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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥* 日刊タイトル英語 2007/12/18(火)第663号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥* このタイトル、頭かくさず尻かくしてまっせ! ……………………………………………………………………… 【邦題】ラブ・アクチュアリー 【英題】Love Actually 【発音】 ▼ ▼ ラーVァくちゅをりー (▼を強く、小文字・平仮名は適当に読む) (「vァ」は上の前歯を下唇の内側に当てて、震わせながら「ヴァ」) ★ 福光の発音+ヒラメキ例文を、音声でどうぞ!└→ https://title-eigo.com/Database/LoveActually#Hatsuon
★ ポッドキャスト版(音声ブログ)は、こちら! └→ http://www.voiceblog.jp/title-eigo/ 【意味】 [Love] [Actually] ↓ ↓ 愛 実は ⇒ 愛。。。実は。。。 ⇒ 愛って、ぶっちゃけ、どこにでもある! 【作品】 2003年/イギリス、アメリカ/映画/ ロマンティック・コメディ、ヒューマン 監督・脚本・製作総指揮:リチャード・カーティス(Richard Curtis) 音楽:クレイグ・アームストロング(Craig Armstrong) 出演:ビル・ナイ(Bill Nighy) ヒュー・グラント(Hugh Grant) エマ・トンプソン(Emma Thompson) アラン・リックマン(Alan Rickman) リーアム・ニーソン(Liam Neeson) キーラ・ナイトレイ(Keira Knightley) コリン・ファース(Colin Firth) ローワン・アトキンソン(Rowan Atkinson) ビリー・ボブ・ソーントン(Billy Bob Thornton) マーティン・フリーマン(Martin Freeman) 【コラム】 ⇒ 映画の冒頭シーン。 ヒースロー空港での人間模様。 ナレーションとともに浮かぶ英文。 ┌――――――――――――――――┐ │ │ love actually is all around │ │ └――――――――――――――――┘ 意味は、 [love] [actually] [is] [all around] ↓ ↓ ↓ ↓ 愛は 実は 存在する いたるところに ⇒ しばらくたつと、 右の3つ単語がフェードアウトし、 これだけがスクリーンに残されます…。 ┌――――――――――――――――┐ │ │ love actually │ │ └――――――――――――――――┘ タイトル、頭かくさず尻かくす。。。 この2単語「愛って、実は…」にリードされ、 名優総出の男女19人が、恋模様を織りなします! [love] [actually] [...(see the following story)] ↓ ↓ ↓ 愛は 実は …(以下、この物語をご覧あれ) ⇒ 中途半端なタイトル英語の狙いは、 「is all around」という部分を、 実際にあなたの目でご覧ください、 と、続きを映像に託すためですね。 ほら、 愛は、いたるところにあるでしょ? って。 ⇒ 途中でも、歌手ビリーが歌うクリスマスソングに、 ♪ love actually is all around という歌詞がでてきます。 お聞き逃しのないように! ⇒ ちなみに、映画の宣伝コピー(taglines)では、 It's all about love...actually. 全エピソードで、愛がテーマになってるよ… いや、コメディだけど、マジ、愛だってば! (飛訳:福光) タイトルとは違う位置にありますが、意味は同じで、 「actually」=「in fact(本当は、実際は)」です。 そして、そのココロは? ★どんでん返し★ ⇒ たとえば: ガリガリ体型のA男くんが、こう言うと…? Actually, I've got a black belt. 実は、黒帯もってんねん。 (→ く、黒帯やってぇ~?!) 予想をはるかに裏切られ、ビックリします! どうせネタやろ? その黒いベルトのことちゃうん? と突っ込むと、 Actually, it's true. 実は、ホンマやねん。 (→ げ、マジかいなぁ~?!) と、裏切られつづけます。 これは、私たちが、A男くんがガリガリで弱そうだと、 外見だけで予想し、決めつけてしまっているためです。 ⇒ 勝手に予想しちゃって、決めつけちゃってる人たちに、 予想に反する事実に対しての衝撃を和らげてあげつつ、 信頼関係を大きく左右することもあるクッション言葉。 「actually」 ∥ 「まさかと思うかもしれないけど、実は」 ∥ ★どんでん返し!★ ∥ 「ぶっちゃけ」 ⇒ まとめ: 『ラブ・アクチュアリー』 ~ Love Actually ~ 愛って、ぶっちゃけ… (…映画、見てね!^^) 【ひとこと】 せっかくなんで、ひとつ、ぶっちゃけてみます! 今の学校英語では、教科書は「Hi!」から始まり、 ネイティブの先生と英会話ができるそうですが、 自分の場合は、「This is a pen.」が原点です。 感情のない、ロジカルシンキングな世界の中で、 英語教育をされてきたので、映画を字幕なしで! 英会話ペラペラになる! などといった目標は、 達成することが全く保証されていませんでした。 ぶっちゃけ、今でも娯楽映画は字幕が必要です。 Actually, ぶっちゃけ、英会話をする機会すらありません。 Actually, ぶっちゃけ、翻訳の仕事も研鑽を積む毎日です。 Actually, ぶっちゃけ、一生、英語学習者でいる覚悟です。 Actually, ぶっちゃけ、英検1級でも、英語は不自由です。 Actually, でもね、昔から実践している秘訣があるんです。 そのおかげで、いわゆる“英語がデキル人”の 仲間にくわわり、英語ライフを楽しんでいます。 その秘訣とは? あ、ぶっちゃけ、教材の広告とかじゃないです。^^; たいした秘訣じゃないんですけど、 ジラさせてください(笑)。 次号の【ひとこと】に続く。本日のタイトル英語は、専用ページで詳しく復習できます♪
【次号予告】 クリスマス関連タイトル、いきたいと思います。 お楽しみに!
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