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日刊タイトル英語 第725号 ソードフィッシュ

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  こんにちは! タイトル英語イストの福光でっす♪

  たったひとつの英単語を説明するだけやったのに、

  こんなに多くもの文字数のデータを費やすなんて、

  エコじゃないって気づきました……非エコイスト!



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥*
日刊タイトル英語        2008/10/06(月)第725号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥*
 ソードフィッシュは鋭い剣で、はぐらかしちょるけん!?
………………………………………………………………………


【邦題】ソードフィッシュ



【英題】Swordfish



【発音】
    ▼       ▽
    ソーr(どぅ)Fィっしゅ

    (▼を1番強く、▽を2番目に強く、小文字・平仮名は適当に読む)
    (「r」は舌を巻く)
    (「Fィ」は、上の前歯を下唇の内側に当てて、「フィ」)

  ★ 福光の発音+ヒラメキ例文を、音声でどうぞ!
     └→ https://title-eigo.com/Database/Swordfish#Hatsuon

  ★ ポッドキャスト版(音声ブログ)は、こちら!
     └→ http://www.voiceblog.jp/title-eigo/



【意味】

    [Sword-] [-fish]
     ↓    ↓
     剣    魚
     │    │
     └┬―――┘
      ↓

  ⇒ メカジキ

   (上アゴが剣のように突きでている肉食魚・食用魚)



【作品】

    2001年/アメリカ/映画/
      犯罪、アクション、ミスディレクション
    監督:ドミニク・セナ(Dominic Sena)
    出演:ジョン・トラヴォルタ(John Travolta)
       ヒュー・ジャックマン(Hugh Jackman)
       ハル・ベリー(Halle Berry)
       ドン・チードル(Don Cheadle)
       サム・シェパード(Sam Shepard)

  ★ 予告編ビデオを見る?
     └→ https://title-eigo.com/Database/Swordfish#WatchIt



【コラム】

  ⇒ 「sword」だけでも「剣」という意味で使います。


          ただし、発音に注意!


    「スウォード」じゃなく「ソード」に近いですよ。
     ^^^^^^        ^^

    「スウォード」だと、ひごろ手入れしていなくて、

    いざ抜いたら、サビだらけッス、ウォー! っと、
                 ^^ ^^^^^^   ^^
    いくら叫んでも後の祭、裸若衆は地=血にまみる、

    sword は、そーどー(相当)斬れるよう磨くべし!
         ^^^^^^^^

             (ヘンなノリのツカミで失礼!)



  ⇒ 「fish」は、もちろん「魚」。


    いまさら何を? といわずに、

    いまこそ辞書を引いてみてね!


     1. two fish

     2. two fishes

     3. two kinds of fish


    これらの違いがわかりますか?

    答えを知りたい方はメールを!

     └→ 「返信」ボタンをクリック

        件名:魚のミステリー



  ⇒ そして、「swordfish」=「メカジキ」。


    「メカジキ」のイメージを思い浮かべ、

    なるほど、「剣+魚」とはよく言った!

    と舌を巻ける方は、7行下↓へワープ!


    メカジキの刺身に舌つづみが鳴る方や、

    ダイソンのメカニックな掃除機などと、
         ^^^^     ^^^^
    勘違いしていたと舌を出している方は、

    グーグル・イメージ検索でチェ~ック!

    「swordfish」を入力し、検索ボタン!

     └→ http://images.google.co.jp/



  ⇒ メカジキは、鯨や船をも襲う肉食魚で、

    鼻から剣のように突きでている部分は、

    上アゴが発達した「吻(ふん)」です。

    英語は、鳥のくちばしも指す「bill」。


    この吻は長く(long)扁平で(flat)、

    鋭い(sharp)ので、諸刃の剣のよう。


    メカジキの種名「gladius」も「剣」。

    『グラディエーター(Gladiator)』

    (2000年アメリカ映画)に登場する、

    グラディウス=諸刃の剣のことです(ラテン語)。


    扁平でない「槍」のような吻をもつ、

    「spearfish(槍+魚)」も仲間です。

    またの名を「marlin」、日本語で「マカジキ」。

    『老人と海』(ヘミングウェイ著;1952年)で、

    孤高の老漁師サンチャゴが追っかけていたのは、

    この「マカジキ」の方です。



  ⇒ と、生物としての「swordfish」を紹介してきましたが、

    映画では、魚のメカジキは登場しなかったと記憶します。


    米国DEA(=麻薬取締局)の極秘作戦のコードネームが、

    「ソードフィッシュ(SWORDFISH)」というだけでした!

    これにからんだ裏金95億ドルを巡る、テロ犯罪の行方。


    予測不可能な“ミスディレクション(misdirection)”、

    つまり、心理誤誘導、はぐらかし、思い込ませの罠に、

    ヒュー・ジャックマン演じる主人公が翻弄されちゃう!



  ⇒ どんでん返し効果のある「ミスディレクション」とは、

    マジシャンや泥棒などが、人の注意を他へそらす作戦。


              たとえば!


    メカジキを見ると、思わず剣の部分に目を奪われます。

    http://en.wikipedia.org/wiki/Image:Xiphias_gladius1.jpg


    でも、なぜだか、凶暴そうな風貌じゃありませんよね?


           ちょいカワです (*´ェ`*)


            よ~く見てください!


    http://en.wikipedia.org/wiki/Image:Xiphias_gladius1.jpg


                ↓

              ^^^
                ↓
                    ^^

                ↓
          ^^^

                ↓

              ^^
                ↓

                     ^^^
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                   ^^

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           ^^^

                ↓
                  ^^

           実は、歯がありまひぇ~ん!

                     ^^^
               _/__^^
              /    \__
          ――━━っ・) ――― __=<
              \____/
                \    ^^
                  ^^^


    ダ~ランダ~ランと迫りくるジョーズのサメは、

    ズラリと並んだ鋭い歯で恐怖心をあおりますが、

    メカジキは、長く鋭い吻に注意をひこうと必死!


    口元を見られようもんなら、意外と愛嬌あるね!

    そういえば、セサミストリートのモンスターも、

    歯がないから親しみやすい表情だよね! です。


    それじゃ、困ります!

    メカジキ稼業があがったりです!

    なので、「ミスディレクション」手法を使って、

    このような姿に進化したと思われます、たぶん。


    当コラムも、タイトル英語を魚で説明すべきか、

    映画で説明したいのか、わからなくなりました。

    「ミスディレクション」の罠に自分でハマった!

    というオチでシメ!



【ひとこと】

    このメルマガがきっかけで、20年ぶりに親友と再会しました。

    お互い『100万人の英語』リスナーだったことが最後の記憶で、

    その後は別々の道で、独自に英語の腕を磨いてきたようです。

    彼のことを“ロックオン英語イスト”と勝手に命名しました。

    どうしても英語でこうしたい! という目標をかかげ、邁進!

    そのさまが、「Lock on! (照準をロック!)」という感じで、

    さらに、「Rock on!」精神もみなぎっていたので♪


    The reunion の様子と、「rock on」の意味は、新ブログにて。
      └→ http://jun.fukumitsu.jp/2008/10/03/shinman/


    本日のタイトル英語は、専用ページで詳しく復習できます♪



     (これまで何度も、仏の道へ入門しました、

               日記とブログの数だけね…、

                  そのたんびに3日坊主ね…^^;)



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語学・資格>英語>初心者向け

★“タイトル英語”~ 映画・音楽・本などの英語タイトルと日本語タイトルをくらべて、手軽に楽しく英語学習! 現役翻訳者・福光潤英検1級TOEIC 955点)と加藤由佳のタイトル英語イスト師弟がトリビアをまじえて英語解説。発音も♪ 福光著書:『翻訳者はウソをつく!』(青春新書)/共著『今日から英語でTwitter つぶやき英語表現ハンドブック』(語研)

発行周期 毎週日曜夕方
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