ホーム 無料メルマガ 日刊タイトル英語 第765号 平和を我等に

日刊タイトル英語 第765号 平和を我等に

まぐまぐ殿堂入りメールマガジン『日刊タイトル英語』

無料メルマガ『日刊タイトル英語』バックナンバー

またまた『イーニー・ミーニー』を中断して、

明日6/12(土)20時 NHK BShi ハイビジョン特集の準備で~す♪
              ↓
『フロンティア ▽ジョン・レノンの魂 ~アーティストへの脱皮~』

 └→ http://www.nhk.or.jp/frontier/archives/20100612.html

            (オノ・ヨーコさん役には森尚子さん!)



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥*
日刊タイトル英語        2010/06/11(金)第765号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥*
        密売人(give)の手は2本
………………………………………………………………………


【邦題】平和を我等に



【英題】Give Peace a Chance



【発音】
    ▼ ▼   ▼
    ギvピーさチャんす

    (▼を1番強く、小文字・平仮名は適当に読む)
    (「v」は、上の前歯を下唇の内側に当てて、震わせながら「ヴ」)

  ★ 福光の発音+ヒラメキ例文を、音声でどうぞ!
     → https://title-eigo.com/Database/GivePeaceAChance#Hatsuon



【意味】

    [Give]  [Peace]  [a Chance]
     ↓    ↓    ↓
     与える……~に………~を
     ↓    ↓    ↓
     ↓    平和   チャンス
     ↓    ↓    ↓
     └┬―――┴――――┘
      └→平和にチャンスを与える

  ⇒ 平和にチャンスを与えなさい!

  ⇒ 平和にチャンスを与えよう!



【作品】

    1969年/イギリス/音楽/ロック、フォーク、プロテスト・ソング
    歌・演奏:プラスティック・オノ・バンド(Plastic Ono Band)
    作詞・作曲:John Lennon / Paul McCartney
    ビートルズ在籍時にリリースした、ジョン・レノンのソロ曲で、
    ポールとの連名クレジットですが、実際はジョンの曲です。
    ベトナム戦争の時代で、いわゆる反戦歌。
    全英チャート最高第2位、全米チャート最高第14位! 

  ★ PV動画を見る?
     → https://title-eigo.com/Database/GivePeaceAChance#WatchIt



【コラム】

  ⇒ 「give(与える)」には、密売人の手が2本あります。

    まず、左手で相手をガシッとつかまえ、引き寄せます。

    そして、右手でブツをその相手にそっと引き渡します。


    両手パターン
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ┌─────┐に
        │     ∩
      ┌─┴─┐ ┌─┴─┐ ┌───┐
  (--〆)│ give │ │相 手│←│ブ ツ│ 相手にブツを与える
      └─┬─┘ └───┘ └─┬─┘   ~~  ~~
        │           ∪
        └───────────┘を


    手があるので、「to」や「for」などの力を借りずに、

    相手とブツを、つなぎとめておくことができるのです。


    もし相手がいなくて、指定場所にブツを置くだけなら、

    「to 相手」と書いておいてあげよう(片手はお休み)。


    片手パターン
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ┌─────┐を
        │     ∩
      ┌─┴─┐ ┌─┴─┐ ┌───┐
  (--〆)│ give │ │ブ ツ│to│相 手│ 相手にブツを与える
      └───┘ └───┘ └───┘   ~~  ~~
                 に


    で、本日のタイトルは、相手が人じゃないので、

    分かりにくいですが、前者の両手パターンです。


        ┌─────┐に
        │     ∩
      ┌─┴─┐ ┌─┴─┐ ┌────┐
  (--〆)│ give │ │peace │←│a chance│ 平和に機会を与える
      └─┬─┘ └───┘ └─┬──┘   ~~  ~~
        │           ∪
        └───────────┘を



  ⇒ ちなみに、【意味】欄で「与えよう」と書きました。

    「Give」始まりの文なので、普通は「与えなさい」。

    でも、これは、反戦を訴えるメッセージソングです。

    君にも、彼にも、彼女にも、自分にまでも呼びかけ、

    結局、「Let's give~」のように、歌っていますね。



  ⇒ ♪歌詞引用(サビ)

      All we are saying is give peace a chance
      ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
         ↓  ↓
      僕らが言っているのは、平和にチャンスを! ってことだけさ
      ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~           ~~~~~~~~~~~~~~

    波線部の直訳は、「私たちが言っていることのすべては~です」。

    言い換えると、「We are only saying "Give peace a chance"」。



  ⇒ 最後に、『平和を我等に』という邦題について。

    この日本語を英語にすると、「Give us peace」。

    平和が「ブツ」となり、我等に平和をよこせ、と。

    言いたいことは同じですが、邦題は「平和」をモノ扱い。

    英題では「平和」をヒト扱いしていて、

    「立て! 立つんだ! ピース!」と、

    明日のピースを応援している感じです。



【ひとこと】

    みんなにチャンスを与える!=Give everyone a chance!

    といえば、チャンス☆コーディネーター秋田英澪子さん!

    拙著『翻訳者はウソをつく!』の出版記念パーティーを

    企画主催してくださり、当日会場から様々なチャンスが、

    生まれるのを目の当たりにしましたが、その秋田さんが、

    先月、チャンスを引き寄せる秘訣の本を出版されました♪


            ☆──────────────────☆
            │                                    │
            『チャンスは人からもらいなさい』
              → http://amzn.to/bf7NrK
            │                                    │
            ☆──────────────────☆


          ↓ボクの心が動いた箇所↓

    ・チャンスが舞い込む人のツボ     [19ページ]
    ・魔法の言葉「嬉しいです」      [38ページ]
    ・能ある爪は隠しきれない      [110ページ]
    ・「もう一度が人の心を動かす」   [127ページ]
    ・「一期二会」           [130ページ]
    ・メモ魔にチャンスはやってくる   [139ページ]
    ・私は逃げません          [162ページ]
    ・情報とチャンスをツイッターでつかむ[166ページ]


    ジョン・レノンのチャンスも、秋田さんのチャンスも、

    ホント、ちょっと意識を変えるだけで可能なんですね。
    チャンスは人からもらおう! http://amzn.to/bf7NrK


    本日のタイトル英語は、専用ページで詳しく復習できます♪



スポンサーリンク


無料メルマガ『日刊タイトル英語』登録

日刊タイトル英語まぐまぐ殿堂入り!

語学・資格>英語>初心者向け

★“タイトル英語”~ 映画・音楽・本などの英語タイトルと日本語タイトルをくらべて、手軽に楽しく英語学習! 現役翻訳者・福光潤英検1級TOEIC 955点)と加藤由佳のタイトル英語イスト師弟がトリビアをまじえて英語解説。発音も♪ 福光著書:『翻訳者はウソをつく!』(青春新書)/共著『今日から英語でTwitter つぶやき英語表現ハンドブック』(語研)

発行周期 毎週日曜夕方
マガジンID 0000138615
 |    

『日刊タイトル英語』紹介に戻る




  



↑ ページトップへ