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日刊タイトル英語 第708号☆ノストラダムス/大王降臨

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日刊タイトル英語        2008/07/09(水)第708号
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        《ひとくちタイトル英語》
    《おもろい“オキシモロン”特集~その7》
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【邦題】ノストラダムス/大王降臨

    (1981年/監督:ロバート・グエネット/日本未公開
     オーソン・ウェルズが進行役の、
     ノストラダムスの予言にまつわるドキュメンタリー映画)



【英題】The Man Who Saw Tomorrow



【意味】

  ⇒ 明日を見た男

  ⇒ 明日を予見した男

  ⇒ 予言者ノストラダムス



【補足】

  ⇒ 「saw」=「見た」=過去の動作。

    「tomorrow」=「明日」=未来のこと。


    未来を見る超能力がないボクたちには、

    「saw tomorrow」は矛盾めいています。


    本日のツッコミ: 明日を見た…って、いつ見たん?!



  ⇒ このヒネリ&ツッコミが、「オキシモロン」効果!


    英語で考えても、日本語で考えても、矛盾している表現。
                     ^^^^^^^^^^^^^^^^
    そして、むちゃくちゃツッコミ甲斐のある表現。
              ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
    実は、それを狙って、

    わざと互いに矛盾する言葉を組み合わせている表現。
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
    日常それと気づかずに使ってしまっている矛盾表現。
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

    などなど、このような表現を、

    「oxymoron(オキシモロン or オクシモロン)」
     ^^^^^^^^ ^^^^^^^^^^^
    と言います。


     The candy was awfully good!

     その飴ちゃんは、むっちゃおいしかったで!


    という感想も、オキシモロン。

    日本語ではおかしくなさそうです。


    「awfully」は「すごく、とっても」という意味で使われますが、

    もともと「恐ろしく」という意味なので、この語源を意識すると、

    「good」にくっつくなんて、矛盾していておかしいですね。



【ひとこと】

    通訳者のことを「通訳」といいますが、

    翻訳者のことは「翻訳」といいません。

    なんででしょうね?


    って、今朝のメルマガでも書いたけど、

    答えが、目の前にモヤモヤしたまま…。


    強盗犯のことを「強盗」といいますが、

    予言者のことは「予言」といいません。

    なんででしょうね?



    (関西では「飴ちゃん」といいます。なんででしょうね?)



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