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日刊タイトル英語 第529号 レボリューション

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日刊タイトル英語        2006/03/02(木)第529号
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          今日も、回ります
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【邦題】レボリューション


【英題】Revolution


【発音】
     ▽   ▼
    Rェvぉルーしゅん

    (▼を1番強く、▽を2番目に強く、小文字・平仮名は適当に読む)
    (「Rェ」は、舌を上あごに付けずに、「ゥレ」)
    (「v」は、上の前歯を下唇の内側に当てて、震わせながら「ヴ」)

  ★ 福光の発音と、ヒラメキ例文を、音声でどうぞ!
     └→ http://eigo.jf-world.com/links_0603.html#529


【意味】

    [Revolu-]      [-tion]
     ↓          ↓
    (revolve)       ↓
     回転する       ~する動作
     ↓          ↓
    (revolt)       ↓
     反抗する       ~している状態
     ↓          ↓
    (revolute)      ↓
     政治革命運動をする  ~すること
      ↓         ↓
       ↓       ↓
        ↓     ↓
         ↓   ↓
         [revolution]
           ↓
       今までの体制を、
       根底からひっくり返すこと

  ⇒ 革命

  ⇒ 革命的な大変革をもたらすこと


【作品】

    1968年/イギリス/音楽/ザ・ビートルズ(The Beatles)
    シングル『ヘイ・ジュード(Hey Jude)』のB面
    作詞・作曲:ジョン・レノン(John Lennon)、
          ポール・マッカートニー(Paul McCartney)
         (というクレジットですが、実質ジョンの曲)

  ★ 今日のタイトル作品に関する情報は…
     └→ http://eigo.jf-world.com/links_0603.html#529


【知識】

  ⇒ 「revolution」=「革命」=「レボリューション」

    いろんなタイトルやグループ名を思い出しますが、

    「-lu-」の実際の発音は、「リュ」じゃなく「ル」。

    これから、このワードを商品名等にお考えの方は、

    「レヴォルーシュン」と、表記革命を起こしてね!


  ⇒ この曲は、以前、NikeのCMに使われていました。


    それにしても、いい曲なのに、シングルB面って!

    そのA面は? →『ヘイ・ジュード』(全米9週連続1位)。

    捨て曲のないビートルズって、やっぱりスゴすぎます!


  ⇒ では、タイトルに関わる歌詞を、見てみましょう。

    最初に、「revolution」が、簡単な言葉で言い換えられています。


    ♪歌詞引用

      You say you want a revolution
      Well you know
      We all want to change the world


    「revolution」=「to change the world」。

    そう、「世界を変えること」です。

    あ、これは訳じゃありませんよ。

    じゃ、ちょっと変わった訳をつけてみましょうか。


    ◎ 大木こだま・ひびき節で飛訳:福光潤
      (「⇒⇒」の行が、上の引用箇所にあたります)

      こ ★ ワシは漫才革命を起こした張本人じゃ!
      ひ ☆ ボクも横で、突っ込み革命の張本人…?
      こ ★ お前はえぇ!

      こ ★ いや~、革命の頃は骨が折れましたね!
      ひ ☆ いや、ボクも革命で突き指しましたよ。
      こ ★ そ~んなや~つ、お~らへ~んやろ~!

      ひ ☆ でも、みなさん、革命は必要ですよね?
    ⇒⇒こ ★ 「革命は必要でちゅね」ゆーてるがな。
      ひ ☆ いや、「でちゅね」とはゆーとらんて。
    ⇒⇒こ ★ そ~んでえ~や~ん!
    ⇒⇒   み~んな、世の中に変化がほしいねん!


    こんな感じで、ジョンは歌っているはずです。

    ファンの方、突っ込まないでくださいね。(^^)

    悪気はありません…、福光もファンですので。


    こだま・ひびきのファンです。


  ⇒ では、次にいきます♪


    ♪歌詞引用

      You tell me that it's evolution
      Well you know
      We all want to change the world
      But when you talk about destruction
      Don't you know you can count me out
      Don't you know it's gonna be alright
      Alright Alright

      それが「発展」につながるって?
      まぁ そうかもしれんな
      ええ世の中に変わってほしいもんな
      でも 「破壊」を手段にしたらアカンて
      そんなんやったら オレ イチ抜けるわ
      このままでも 十分 ええと思わへんか?
      このままでええねん これでええねん   (飛訳:福光潤)


    ジョンが好きな、オリジナルに近いスローバージョンが、

    アルバム『The Beatles』(通称、『White Album』)に、

    『レボリューション1(Revolution 1)』として、収録。

    ここでは、「count me out」の直後に、「in」と歌われています。

    「オレを除外してくれ、いや、仲間に入れてくれ」と、優柔不断。


  ⇒ あと、「revolution」と韻をふんだ単語が続出します!

    「韻」=「ライミング(rhyming)」=「ダジャレ」!


      revolution   革命

      evolution    発展(進化)

      destruction   破壊

      solution    解決策

      contribution  寄付金

      constitution  構造(憲法)

      institution   社会(制度)


    難しすぎて、笑えないダジャレです。(--;)


  ⇒ 前回は、回転全般をあらわす「turn」が出てきました。

    今回の「revolution」の親戚の「revolve」は、

    「他の物の回りを特に軌道を描いて回転する」こと。


    The earth revolves about the sun.

    地球は、太陽の周囲を、まわっている。(公転)


    「revolve」のライバルの「rotate」は、

    「その物自体の軸を中心に回転する」こと。


    The earth rotates itself about its axis.

    地球は、地軸を中心に、自分で回転している。(自転)


【ひとこと】

    ちょっと忙しくなりましたので、勝手ながら、

    明日から『日刊タイトル英語ミニ』をお送りします。

    あまりにものミニさ加減に、あきれないでくださいね!

    それでは~!



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★“タイトル英語”~ 映画・音楽・本などの英語タイトルと日本語タイトルをくらべて、手軽に楽しく英語学習! 現役翻訳者・福光潤英検1級TOEIC 955点)と加藤由佳のタイトル英語イスト師弟がトリビアをまじえて英語解説。発音も♪ 福光著書:『翻訳者はウソをつく!』(青春新書)/共著『今日から英語でTwitter つぶやき英語表現ハンドブック』(語研)

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