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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日刊タイトル英語 2019/08/25 第926号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 海のシーズンではなく種まきシーズンの歌 ………………………………………………… 【邦題】 シーズ・オブ・ラヴ 【英題】 Sowing the Seeds of Love 【発音】 発音+例文を、音声でどうぞ!→ https://title-eigo.com/Database/SowingTheSeedsOfLove#Hatsuon
【意味】 愛の種を蒔いて(蒔き続けて)いる 愛の種を蒔き続けていれば、なんでも可能になる! 【作品】 1989年/イギリス/音楽/ポップ、プロテストソング 歌・演奏:ティアーズ・フォー・フィアーズ(Tears for Fears) 作詞・作曲:ローランド・オーザバル(Roland Orzabal)、カート・スミス(Curt Smith) 3rdアルバム『シーズ・オブ・ラヴ(The Seeds of Love)』からの1stシングル曲 映画『ワン・デイ 23年のラブストーリー』(2011年)の挿入歌 ★ MV動画を見る?→ https://title-eigo.com/Database/SowingTheSeedsOfLove#WatchIt
※40秒目等で英題が発音されます。 【コラム】 *「seed」で、1粒の種(シード)。 「seeds」で、いくつかまとまった数の種(シーズ)。 「the seeds」で、ある特定種類の(of love)複数個の種。 「sow」は「種をまく」。 「(be) sowing」で「種をまいている」。 「ミシン」は英語で「sewing machine(ソーイングマシン)」ですが、「sew」の意味は「縫う」です。 発音は「sew」も「sow」も、両方とも同じ「ソウ」。 ♪歌詞引用(サビ) And anything is possible when you're sowing the seeds of love なんだって 可能になるのさ 愛の種を まき続けていれば (飛訳:福光潤) *ちなみに収録アルバム名は『シーズ・オブ・ラヴ(The Seeds of Love)』です。今回のシングル曲名『シーズ・オブ・ラヴ(Sowing the Seeds of Love)』と原題が微妙に違っていますね。 たった1語「Sowing」の有無だと侮るなかれ。80s洋楽の商魂たくましさを垣間見ることのできるアルバム&シングル・タイトル英語だと思います。 楽曲では「愛の種をまき続けよう」と歌っていて、その「愛の種」がアルバム名になっています。ということは、このアルバムを買って友達に広めてね~! というマーケティング効果を狙っているようにも思えませんか? *さらにちなみに、1989年9月にアメリカで公開されたアル・パチーノ主演映画『シー・オブ・ラブ』は、フィル・フィリップスのR&B曲『シー・オブ・ラブ』が鍵となる謎の連続殺人事件を描いた作品でした。 この『シー・オブ・ラブ』は、映画タイトルも楽曲タイトルも英題は『Sea of Love』で、「愛の海」という意味。「シー」=「sea」=「海」ですね。 ところが、その前月の1989年8月にイギリスでリリースされたティアーズ・フォー・フィアーズの楽曲タイトルが『シーズ・オブ・ラヴ』。ややこしったらありゃしない! と日本中の洋楽・洋画ファンがみんなひっそりと紛らわしさを感じていたはず! 映画&楽曲『シー・オブ・ラブ』も、楽曲『シーズ・オブ・ラヴ』も、いずれも大ヒットしたので、タイトル英語イストとしては良質なネタが仕入れられたと満足した記憶があります。 『シー・オブ・ラブ』は、海のシーズンに聞く歌。 『シーズ・オブ・ラヴ』は、種まきシーズンに聞くのがよさそうですね。…詳しくは専用ページをお読みください♪
【ひとこと】 我が家で「シード(seed)」といえば、 「オカメインコの主食の殻付き餌」 のことをさします(o^∇^o)ノ (福光)
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