ホーム 無料メルマガ 日刊タイトル英語 第622号 ジョー・ブラックをよろしく

日刊タイトル英語 第622号 ジョー・ブラックをよろしく

まぐまぐ殿堂入りメールマガジン『日刊タイトル英語』

無料メルマガ『日刊タイトル英語』バックナンバー

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥*
日刊タイトル英語        2006/08/18(金)第622号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥*
  「ジョー・ブラックに会え!」って命令してるの?
………………………………………………………………………

【邦題】ジョー・ブラックをよろしく


【英題】Meet Joe Black


【発音】
    ▼      ▼   ▼
    ミー(とぅ)ジョうぶラっく

    (▼を強く、平仮名は適当に読む)

  ★ 福光の発音+ヒラメキ例文を、音声でどうぞ!
     └→ https://title-eigo.com/Database/MeetJoeBlack#Hatsuon

  ★ ポッドキャスト版(音声ブログ)は、こちら!
     └→ http://www.voiceblog.jp/title-eigo/


【意味】

    [Meet]    [Joe]  [Black]
     ↓      ↓    ↓
     会う;    ジョー  ブラック
     初めて会う

  ⇒ ジョー・ブラックに会って

  ⇒ ジョー・ブラックをご紹介しよう


【作品】

    1998年/アメリカ/映画/ロマンス、ファンタジー、ヒューマン
    製作・監督:マーティン・ブレスト(Martin Brest)
    出演:ブラッド・ピット(Brad Pitt)
       アンソニー・ホプキンス(Anthony Hopkins)
       クレア・フォーラニ(Claire Forlani)
    音楽:トーマス・ニューマン(Thomas Newman)

  ★ 公式サイト: http://www.meetjoeblack.com


【コラム】

  ⇒ 「ジョー・ブラックに会え!」って、命令しているんでしょうか?

    ノンノン。

    学校英語では、動詞で始まる文を、みんな「命令文」と呼びます。

    でも、もっと穏やかにその動作を促している場合が多いのも事実。

    このタイトルは、「I'd like you to meet Joe Black.」の短縮版。
                     ^^^^
    「ジョー・ブラックに会っていただきたい⇒紹介しよう」の意味。


  ⇒ 寿命を目前にひかえた大富豪(アンソニー・ホプキンス)に、

    ハンサムな死神(ブラッド・ピット)が、お迎えにきました!

    アンソニーに猶予期間を与えて、人間界の案内をさせますが、

    取締役会議から家族の食事まで、アンソニーにまとわりつき、

    文字どおり「正体をバラすと命はないゾ」と脅す死神ブラピ。

    カマやドクロ付き死神でなく、見かけはハンサム青年なので、

    何度か出てくる紹介シーンは、ごく自然で、勉強になります。


  ⇒ 初対面の挨拶のキホン形は、「meet」入りの、

    「Nice to meet you.(はじめまして)」です!
         ^^^^

    「meet」以外にも、「see」=「会う」ですが、

    初対面の挨拶が「meet」で、次からは「see」。


    初対面:Nice to meet you.(よろしく)

    次から:Nice to see you.(まいどです)


  ⇒ では、実際に紹介シーンを見ていきますので、

    「meet」入りの挨拶フレーズを覚えましょう!

    なお、下記引用で、カッコ内はDVDの再生時間、

    台詞の話し手は、次のとおりです。

    J: ジョー・ブラック(ブラッド・ピット)
    B: ビル・パリッシュ(アンソニー・ホプキンス)
    A: ビルの娘アリソン
    S: ビルの娘スーザン(クレア・フォーラニ)


  ⇒ ビルと死神(まだ名前は未定)の交渉が終わり、

    家族の食事の席にやってきて、

    死神は、ビルの家族に初対面の挨拶をします。


    ♪引用(0:35:08)

      J: How nice to meet you.
              ^^^^

    「nice」に「how」をつけて、

    「お会いできて“なんて”光栄なことでしょう!」

    と直訳できますが、キホン形「Nice to meet you.」よりも

    丁寧な雰囲気がする、ぐらいの感じで覚えておきましょう。


  ⇒ さ、ビルは、この死神を、旧知のように紹介しなきゃです!


    ♪引用(0:35:43)

      B: This is... Joe.


    「This is(こちらは)」と言い出しつつ、名前を考えます。

    ごく普通の青年らしい(?)名前「Joe」を思いつきました!

    家族から、ジョーの「family name(姓)」を尋ねられます。


    ♪引用(0:36:04)

      B: .............. (thinking) .............. Black.


    死神だから、当然のごとく「Black(ブラック=黒)」です。

    なんと、「Joe」と「Black」の間に、21秒もの時間が経過!

    ネタをバラしちゃいましたが、ここが最初の見どころです!


  ⇒ 娘のうち、姉の方のアリソンが、キホン形で答えています。


    ♪引用(0:37:07)

      A: Nice to meet you, Mr. Black.
            ^^^^


  ⇒ 途中から、アリソンの妹スーザンが同席しますが、

    その日の朝ナンパしてきた青年が家族の中にいて、

    「Joe」という名で親しく呼ばれていることにビックリ!

    初対面ではないので、少しくだけた調子で質問をします。


    ♪引用(0:39:32)

      S: Incidentally, Joe what?

      = ところで、ジョー・何さんなの?

      J: Black.

      = ブラックだよ。


  ⇒ ブラピが、厨房でピーナッツ・バターを舐めるシーンは、

    映画史上に残る名場面だと、勝手に思い込んでいますが、

    料理人と初めて会うとき、そして別れるときの挨拶では、

    やはり、両方とも「meet」を使っていますよ。


    ♪引用(0:43:05;初対面)

      J: Hello. I'm Joe Black. It's nice meeting you.
                        ^^^^^^^

    ♪引用(0:44:54;別れ際)

      J: And I thoroughly enjoyed meeting you all.
                    ^^^^^^^

  ⇒ あと、0:54:32 時点では、ブラピの発音で、

    キホン形挨拶、「Nice to meet you.」が聴けます。


【ひとこと】

    毎週金曜に配信される『英語のまぐまぐ!』冒頭の、

   > ツタ哉の『そのタイトル英語でなんちゅーknow』入門編
     └→ http://english.mag2.com/tty/060818.html

    は、おかげさまで大好評をいただいています、感謝!


    ちなみに、コミック&TVドラマ「ブラよろ」こと、

    『ブラックジャックによろしく』(佐藤秀峰作)は、

    『Say Hello to Black Jack』という英語になります。


    本日のタイトル英語は、専用ページで詳しく復習できます♪

    ご自由に書き込んでね ☆ 投票コーナーもヨロシク!



【次号予告】

    1週間、お疲れさまでした!

    明日は、今週の復習ですよ!



スポンサーリンク


無料メルマガ『日刊タイトル英語』登録

日刊タイトル英語まぐまぐ殿堂入り!

語学・資格>英語>初心者向け

★“タイトル英語”~ 映画・音楽・本などの英語タイトルと日本語タイトルをくらべて、手軽に楽しく英語学習! 現役翻訳者・福光潤英検1級TOEIC 955点)と加藤由佳のタイトル英語イスト師弟がトリビアをまじえて英語解説。発音も♪ 福光著書:『翻訳者はウソをつく!』(青春新書)/共著『今日から英語でTwitter つぶやき英語表現ハンドブック』(語研)

発行周期 毎週日曜夕方
マガジンID 0000138615
 |    

『日刊タイトル英語』紹介に戻る




  



↑ ページトップへ