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JAWS/ジョーズ

『JAWS/ジョーズ』の英題とその意味は??
執筆:福光潤
公開:2005/10/17
コメント(3件)
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邦題

JAWS/ジョーズ

ふりがな

じょーず

英題

Jaws

発音

ジョーず

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意味

Jaw -s
アゴ (上下1セット)

⇒ 上下のアゴ
⇒ (大文字始まりの「Jaws」で)人喰いザメ
詳しい英語解説は後半のコラムへ

作品

★『JAWS/ジョーズ』の予告編動画(YouTube)
3分13秒目で『Jaws』が発音されます。

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コラム

  • 恐ろしい映画なので、恐る恐る辞書を引きましょう。

    『ランダムハウス英語辞典』によれば

    …語源は不明…

    って。おお、コワ!


  • jaws」の意味は「アゴ」。アゴのラインだけじゃなく、アゴの骨すべてをカバーし、はえている歯も含みますが、単なるアゴ。コワかないよ。

    サメともなると、上アゴと下アゴを分けて考えます。上アゴupper jaw)にも下アゴlower jaw)にも、超鋭い歯がズラリ(array of razor-sharp teeth)! 「jaw」だけでも危ないのに、「jaws」に挟まれたら、食いちぎられてしまいます! やっぱり、コワいよ!


  • 無駄話」というコワくない意味もあり。「このメルマガは、ジョーズが多いよな」という例文を作ろうとしましたが、ダメ! 「jaw」は「アゴ」→「(くち)」の連想だから、書き言葉には使えません…。


  • 最後に、「ダ~ラン……、ダ~ラン……♪」というジョン・ウィリアムズのテーマ曲は、今や、コワい旋律の代表格となりましたが、ドボルザーク作曲『交響曲第9番~新世界よりSymphony No.9 "From the New World")』(1893年)の第4楽章冒頭フレーズと同じ。

    これ、パクリじゃなく、オマージュですね、きっと! ちなみに「オマージュ」は、英語で「homage(敬意)」と書き、「みっじ」と発音します。


  • さらに最後に、ちょっと使える表現:
    set (誰それの) jaw = 歯を食いしばる
    その例文:
    I set my jaw against the pain, and I walked into the operating room.

    歯を食いしばって痛みに耐え、自分の足で手術室に入った。
    (飛訳:福光潤)


  • またまた最後に(←もう日本語じゃない?)、"High-Tech Hearing Bypasses Ears"(ハイテク聴覚は、耳を迂回する)という2004年のニュース記事より引用しておきます。

    A cell phone handset that lets users listen by pressing it against their jaws is for sale in Japan.

    ユーザーの“ジョーズ”に押しあてて聞くタイプの携帯電話機が、日本で発売中だ。
    (飛訳:福光潤)

    ユーザーが飼っている人喰いザメのジョーズ君にも、GPS機能付きスマホを持たせる時代がきたというのでしょうか? そしたら迫ってきたときに察知できて逃げられる!……って、飼い主が逃げてどうすんねん(-_-;)

    フツーの話に登場する「jaw」は「アゴ」。「their jaws」は「ユーザーたちのアゴ」。アゴに押しあてるタイプの携帯って? そう、2001年に華々しくデビューした骨伝導(こつでんどう)ケータイの説明でした!

    結局、使ったことがなく、使っている人も見たことがありませんでした…。ひょっとしてモバイル開発の黒歴史


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ヒラメキ例文

I set my jaw against the pain, and I walked into the operating room.

歯を食いしばって痛みに耐え、自分の足で手術室に入った。

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参考外部サイト

※禁断の英文法怪説 by 福光 ⇒

名詞(複数)

※文法アレルギーの方の目に付かぬよう、コソコソ解説しています(^^;)



コメント(3件)

福光潤 — 2005年 10月 17日, 18:00

恐ろしい映画です(続編は子供だましばかり…)。
30年たっても褪せません(続編は褪せまくり…)。
ただ、CGを使わない特撮シーンをあざ笑う子供が増えてきたので、
ぜひ、リアルなサメでリメイクしてほしいですね。
でも、リアルなサルでリメイクに失敗した例が…。

motona — 2007年 09月 15日, 00:00

ジョーズと言えば、Jaws of Life という機械があるそうですね。こじあけ機、大破した車などから人を救出するんですって。見てみたいなあ。


motonaさん、ジョーズ情報をどうもありがとうございます! こんな器具があるとは知りませんでした! グーグル画像検索で、見つけてきましたよ⇒Jaws of Life こわいような、かわいいような…。(福光潤 2007年 09月 28日, 17:40)

福光潤 — 2020年 06月 28日, 18:13

コラム最後の骨伝導携帯電話機、今はどうなっているのかな? と調べてみると、耳をふさがずに使用できる「骨伝導イヤホン」なるものが実用化されていますね。
https://amzn.to/3i3NrkB

形は変わっても "High-Tech Hearing Bypasses Ears"(ハイテク聴覚は、耳を迂回する)という見出しが見せてくれた未来は今もリアルに進行中で嬉しい!

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