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日刊タイトル英語 第693号☆007/消されたライセンス

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最近、コラムが長くなるばかり。

今日は、またまた趣向を変えて、

 《ひとくちタイトル英語》

ということで、いってみます~♪



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日刊タイトル英語        2008/05/12(月)第693号
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        《ひとくちタイトル英語》
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【邦題】007/消されたライセンス

    (1989年/イギリス、アメリカ/映画/

     4代目 James Bond=ティモシー・ダルトンの2作目)



【英題】Licence to Kill



【意味】

  ⇒ 殺すための許可証

  ⇒ 殺しのライセンス

  ⇒ 殺人免許



【補足】

  ⇒ 当初の原題が『License Revoked』だったみたいで、

    直訳“消されたライセンス”が邦題になったらしい。


    ま、内容も“消されたライセンス”の話ですけどね。



  ⇒ 前号で、『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』中の、

    発音ミスで、セリーヌ・ディオンの弁護をしましたが、

    関連して、この表現をご紹介します。


     「poetic license」(ポエティック・ライセンス)

        = 「詩的自由」


    詩などをつくるときに、効果的に、

    わざと文法などの言語ルールを無視してもよい自由、

    すなわち、文法殺しのライセンス。


    「lisence」には、「認可」などの意味以外に、

    「例外的自由」という派生的な意味もありますよ。


    言語ルールを無視した“効果”が確認されれば、

    文学者などから目クジラ立てられることがありません。

    目からクジラのうろこ飛ばされたら(←言語ルール無視中…)、

    「poetic license」の紋どころが目に入らぬか!

    とばかりに、胸を張れるワケです。


    ということで、セリーヌの発音弁護は、

    「poetic license」を根拠にしていたということ。


    難しい用語なので、言おうかどうか迷っていましたが、

    号をあらため、007タイトルにひっかけてご紹介した次第です。



【ひとこと】

    はい、“ひとくちタイトル英語”でした!

    。。。え? やっぱ長い。。。(・Θ・;)



       (うん、長いか…^^;)



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