ホーム 無料メルマガ 日刊タイトル英語 第757号 地獄の黙示録

日刊タイトル英語 第757号 地獄の黙示録

まぐまぐ殿堂入りメールマガジン『日刊タイトル英語』

無料メルマガ『日刊タイトル英語』バックナンバー

 \│/ ┏…┓┏━┓┏…┓┏━┓┏…┓┏━┓ \│/
 ─☆─ ┃タ┃┃イ┃┃ト┃┃ル┃┃英┃┃語┃ ─☆─
 /│\ ┗━┛┗…┛┗━┛┗…┛┗━┛┗…┛ /│\


  こんにちは! タイトル英語イストの福光でっす♪

  デニス・ホッパーの訃報に『イージーライダー』を

  真っ先に思い浮かべましたが、Twitterばやりの今、

  やはり、コレをとりあげるべきだろうと思いました。

  では、メルマガ配信なう! メルマガスタートなう!



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥*
日刊タイトル英語        2010/06/01(火)第757号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥*
        地獄の黙示録…なう?!
………………………………………………………………………


【邦題】地獄の黙示録



【英題】Apocalypse Now



【発音】
     ▼     ▼
    あパくりぷす ナお

    (▼を強く、平仮名は適当に読む)

  ★ 福光の発音+ヒラメキ例文を、音声でどうぞ!
     └→ https://title-eigo.com/Database/ApocalypseNow#Hatsuon

  ★ ポッドキャスト版(音声ブログ)は、こちら!
     └→ http://www.voiceblog.jp/title-eigo/



【意味】

    [Apocalypse] [Now]
     ↓      ↓
     黙示録    今の

  ⇒ 今の黙示録

  ⇒ 現代版・黙示録



【作品】

    1979年/アメリカ/映画/
     ヒューマン、戦争、狂気、ベトナム戦争
    製作・監督:フランシス・フォード・コッポラ
          (Francis Ford Coppola)
    原作:ジョセフ・コンラッド著『闇の奥』
    出演:マーロン・ブランド(Marlon Brando)
       マーティン・シーン(Martin Sheen)
       ロバート・デュヴァル(Robert Duvall)
       デニス・ホッパー(Dennis Hopper)
       ハリソン・フォード(Harrison Ford)
       スコット・グレン(Scott Glenn)

  ★ 予告編動画を見る?
     └→ https://title-eigo.com/Database/ApocalypseNow#WatchIt



【コラム】

  ⇒ 「apocalypse」というと、宗教的な「黙示録」がまず思い浮かび、

    「apocalypse」と発音すると、アルパカやカルピスが思い浮かぶ。

    正直、そこから先へは何も連想できません…(笑)


    そこで、いろいろ調べてみました(約15分)。


    「the Apocalypse」とすると、聖書の『ヨハネの黙示録』。


    小文字の「apocalypse」では「啓示」や「広範囲の惨事」。


    あと、ギリシャ語の「覆いを取る」という言葉が起源です。


    『ランダムハウス英語辞典』の3番目の定義では、

   > 【3】(黙示文学の)啓示,黙示:特に最終的には神の力が
   > 悪なる力に勝利する形となる世の大変動についての天啓


    つまり。。。


    今まで隠されてきた人間の理解を超えることが

    選ばれし者に明かされ、良い世界に向かうこと。


    映画では。。。


    ベトナム戦争の無意味な継続という“欺瞞”が、

    カーツ大佐に明かされ、彼を狂気へと駆り立て、

    さらに、ウィラード大佐へと受け継がれていく。


    また、観客の理解を超えたこのコッポラ映画が、

    “カルトムービー”と呼ばれ、後世に残ること。


    こんな解釈でよろしいでしょうか?(^^;)



  ⇒ 本来、「now」は前につくべき形●詞なのですが、

    ここでは、格式ばって、後ろにおかれています。

    『ナウい黙示録』より『現代版・黙示録』です。


    ちなみに、「いま」という副●だと解釈すれば、

    いま黙示の日(世界の終末)が訪れた! とも?


    下の文では、後者の「now」が「watching」にかかる副●です。


    I'm watching the movie "Apocalypse Now" now.

    映画『地獄の黙示録』を見てるなう。


    ひとことブログのTwitterでは、末尾に「~なう」

    と日本語で言うことで、「いま~」を意味します。



  ⇒ ボクが見たのは、53分の未公開映像が追加された

    『地獄の黙示録・特別完全版』(2001年)の方です。

    200分を超えるあまりにもの長さで途中ダレましたが、

    原題も『Apocalypse Now Redux』と長くなっています。


    「~ redux」は、やはり後ろに置くタイプの形●詞で、

    「帰ってきた~」というおおげさな意味で使います。

    ラテン語由来で堅苦しい感じがしますね。


    ちなみに、カラオケのシダックスの正式な表記は「SHiDAX」。

    と言うと、脱線が長くなる予感がするので、この辺でシメ!



【ひとこと】

    DVDで映画を見るときは、いつもタイトル英語メモをとります。

    『地獄の黙示録』でもメモした記憶があるのに見当たらず(^^;)

    確か、奥地で「Apocalypse Now」という落書きがあったような。


    お時間のある方は、経済誌のパロディーをお楽しみくださいね。

     └→ 「エコノミスト2010年5月1日号の表紙が凄い」

         http://ameblo.jp/ue24445/entry-10524287817.html


    本日のタイトル英語は、専用ページで詳しく復習できます♪



スポンサーリンク


無料メルマガ『日刊タイトル英語』登録

日刊タイトル英語まぐまぐ殿堂入り!

語学・資格>英語>初心者向け

★“タイトル英語”~ 映画・音楽・本などの英語タイトルと日本語タイトルをくらべて、手軽に楽しく英語学習! 現役翻訳者・福光潤英検1級TOEIC 955点)と加藤由佳のタイトル英語イスト師弟がトリビアをまじえて英語解説。発音も♪ 福光著書:『翻訳者はウソをつく!』(青春新書)/共著『今日から英語でTwitter つぶやき英語表現ハンドブック』(語研)

発行周期 毎週日曜夕方
マガジンID 0000138615
 |    

『日刊タイトル英語』紹介に戻る




  



↑ ページトップへ