無料メルマガ『日刊タイトル英語』バックナンバー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥* 日刊タイトル英語 2006/10/06(金)第635号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥* からみあうコードを、ほどいてみよう! ……………………………………………………………………… 【邦題】ダ・ヴィンチ・コード 【英題】The Da Vinci Code 【発音】 ▼ ▽ £ぁだVィんちぃコうどぅ (▼を1番強く、▽を2番目に強く、平仮名は適当に読む) (「£ぁ」は、舌が上の歯の裏1mm上空で、「ざ」と「だ」の間) (「vィ」は上の前歯を下唇の内側に当てて、震わせながら「ヴィ」) ★ 福光の発音+ヒラメキ例文を、音声でどうぞ!└→ https://title-eigo.com/Database/TheDaVinciCode#Hatsuon
★ ポッドキャスト版(音声ブログ)は、こちら! └→ http://www.voiceblog.jp/title-eigo/ 【意味】 [The] [Da Vinci] [Code] ↓ ↓ ↓ ある特定の ダ・ヴィンチ 暗号(記号体系) ⇒ レオナルド・ダ・ビンチが作品に込めた暗号(記号体系) 【作品】 2003年/アメリカ/本/小説、ミステリー 著者:ダン・ブラウン(Dan Brown) 翻訳:越前敏弥 2006年/アメリカ/映画/ミステリー、アドベンチャー、スリラー 上記小説の映画化作品 監督:ロン・ハワード(Ron Howard) 出演:トム・ハンクス(Tom Hanks)、 オドレイ・トトゥ(Audrey Tautou)、 ジャン・レノ(Jean Reno)、 イアン・マッケラン(Ian McKellen) ほか あらすじ:ある日、ルーヴル美術館の館長が殺された。 彼が残した暗号は、歴史をゆるがす大きなミステリーへと発展。 宗教象徴学の権威であるロバート・ラングドン教授と、 暗号解読官ソフィー・ヌヴーが、生死をかけて真実を追い求める! 【コラム】 ⇒ 本書の翻訳で、「ダ・ヴィンチ」の日本語表記が定着しましたが、 ^^^^^^^^^^^^ 「ダ・ビンチ」でも、「ダビンチ」でも、まったくかまいません。 ⇒ フルネームは「レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo da Vinci)」。 ^^^^^^^^ イタリア語で、「ヴィンチ村のレオナルド」という意味だそうです。 ^^^^^^^^ ハワイの「Tanaka of Tokyo」という日本食焼肉店と同じ感覚です。 ⇒ さて、今日のポイント「コード」を解読してみましょう! 完全に日本語化している「コード」ですが、 実は、この「コード」、3種類の英語スペルがあります! ┌―――┬――――――――┬――――――――――――――――――┐ │ │ │ │ │(1)│ code │ 暗号、記号体系、条例、決まりごと │ │ │ │ │ ├―――┼――――――――┼――――――――――――――――――┤ │ │ │ │ │(2)│ cord │ ヒモ、電気コード │ │ │ │ │ ├―――┼――――――――┼――――――――――――――――――┤ │ │ │ │ │(3)│ chord │ 和音のコード │ │ │ │ │ └―――┴――――――――┴――――――――――――――――――┘ (4) (オマケ)高度 高さの度合い、ギャグのハイレベルさ ⇒ 「r」の入っていない(1)は、舌を巻かずに「コウドゥ」と発音。 舌を巻く「r」入りの(2)(3)と区別できますね。 ⇒ 「暗号」という単語は他にもありますが、今回の「(1)code」は、 「コミュニケーションにおけるシグナルやシンボルのシステム」 などと、英英辞書では説明されています。 「暗号」だなんて、一言で語っている場合じゃないんです! キリンビールの麒麟の絵に、「キ」「リ」「ン」の文字を発見し、 喜んでいる場合でもないんです(暗号じゃないか、コレ)! モールス信号(Morse code)も、消防条例(the fire code)も、 ドレスコード(dress code;服装の規準)も、 録画予約のGコード(G-code)も、 情報をあなたに伝えたくて、 記号群をシステム化(体系化)したもの。 ちなみに、「ブレーキランプ5回点滅」で「アイシテル」と あなたに伝えるのは、体系化されていない合図であって、 「サイン(sign)」と言います。 ⇒ では、邦題のミステリー。 『ダ・ヴィンチ・コード』の邦題訳で消された「The」の意味は? ダ・ヴィンチが作品中に盛り込んだと言われている、 2000年の歴史とともに体系化された記号群がテーマ。 他の暗号とは一線を画しているという意味において、 「The(ある特定の)」が付いた「Code」なんです。 ⇒ 最後は、ことわざ風にシメましょう! The Code was not built in a day! コードは一日にして成らず! 【ひとこと】 ⇒ 台風一過の青空です!(風が強いけど) 長らく、「台風一家」だと、勘違いしていました。 英語の「typhoon」も日本語の「台風」が起源だと、これまた勘違い。 ギリシャ語の「烈風(typhon)」 ↓ 中国語の「大風(dafeng)」 │ ┌―――――┴―――――┐ ↓ ↓ 日本語の「台風」 英語の「typhoon」 ですよ…って、つい最近も書いたような記憶が…。 では、よい週末を!!本日のタイトル英語は、専用ページで詳しく復習できます♪
【ご意見・ご質問・リクエスト】 このメルマガに「返信」すれば、福光に直接届きますよ♪ まぐまぐ読者さんの本棚に、お薦めいただくのも大歓迎♪ └→ http://www.mag2.com/wmag/osusume/toukou.html (このメルマガは「日刊タイトル英語 (ID: 0000138625)」) ご紹介くださったら、紹介したで~とメールくださいね♪ たっぷり、感謝させていただきます。\(^^)/ 【次号予告】 次号は、今週の復習ですよ! お楽しみに!
スポンサーリンク
無料メルマガ『日刊タイトル英語』登録
日刊タイトル英語 |
語学・資格>英語>初心者向け | ||||
★“タイトル英語”~ 映画・音楽・本などの英語タイトルと日本語タイトルをくらべて、手軽に楽しく英語学習! 現役翻訳者・福光潤(英検1級&TOEIC 955点)と加藤由佳のタイトル英語イスト師弟がトリビアをまじえて英語解説。発音も♪ 福光著書:『翻訳者はウソをつく!』(青春新書)/共著『今日から英語でTwitter つぶやき英語表現ハンドブック』(語研) | |||||
毎週日曜夕方
|
0000138615
| ||||