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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日刊タイトル英語 2018/02/12 第899号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ どんな歌が贈られてくるのでしょう? ………………………………………………… 【邦題】 歌の贈りもの 【英題】 I Write the Songs 【発音】 発音+例文を、音声でどうぞ!→ https://title-eigo.com/Database/IWriteTheSongs#Hatsuon
【意味】 ⇒ 私は歌を書く ⇒ 世界中で愛される歌を書くのが私の使命 【作品】 1975年/アメリカ/音楽/ポップ、ボーカル 作詞・作曲:ブルース・ジョンストン 歌:バリー・マニロウ(Barry Manilow) 全米チャート2週連続第1位! ビルボード誌1976年年間ランキング第13位! 1977年度グラミー賞の最優秀楽曲賞を受賞! ★ ライヴ動画を見る?→ https://title-eigo.com/Database/IWriteTheSongs#WatchIt
※39秒目や44秒目等で英題が発音されます。 【コラム】 *いろんなアーティストにカバーされてきた 名曲ですが、特にポピュラーソングを作るの が好きな人にとっては素敵なメタソング (=歌について歌った歌)です。 *タイトル英語『I Write the Songs』 については、「the」が気になります。 もし「write」が習慣・職業をあらわす 現在形なら「I write songs. (作曲家として歌を書いています)」 となるところ。 一方、特定の歌の作曲歴を語るなら過去形で 「I wrote the songs.(それらの楽曲群は 私が書きました)」というべきところ。 そこで歌を聴くと「I write the songs that ~」や「I write the songs of ~」 のように限定部が付くので、先行詞の 「songs」に「the」が付くことに納得します。 ♪歌詞引用 I write the songs that make the whole world sing I write the songs of love and special things I write the songs that make the young girls cry I write the songs, I write the songs 僕が書くのは 世界中のみんなに歌われる歌 僕の歌のテーマは 愛とか特別なこととか 僕が書いた歌に 若い娘たちが涙する そんな歌を僕は書く それが僕の使命 (飛訳:福光潤) *フランク・シナトラは、 『I Sing the Songs』 というタイトルでカバーしています。 職業が曲書きではなく歌手であるために動詞 「Write」を「Sing」に変更していますね。 そもそも『歌の贈りもの』は、ザ・ビーチ・ ボーイズのブルース・ジョンストンが 作曲したもので、バリー・マニロウの作曲 ではありません。でも、バリーも歌を作る人 なので、『I Write the Songs』という タイトルと歌詞に激しく共感したのでしょう。 *ちなみに、『歌の贈りもの』という邦題に ある「贈りもの」を英語にすると「gift」に なります。英語の「gift」は「天職」をも 意味します。そして、英題中の「write」が 現在形で表現するのは「職業」。よって、 原題の味がうまく訳出されているといえますね!…詳しくは専用ページをお読みください♪
【ひとこと】 今朝の夢。 乗り組んでいた漁船のブリッジにいた バリー・マニロウから、 「ビージーズに新曲を書いてあげたから、 彼らに歌唱指導しといてくんない?」 と指示されたので、ビージーズの3人から 譜面を見せてもらいました。 その曲名がコレ。 『Believe in What You May Be』 不確定な未来像でも受け入れていこうよ、 ということかな。暗示的なタイトルですね。 (Googleでフレーズ検索ではヒットなし^^;) (福光)
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