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日刊タイトル英語 第671号 人生を変える80対20の法則

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1冊の本を“4枚の図解”で表します。だから“4コマ図解”!

年間50冊ペースで、1000冊の図解化にチャレンジします。
(20年かかるけど・・・)

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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥*
日刊タイトル英語        2008/01/28(月)第671号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥*
       努力をしないように努力します!?
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【邦題】人生を変える80対20の法則


【英題】The 80/20 Principle: The Secret of Achieving More with Less


【発音】
      ▼       ▼      ▼
    £ぃエいてぃーとぅウェんてぃーぷRィんすぃぽー

       ▼          ▼
    £ぁスィーくrぃっとぅvぁチーvぃん(ぐ)

    ▼     ▼
    モーrうぃ£レす

    (▼を強く、小文字・平仮名は適当に読む)
    (「£ぃ」は、舌が上の歯の裏1mm上空で、「ずぃ」と「でぃ」の間)
    (「Rィ」は、舌を上あごに付けずに、「ゥリ」)
    (「£ぁ」は、舌が上の歯の裏1mm上空で、「ざ」と「だ」の間)
    (「rぃ」は、舌を上あごに付けずに、「ぅり」)
    (「vぁ」は上の前歯を下唇の内側に当てて、震わせながら「ヴぁ」)
    (「vぃ」は上の前歯を下唇の内側に当てて、震わせながら「ヴぃ」)
    (「r」は舌を巻く)
    (「£」は、舌が上の歯の裏1mm上空で、「ず」と「どぅ」の間)

  ★ 福光の発音+ヒラメキ例文を、音声でどうぞ!
     └→ https://title-eigo.com/Database/The8020Principle#Hatsuon

  ★ ポッドキャスト版(音声ブログ)は、こちら!
     └→ http://www.voiceblog.jp/title-eigo/


【意味】

    [The]    [80/20]  [Principle]
     ↓      ↓     ↓
    (法則名や   80:20   法則
     術語を示す)

    [The Secret of] [Achieving] [More]  [with] [Less]
     ↓        ↓      ↓    ↓   ↓
     ~の秘訣     達成する   より多量 ~で  より少量

  ⇒ 80対20の法則~より少ない労力でより多くの成果を得る秘訣

  ⇒ 80対20の法則~最小限の努力で最大限の効果を得る秘訣


【作品】

    1997年/イギリス/本/自己啓発、ビジネス、人生、成功
    著者:リチャード・コッチ(Richard Koch)
    翻訳:仁平和夫


【コラム】

  ⇒ 「80対20」という比は、英語でも「80:20」と書きますが、

    おそらく「(the ratio of) 80 to 20」と読まれるだろうし、

    「to」=「トゥー」が、数字「two」っぽくて紛らわしいし、

    タイトルに入れるには、言いにくいので「to」はカ~ット!


    というワケかどうか知りませんが(笑)、

    「80/20(eighty-twenty)」と読ませています。


  ⇒ 経済用語の「パレートの法則(the Pareto principle)」は、

    「80:20の法則」として、一般現象にも応用されている思考法。


    「売上高の8割は、全従業員の2割が生みだす」

    「利益の8割は、2割の顧客がもたらす」

    「成果の8割は2割の時間で得られる」


    というように、

    「全体の結果は、実は、ほんの一部のおかげなんです!」

    という理論。


    本書では、この法則を、人間関係からレジャーにまで応用して、

    著者のリチャード・コッチは、あっちこっちでこの理論を提唱。


    『人生を成功させるための「80対20」革命!
             (The 80/20 Revolution)』(2002年)

    『楽して、儲けて、楽しむ 80対20の法則 生活実践篇
             (Living the 80/20 Way)』(2004年)


    という続編が出ています。

    まるで映画3部作みたい!


  ⇒ 前に、ハリポタの原題が英米で違うという話をしましたが、

    本書の副題も、英米で少し違いがあります。


   ・イギリス(Nicholas Brealey Publishing 刊)

    ⇒ The Secret of Achieving More with Less
           ^^
      =より少ない労力でより多くの成果を得る秘訣


   ・アメリカ(Doubleday 刊)

    ⇒ The Secret to Success by Achieving More with Less
           ^^^^^^^^^^
     =より少ない労力でより多くの成果を得ることで成功する秘訣
                        ^^^^^^^^^^^^^^

    まどろっこしい和訳ですが、

    「成功への秘訣! 最小限の努力で最大限の効果をゲット~!」←┐
                                  │
    と、自己啓発・成功哲学系ダイスキ読者にとって、       │
                                  │
    ノリノリなリズムのタイトルではないでしょうか?       │
                                  │
    「secret」とくれば「to success」でなくっちゃ!       │
                                  │
    という回路が、アメリカ英語にあると思われます。       │
                                  │
                                  │
  ⇒ おっと。                          │
                                  │
    いま、「最小限の~最大限の~」と書きましたが、―――――――┘

    英題は、「more with less」でしたね。

    「most with least」ではありません。


    努力を少なくすればするほど(with less effort)、

    それにつれて成果が上がる(achieving more results)、

    と言われたほうが、この夢の理論を実践してみたくなりませんか?

    壁に貼った成績表の折れ線グラフが右上がりになるイメージです。

    キーワードは、「みるみるうちに」「やればやるほど」「着実に」。


    いっぽう、「most with least」だと、

    努力がいちばん少ない人が、いちばん成功するのはなぜ?

    といった秘密(これも「secret」)が書かれていそうなイメージです。

    (フクミツの勝手なイメージかもしれませんが…)


  ⇒ リチャード・コッチは、着実な成功の過程を重視するために、

    「more」と「less」を愛用しているみたいですよ。

    上記3作目の『Living the 80/20 Way』の副題は、

    「Work Less, Worry Less, Succeed More, Enjoy More」です!
        ^^^^     ^^^^     ^^^^    ^^^^

  ⇒ ちなみに、邦題の枕詞「人生を変える」は、結果重視ですね。

    「着実に」じゃあ、まどろっこしいったらありゃしないから、

    さっさと「最小限の努力で最大限の効果」を教えろ的な響き。

    (フクミツの勝手なイメージかもしれませんが…)


【ひとこと】

    このメルマガの重要事項も2割。

    8割は、ムダ口というか脱線話。

    でも、その8割があるからこそ、

    2割が心に刻まれるのでしょう。


    ビバ! 80対20の法則!
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     │   \(^^)/
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     └→ 「ビバ」=「viva」=「(イタリア語で)万歳」
     
         (本文とは一切カンケーありません ーー;)


    ちなみに“80対20の法則”って、

    図解して考えると理解しやすい?


    と思ったので、冒頭で紹介した、

    『4コマ図解・読書録゛』にて、

    近日とりあげてもらえるように、

    つねさんにお願いしておきます!

    よろすくですぅ。m(^^)m



    本日のタイトル英語は、専用ページで詳しく復習できます♪



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