無料メルマガ『日刊タイトル英語』バックナンバー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥* 日刊タイトル英語 2006/04/13(木)第561号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥* ひとたび死して、ふたたびよみがへる ……………………………………………………………………… 【邦題】復活 【英題】Resurrection 【発音】 ▽ ▼ RェずRェくしゅん (▼を1番強く、▽を2番目に強く、小文字・平仮名は適当に読む) (「Rェ」は、舌を上あごに付けずに、「ゥレ」) ★ 福光の発音と、ヒラメキ例文を、音声でどうぞ! └→ http://eigo.jf-world.com/links_0604.html#561 【意味】 [Resurrection] ↓ 復活 ⇒ 復活(←そのまま!) 【作品】 1889~1899年/ロシア/本/長編小説 著者:レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ(Leo Tolstoy) 1888~1894年/ドイツ/音楽/クラシック 作曲:グスタフ・マーラー(Gustav Mahler) 『交響曲第2番ハ短調(Symphony No. 2 in C Minor)』の 標題「復活(Auferstehung)」の英語名が「Resurrection」 ★ 今日のタイトル作品に関する情報は… └→ http://eigo.jf-world.com/links_0604.html#561 ★ 無料で、原書が全文読めます!(トルストイの顔写真もあり!) ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ http://www.online-literature.com/tolstoy/resurrection/ 【知識】 ⇒ 「resurrection」なんて、長くて難しいからイヤッ! と毛嫌いしそうな単語は、分解連想で覚えましょう! 1)「re-」→「再び」 「repeat」=「繰り返す」 「return」=「戻る」 2)「-sur-」→「上」 「surface」=「表面」 「surge」=「湧き上がる」 3)「-rect-」→「まっすぐ」 「direct」=「直接」 「erect」=「直立した」 4)「-ion」→「こと」 「attraction」=「引きつけること;アトラクション」 「fusion」=「融合すること;フュージョン」 1)+2)+3)+4)=「re-sur-rect-ion」 ○ 再び、 ┌―→ ┌┼┐ 上に、 │ まっすぐに 死んだ人が ○――┘ ∧ なること ⇒復活! ⇒ 「the Resurrection」と書けば、「the」と「R-」の大文字で、 誰か特定の人の復活を指し示します。 さて、誰の復活でしょう? ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 「the Resurrection」 ∥ 「キリストの復活」 トルストイの小説も、マーラーの交響曲も、 キリスト教を連想させる内容ではありますが、 「キリストの復活」自体を描いてはいません。 なので、「the」が付いていないんでしょうかね。 【ひとこと】 1週間分、抜けてしまって、すみませんでした! 去年は、入院時期ですら毎日発行していたのに、 今回はどれほどの大事が起こったのか? と、ご心配をおかけしました。 冒頭で書いたように、 ひとたび死して、ふたたびよみがへりけり… 家のパソコンが、です。 自分の体がやられても、ネット上での活動は可能ですが、 パソコンがやられたら、一文字もしゃべれなくなりました。 80分もあるマーラーの『復活』を、何度もリピート再生しながら、 崇高な気分で、ようやくシステム復旧を終えたところです! ちなみに、マーラーの『復活』は、ちょうど半分の時点、 第3楽章の8分を超えたあたりが、一番ゾクゾクします! 退屈な前半40分を我慢した人だけに、この感動ポイントが訪れます。 そして最後まで感動のうねり(surge)が絶えません。 今、我慢をしいられている新入生・新入社員の皆さん、 かならず感動ポイントがやってきますので、 毎日、気長に本気で、がんばりましょうね!
スポンサーリンク
無料メルマガ『日刊タイトル英語』登録
日刊タイトル英語 |
語学・資格>英語>初心者向け | ||||
★“タイトル英語”~ 映画・音楽・本などの英語タイトルと日本語タイトルをくらべて、手軽に楽しく英語学習! 現役翻訳者・福光潤(英検1級&TOEIC 955点)と加藤由佳のタイトル英語イスト師弟がトリビアをまじえて英語解説。発音も♪ 福光著書:『翻訳者はウソをつく!』(青春新書)/共著『今日から英語でTwitter つぶやき英語表現ハンドブック』(語研) | |||||
毎週日曜夕方
|
0000138615
| ||||