスの、労働党と保守党の各党首のこと。
当時の労働党ウィルソン政権は、富裕層(ビートルズ含む)に対して、マジで95%の税金を課していたそうです!
ひょぇぇ~~!
- 【まぐまぐ殿堂入り無料メルマガ】では、上記のようなタイトル英語ネタを配信しています(週1回ペース)。お気軽にご登録ください♪