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本日の映画は、コチラ↓
https://amzn.to/2R3iodh

今までにもトリロジー(3部作)DVDボックスが出ましたが、

今回は、¥4,036(税込)なので、むちゃくちゃ安いですね♪

でも買ったとたん、シリーズ4作目が公開されてガックシ…。

なんてね(笑)

               (タイトル英語イスト福光潤)



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日刊タイトル英語        2008/07/01(火)第702号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥*
    《おもろい“オキシモロン”特集~その4》
………………………………………………………………………


【邦題】バック・トゥ・ザ・フューチャー



【英題】Back to the Future



【発音】
     ▼         ▼
    ベァっ(く)とぅ£ぁFューちゅr

    (▼を強く、小文字・平仮名は適当に読む)
    (「£ぁ」は、舌が上の歯の裏1mm上空で、「ざ」と「だ」の間)
    (「Fュ」は、上の前歯を下唇の内側に当てて、「フュ」)
    (「r」は舌を巻く)

  ★ 福光の発音+ヒラメキ例文を、音声でどうぞ!
     └→ https://title-eigo.com/Database/BackToTheFuture#Hatsuon

  ★ ポッドキャスト版(音声ブログ)は、こちら!
     └→ http://www.voiceblog.jp/title-eigo/



【意味】

    [Back]  [to]  [the]  [Future]
     ↓    ↓   ↓    ↓
     戻って  ~へ  特定の  未来

  ⇒ 自分たちのいた、未来の世界へ、戻ろうとする(SF物語)



【作品】

    1985年/アメリカ/映画/SF、時間モノ
    製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ(Steven Spielberg)他
    監督・脚本:ロバート・ゼメキス(Robert Zemeckis)
    出演:マイケル・J・フォックス(Michael J. Fox)
       クリストファー・ロイド(Christopher Lloyd)
    音楽:アラン・シルヴェストリ(Alan Silvestri)
    主題歌:ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース(Huey Lewis & the News)
        『パワー・オブ・ラヴ(Power of Love)』



【コラム】

  ⇒ いきなりですが、ビートルズの『Get Back』から引用。


      Get back to where you once belonged

      戻っておいでよ 君の元いた場所(故郷)へ


    ということで、「back to ◆」のフレーズ!


    ◆は、


    ・空間的に「後」

    ・時間的に「前」


    といったイメージです。


    なのに、本日のタイトルは、


    ◆=「the future」=「時間的に後」


    なので、常識とは逆。


    映画の内容を知らずに、このタイトルをはじめて聞く人に、

    「へ?」と、一瞬、意外性をもたらします。


    「back」と「the future」が、矛盾。。。オキシモロン!


    本日のツッコミ: 過去に戻るんちごて、未来に戻るん?!



  ⇒ このヒネリ&ツッコミが、「オキシモロン」効果!


    英語で考えても、日本語で考えても、矛盾している表現。
                     ^^^^^^^^^^^^^^^^
    そして、むちゃくちゃツッコミ甲斐のある表現。
              ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
    実は、それを狙って、

    わざと互いに矛盾する言葉を組み合わせている表現。
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
    日常それと気づかずに使ってしまっている矛盾表現。
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

    などなど、このような表現を、

    「oxymoron(オキシモロン or オクシモロン)」
     ^^^^^^^^ ^^^^^^^^^^^^
    と言います。


    「retro future(レトロフューチャー)」

    なんてのも、同系のオキシモロンですね。

    『宇宙家族ロビンソン』とか、

    『宇宙大作戦(スタートレック)』など、

    古~い時代に描かれた未来像のことです。



  ⇒ ちなみに、「the future」は、変わらない、決まった未来。


    「a future」なら、選択肢がいくつかある中の、ひとつの未来。


    ここでは、映画冒頭の現在点(といっても、1980年代)が、

    タイムスリップ先の1950年代から見て、未来なんです。

    主人公のマーティは、自分の元いた、その未来へ、

    どうしても、帰らなきゃいけないんです。


    Marty had to go back to his own future.

    (マーティは、彼が元いた未来へ戻らなきゃいけなかった)


    「go to a future」は、タイムマシンが正常ならば、可能です。
        ~
    「go back to the future」は、さらに、何も変えられていない、
           ^^^
    元通りの世界に戻らなきゃ、意味がないんですね!



【ひとこと】

    引越し後、ようやく周囲を散歩するようになりました。

    そして、歩いて3分のところに、図書館がありました!

    分館ですけど、ネット予約で他館蔵書も取り寄せられ、

    文献調査には、かなり便利になった系♪

                    └→ イミフな語尾系…


    本日のタイトル英語は、専用ページで詳しく復習できます♪



             (ただ眠い系...zzZ)



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★“タイトル英語”~ 映画・音楽・本などの英語タイトルと日本語タイトルをくらべて、手軽に楽しく英語学習! 現役翻訳者・福光潤英検1級TOEIC 955点)と加藤由佳のタイトル英語イスト師弟がトリビアをまじえて英語解説。発音も♪ 福光著書:『翻訳者はウソをつく!』(青春新書)/共著『今日から英語でTwitter つぶやき英語表現ハンドブック』(語研)

発行周期 毎週日曜夕方
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