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こんにちは、タイトル英語イストの福光です。 このたび、新しい執筆者をタイトル英語に迎えました。 加藤由佳(かとうゆか)さん、写真家タイトル英語イストです。 ~~~~~~~~ 学習塾の英語講師をしつつ、翻訳者への道を目指し勉強中です。 英語以外にも、中国語とオランダ語を少々、あと双子の妹さんと 一緒に作り上げた「双語」を解することのできるポリグロット!※プロフィール⇒ https://title-eigo.com/Profiles/YukaKato
それでは加藤さん、よろしくお願いします~! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥* 日刊タイトル英語 2016/02/12(金)第807号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥* 世の中は、いろんなプレッシャーであふれています ……………………………………………………………………… 【邦題】アンダー・プレッシャー 【英題】Under Pressure 【発音】 ▼ ▼ アんどぅrぷRェっしゅr (▼を1番強く、▽を2番目に強く、小文字・平仮名は適当に読む) (「r」は舌を巻く) (「Rェ」は、舌を上あごに付けずに、「ゥレ」) ★ 発音+例文を、音声でどうぞ!└→ https://title-eigo.com/Database/UnderPressure#Hatsuon
★ ポッドキャスト版は、こちら! └→ http://www.voiceblog.jp/title-eigo/ 【意味】 [Under] [Pressure] ↓ ↓ ~の下で 圧力、プレッシャー ⇒ 圧力の下で ⇒ 圧力をかけられて、プレッシャーを感じて 【作品】 1981年/イギリス/音楽/ロック 作詞・作曲:Freddie Mercury, Brian May, Roger Taylor, John Deacon, and David Bowie 演奏:クイーン(Queen)+デヴィッド・ボウイ(David Bowie) 歌:フレディ・マーキュリー(Freddie Mercury)、デヴィッド・ボウイ 収録アルバム:クイーン『ホット・スペース(Hot Space)』 全英チャート第1位! ★ PV動画を見る?└→ https://title-eigo.com/Database/UnderPressure#WatchIt
フレディ・マーキュリー追悼コンサート時のボウイと アニー・レノックス(Annie Lennox)によるライブ映像も! 【コラム】 ⇒ なんと、デヴィッド・ボウイが「新聞に載っていた単語を 適当に集めて作った」という奇跡の(?)歌詞を持つ一曲。 クイーンのベース担当ジョン・ディーコン(John Deacon) による独特なベースラインをもとに、凝りに凝りながら、 そしてときには壮絶な喧嘩を繰り広げながら生み出した メロディーと演奏のことを考えると、少々意外です。 ⇒ さて、曲名の「under pressure」というフレーズ、 いろいろな意味を持つようです。 例えば同曲の歌詞であれば、 ♪歌詞引用↓ Pressure pushing down on me Pressing down on you, no man ask for Under pressure that burns a building down Splits a family in two Puts people on streets 圧力が僕の、君の肩にのしかかってくる 誰も望まないというのに 建物を焼き尽くし 家族を真二つに引き裂き 家なき人々を生み出す圧力の下に 僕らはいるのだ (加藤による恐る恐るの試訳) 民衆に対する政治的な意味合いでの「圧力」ということでしょうか。 そう言えば、同曲『Under Pressure』の元々のタイトルは 『People on the Street(加藤による直訳:路上の民衆)』でした。 (でも、これが「新聞からの寄せ集めです☆」 なんて言うんだからなあ・・・) ⇒ また、「Under Pressure(アンダー・プレッシャー)」は 日本語読みの通り「プレッシャーを感じている」という意味にもなります。 例えば、 I feel choked under pressure. プレッシャーで窒息しそう。 とか。 ⇒ 他にも、「何者かに強く迫られている」という意味で、 The international community is under pressure to improve the situation. 国際社会はその状況の改善を迫られている。 という例文も。 ⇒ さらに、「物理的な圧力を加えられている」という意味で、 That balloon explodes under pressure. その風船は圧力を加えられると爆発する。 といった表現もあります。 「under pressure」という2語のみから成るイディオムとはいえ、 意味がたくさんあって奥が深いですね。 【ひとこと】 クイーンとデヴィッド・ボウイによるこの『アンダー・プレッシャー』、 ライブでの共演は一度もなかったそうです。 お互いに過密スケジュールで予定が合わなかったのが原因だとか。 でも、1985年に行われたアフリカ飢餓救済のためのイベント Live Aid(ライブ・エイド)には双方出演しているんですよね (共演すればよかったのに・・・)。 しかも、同ライブでクイーンの後に登場したのはボウイだった という説も(それなら、なおさら共演すればよかったのに・・・!!)。 ライブだとフレディの高音が出ないからではないかな、と思いますが。 さて、フレディの追悼コンサートのときに『アンダー・プレッシャー』を 歌ってくれたデヴィッド・ボウイ、彼も2016年1月にこの世を去りました。 「ボウイは火星に(Life on Mars?)、フレディはその名前の通り水星 (Mercury)に帰ってしまったなあ」と、不謹慎ながら思います。 Rest in peace, our hero and champion...本日のタイトル英語は、専用ページで詳しく復習できます♪
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