ホーム 無料メルマガ 日刊タイトル英語 第464号 ザ・サーチ グーグルが世界を変えた

日刊タイトル英語 第464号 ザ・サーチ グーグルが世界を変えた

まぐまぐ殿堂入りメールマガジン『日刊タイトル英語』

無料メルマガ『日刊タイトル英語』バックナンバー

こんにちは、福光潤です!

前号で、「ライセンス」について、

解説中では、「license」と書きましたが、
          ^
タイトルは、『Licence to Kill』でした。
          ^
「licence」は、ボンドのお国=イギリスでのスペルです。
    ^
以上、補足でした。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥*
日刊タイトル英語        2005/12/27(火)第464号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥*
      That's what the Internet is for!
………………………………………………………………………

【邦題】ザ・サーチ グーグルが世界を変えた


【英題】The Search: How Google and Its Rivals Rewrote 
    the Rules of Business and Transformed Our Culture


【発音】
     ▼     ▽ ▼       ▼
    £スrーちゅ ハうグーぐぉれにつRァいvぉーず

       ▼    ▼       ▼
    rぃRォう£ぁRゥーうぉーぞvビずぬすん

       ▽   ▼        ▼
    とぅRァんすFォーrむダうをrカおちゅrー

    (▼を1番強く、▽を2番目に強く、小文字・平仮名は適当に読む)
    (「£」は、舌が上の歯の裏1mm上空で、「ず」と「どぅ」の間)
    (「r」は舌を巻く)
    (「Rァ」は、舌を上あごに付けずに、「ゥラ」)
    (「rぃ」は、舌を上あごに付けずに、「ぅり」)
    (「Rォ」は、舌を上あごに付けずに、「ゥロ」)
    (「£ぁ」は、舌が上の歯の裏1mm上空で、「ざ」と「だ」の間)
    (「Rゥ」は、舌を上あごに付けずに、「ぅル」)
    (「Fォ」は、上の前歯を下唇の内側に当てて、「フォ」)

  ★ 福光の発音と、ヒラメキ例文を、音声でどうぞ!
     └→ http://eigo.jf-world.com/links_0512.html#464


【意味】

    [The]  [Search] [How]    [Google] [and]
     ↓    ↓    ↓      ↓    ↓
     特定の  検索   いかにして  グーグル と
               ~なのか?

    [Its] [Rivals] [Rewrote]    [the Rules of]
     ↓   ↓    ↓        ↓
     その  競争相手 ~を書き換えた  ~のルール

    [Business] [and]  [Transformed]  [Our]  [Culture]
     ↓     ↓    ↓        ↓    ↓
     ビジネス  そして  ~を一変させた  我々の  文化

  ⇒ 検索:グーグル社とその競合会社が、
    いかにしてビジネスの法則を変えたか、
    そして、いかにして我々の文化を一変させたか?


【作品】

    2005年/アメリカ/本/ビジネス、IT、検索技術、未来
    著者:ジョン・バッテル(John Battelle)/訳者:中谷和男

  ★ 今日のタイトル作品に関する情報は…
     └→ http://eigo.jf-world.com/links_0512.html#464


【知識】

  ⇒ 【発音】と【意味】で疲れたので(笑)、

    解説は、「search」にしぼりますね。


  ⇒ IT(Information Technology=情報技術)分野では、

    新しい言葉がどんどん生まれており、

    適切な訳語が検討されるヒマもなく、

    適当な訳語が定着してしまうことが、多いです。

    では、「search」は「検索」という訳語で大丈夫かな?


    1)検索=ある範囲の中から、特定の情報を探すこと

        =retrieve (リトリーヴ) 情報 from 範囲
         ^^^^^^^^          ^^^^
      例:I retrieve information on titles from the Internet.
         ^^^^^^^^            ^^^^
        僕は、ネットから、題名情報を検索し(取り出し)ています。


    2)探索=特定の情報を求めて、ある範囲を調べること

        =search (サーチ) 範囲 for 情報
         ^^^^^^        ^^^
      例:I search the Internet for information on titles.
         ^^^^^^       ^^^
        僕は、題名情報を求めて、ネットを探索しています。


  ⇒ 「検索(retrieve)」の直接の目的は、情報の獲得!

    あらかじめ、そこにあると分かっている情報なので、

    自分の住所録から、特定の友達を探し出す場合など。


    「探索(search)」の直接の目的は、調査すること!

    調査の後、情報がそこにあるかどうかが分かるので、

    落としたカギを求めて、まずは居間を探す場合など。


    各社の「サーチ・エンジン(search engine)」は、

    ネット上の情報を、キーワードで検索するシステム。

    どのサイトにあるかどうか分からない情報について、

    手当たり次第に探しているので「search」なんです。


  ⇒ 今の日本語では、「探索」と「検索」の境界が曖昧。

    ネット検索について、「search」=「検索」が定着。

    「情報を検索する」と「範囲を検索する」を両用可。

    「~を検索する」という日本語を訳す機会があれば、

    このメルマガを参考に、正しい英語にして下さいね!


  ⇒ ちなみに、今日の「search」は「検索すること」ですが、

    検索操作1回分は、「a search」です。


【ひとこと】

    冒頭の「That's what the Internet is for!」は、

    「インターネットの究極の目的は検索だ!」です。

    タイトル英語でも、便利なネット検索システムを、

    模索・構築中ですので、ほどほどにご期待下さい!(^^)



スポンサーリンク


無料メルマガ『日刊タイトル英語』登録

日刊タイトル英語まぐまぐ殿堂入り!

語学・資格>英語>初心者向け

★“タイトル英語”~ 映画・音楽・本などの英語タイトルと日本語タイトルをくらべて、手軽に楽しく英語学習! 現役翻訳者・福光潤英検1級TOEIC 955点)と加藤由佳のタイトル英語イスト師弟がトリビアをまじえて英語解説。発音も♪ 福光著書:『翻訳者はウソをつく!』(青春新書)/共著『今日から英語でTwitter つぶやき英語表現ハンドブック』(語研)

発行周期 毎週日曜夕方
マガジンID 0000138615
 |    

『日刊タイトル英語』紹介に戻る




  



↑ ページトップへ