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    ゾクゾクと英語発音イストを輩出中!
         ~~~~~~↓~~~~~~
         いま考えた名称(笑)

    双方向システムで、学習の主導権は、

    先生ではなくて、あなたの方にあり!

    プレゼントのUSBヘッドセットを頭に、

    この春からあなたも英語発音イスト!

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    本日夜〆切!(;゜(エ)゜) アセアセ!

    福光の推薦文も、ぜひお読み下さい!



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日刊タイトル英語        2009/02/26(木)第742号
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        《ひとくちタイトル英語》
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【邦題】おくりびと

    (2008年/日本映画/監督:滝田洋二郎

      出演:本木雅弘、広末涼子、山崎努

      アカデミー賞外国語映画部門受賞!)



【英題】Departures



【意味】

  ⇒ 数々の旅立ち(=死)



【つけたし】

  ⇒ 「depart」は、「出発する」という意味。


     depart from the Galaxy for Iskandar

     銀河を発って、イスカンダルへ向かう


    これに「-ure」を付けると、

    空港などでよくみかける単語になります。


     departure 出発 ←→ 到着 arrival
     ~~~~~~~~~ [[~福光潤]] 2009年 03月 20日, 12:35

    さらに「-s」を付けた「departures」は、

    いくつもの「出発」が起こるということ。



  ⇒ アカデミー賞に輝いた邦画『おくりびと』では、

    故人を見おくる場面で織りなされる人間模様が、

    納棺師である主人公の視点から描かれています。


    “納棺師”という職業は、はじめて知りました。

    死者の遺体を清めて、棺に納めるという仕事で、

    つまり、あの世への“旅立ち”のお手伝いです。
              ~~~~~~

    映画に登場するいろんな人たちの“旅立ち”が、

    『Departures』という英題で表現されています。



  ⇒ 「depart」=「あの世へ旅立つ=死ぬ」となり、

    「departed」は、遠まわしに「dead」を指して、

    「故人の」となります。

    (ふつう故人には「late」をつけます)


    でも、そこから派生した単語「departure」は、

    「死」の意味では、もう今は使われていません。


    比ゆ的に「別れ」「死」を意味する単語ですが、

    あくまで、ポジティブな出発のイメージがあり、

    残された人も、別れの場に毅然として臨めます。


    「おくりびと」という日本語名もステキですし、

    場面にフォーカスした「Departures」もステキ!



  ⇒ 映画の宣伝コピー(tagline)も、ステキですよ!


     > キレイになって、
     > 逝ってらっしゃい。


    ある意味、

    コピーライターも“おくりびと”ですね。

    (映画という別世界に観客をおくるひと)



【ひとこと】

    この映画の原点、『納棺夫日記』が、

    なおも爆発的に売れているそうです!


    すでに15万部売れていた作品ですが、

    アカデミー賞の受賞発表にあわせて、

    4万部を増刷すると決めたところに、

    版元が悲鳴をあげるほど注文が殺到!

    さらに上方修正して15万部の増刷に!


    でも、正確には原作ではないんです。

    主演の本木雅弘さんが、これを読み、

    著者の青木新門さんを何度も訪ねて、

    映画化交渉をしたのですが、脚本で、

    富山→山形と舞台が変えられたので、

    この本の映画化は叶いませんでした。


    で、『おくりびと』という別作品で、

    同テーマの脚本が書かれたとのこと。


    まだ、アマゾンでは、

     > 通常2~5週間以内に発送します。

    なのに、1位をキープしていますね!



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★“タイトル英語”~ 映画・音楽・本などの英語タイトルと日本語タイトルをくらべて、手軽に楽しく英語学習! 現役翻訳者・福光潤英検1級TOEIC 955点)と加藤由佳のタイトル英語イスト師弟がトリビアをまじえて英語解説。発音も♪ 福光著書:『翻訳者はウソをつく!』(青春新書)/共著『今日から英語でTwitter つぶやき英語表現ハンドブック』(語研)

発行周期 毎週日曜夕方
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