ホーム 無料メルマガ 日刊タイトル英語 第1000号 007 ノー・タイム・トゥ・ダイ

日刊タイトル英語 第1000号 007 ノー・タイム・トゥ・ダイ

まぐまぐ殿堂入りメールマガジン『日刊タイトル英語』

無料メルマガ『日刊タイトル英語』バックナンバー

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
週刊タイトル英語  2021/10/10 第1000号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
時間のない現代人が覚えておきたい原題!
…………………………………………………


【邦題】

007 ノー・タイム・トゥ・ダイ



【英題】

No Time to Die



【発音】

発音+例文を、音声でどうぞ!
https://title-eigo.com/Database/NoTimeToDie#Hatsuon



【意味】

死ぬための時間がない

死んでいる場合じゃない



【作品】

2021年/イギリス、アメリカ/映画/
 アクション、サスペンス、スパイ
監督:キャリー・ジョージ・フクナガ
原作:イアン・フレミング
出演:ダニエル・クレイグ、
 アナ・デ・アルマス、レア・セドゥ、
 ラミ・マレック、レイフ・ファインズ、
 ナオミ・ハリス、ベン・ウィショー
音楽:ハンス・ジマー
主題歌:ビリー・アイリッシュ
『007シリーズ(The James Bond series)』第25作

★ 予告編動画を見る?
https://title-eigo.com/Database/NoTimeToDie#WatchIt
主題歌MVの2分目等で英題が発音されます。



【コラム】

*『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、
コロナ禍で公開が1年半も延期となった
『007シリーズ』第25作のカタカナ訳邦題です。

その原題となる『No Time to Die』は、
動詞のないフレーズに見えますが、
もとはといえば次のような1文です。


 There is no time to die.
   or
 I have no time to die.

 自分には死んでいる
 時間・暇・余裕などないんだ。


「no time」の直後に「to die」を付けることで、
何をするための時間がないのかを説明しています。


この「to ~」の部分を変えて、
日常的な例文を作ってみましょう。


 There's no time to go to the gym.

 ジムに通う時間がないんだよ。


 I love to sleep but I have no time to sleep now!

 寝るのは大好きだが今は寝ている場合じゃない!


同じ「to ~」でも、
「time」を目的語にとる動詞ならば、
「~するための」ではなく、
「~すべき」と解釈します。

 I have no time to lose.
   or
 There's no time to lose.

 ぐずぐずしている暇(失うべき時間)はない。



*映画と同タイトルの主題歌
『No Time to Die』のサビも、
このタイトル英語でしめくくられます。

♪サビ歌詞引用

   ・
   ・
   ・


…詳しくは専用ページをお読みください♪



【ひとこと】

At last!
The best ever Bond film.
No time to lie.

ということで公開初日に
さっそく観にいってきました!

タイトル英語が登場するのは、
オープニング主題歌と、中盤と大詰めで
Lashana Lynch演じるNomiが言う台詞。

いずれも「No time to die」を
「死ぬときではない」という解釈の
字幕翻訳となっていました。

前に「there is」が付くので
「ときではない」ではないはずですが、
結果的に文脈に合う日本語字幕となっていました。

コラムに劇場での写真を追加しておきます♪
https://title-eigo.com/Database/NoTimeToDie#Column

(福光潤)



スポンサーリンク


無料メルマガ『日刊タイトル英語』登録

日刊タイトル英語まぐまぐ殿堂入り!

語学・資格>英語>初心者向け

★“タイトル英語”~ 映画・音楽・本などの英語タイトルと日本語タイトルをくらべて、手軽に楽しく英語学習! 現役翻訳者・福光潤英検1級TOEIC 955点)と加藤由佳のタイトル英語イスト師弟がトリビアをまじえて英語解説。発音も♪ 福光著書:『翻訳者はウソをつく!』(青春新書)/共著『今日から英語でTwitter つぶやき英語表現ハンドブック』(語研)

発行周期 毎週日曜夕方
マガジンID 0000138615
 |    

『日刊タイトル英語』紹介に戻る




  



↑ ページトップへ