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日刊タイトル英語 第418号 ライディング・ザ・ミッドナイト・トレイン

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タイトル:なぁ、ホームズ、今日は謎のアルバムやで!

 エイゴ:どこがやねん、ワトソン君!

タイトル:ホームズ、このCDジャケットをよう見てみ!

 エイゴ:どこをやねん、Doctor Watson!

タイトル:「Midnight Train」やのに窓の外が明るい!

 エイゴ:ほんならノルウェーとかやで、Doc Watson!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥*
日刊タイトル英語        2005/11/11(金)第418号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥*
        アメリカのワトソン君です
………………………………………………………………………

【邦題】ライディング・ザ・ミッドナイト・トレイン


【英題】Riding the Midnight Train


【発音】
     ▼       ▼ ▽    ▼
    Rァいでぃん£ぁミっナいとぅRェいん

    (▼を1番強く、▽を2番目に強く、小文字・平仮名は適当に読む)
    (「Rァ」は、舌を上あごに付けずに、「ゥラ」)
    (「£ぁ」は、舌が上の歯の裏1mm上空で、「ざ」と「だ」の間)
    (「Rェ」は、舌を上あごに付けずに、「ゥレ」)

  ★ 福光の発音と、ヒラメキ例文を、音声でどうぞ!
     └→ http://eigo.jf-world.com/links_0511.html#418


【意味】

    [Riding] [the]  [Midnight] [Train]
     ↓    ↓    ↓     ↓
     乗って  特定の  真夜中の  列車

  ⇒ その深夜列車に乗って


【作品】

    1986年/アメリカ/フォーク、ブルーグラス、カントリー
    By ドック・ワトソン(Doc Watson)
    1987年、第29回グラミー賞の、最優秀トラッドフォーク録音賞
    (Best Traditional Folk Recording)に輝いた、アルバム名
    タイトル曲は、1単語違う『Riding That Midnight Train』
                     ^^^^

  ★ 今日のタイトル作品に関する情報は…
     └→ http://eigo.jf-world.com/links_0511.html#418

  ★ 試聴:Doc Watson 『Riding the Midnight Train』(US盤)
    http://jf-world.com/item/B000000EZS/jfworld-22
     └→ 6. Riding That Midnight Train


【知識】

  ⇒ ドック・ワトソンの本名は、「Arthel Lane Watson」。

    ニックネームの由来は、ホームズの助手のワトソン君。


  ⇒ アルバムタイトルとタイトル曲名が、微妙に違います。


      『Riding the Midnight Train』(アルバム名)
           ^^^
      『Riding that Midnight Train』(曲名)
           ^^^

    同じ現象の例として、サイモン&ガーファンクルの、


      『The Sounds of Silence』(曲名;1964年)
       ^^^
      『Sounds of Silence』(アルバム名:1965年)


    があります。

    特定度合いが、下記のように違うんでしょうね。


    低 │ 「(なし)●●」 (広く一般的な)●●
      │
    中 │ 「the ●●」    その●●
      │
    高 ↓ 「that ●●」   そう、それそれ! その●●


  ⇒ ♪歌詞引用

      I'm riding on that midnight train
      My head is hanging low
      These awful blues will follow me
      Wherever I may go

      深夜 ワシは 例の列車に揺られ
      だらりと 首を うなだれている
      忌々しい 悲しみの ブルースは
      どこまでも ワシを 追ってくる  (飛訳:福光潤)


    ちなみに、ジャケットの列車の外は明るいです(笑)。


  ⇒ 神業に近いフラットピッキング(flatpicking)で有名な、

    ドック・ワトソンは、これまでに、グラミー賞を6回受賞!

    関東大震災の年に生まれた彼は(と言っても米国生まれ)、

    すでに83歳ですが、人間国宝的に活躍を続けられています!

    やはり、指先を動かすことが、長生きの秘訣なんですかね!


    アメリカ国民にとって、彼のアーティスト的な位置付けは、

    紅白で『赤とんぼ』を歌って、由緒正しき郷愁をいざなう、

    由紀さおり・安田祥子のあたり(と言っても拠点は米国)。


    ドックは、神技的ギター+近所のおっちゃんっぽい歌声で、

    正統派アーティストから、お茶の間の家族にまで、大人気!

    アメリカに友達がいらっしゃる方は、彼のこと聞いてみて。

    でも、たぶん、「I've never heard of him....」(涙)。


    今日のタイトルは、のちのボブ・ディランの歌詞にも登場。

    当メルマガ名物の、日曜復習音声ファイルのBGMでお馴染み、

    《ほのぼのアコースティック・サウンドメーカー舛本忠久》

    が、最も影響を受けたアルバムとして挙げるのが、この作品!


  ★ Doc Watson→ http://en.wikipedia.org/wiki/Doc_Watson

  ★ 舛本忠久 → http://masu3.com/tm/


【ひとこと】

    さきイカのチョコレートがけ、

    というようなお菓子があるそうですが、

    違うものを組み合わせることで、新しい可能性が!

    でも、さきイカのチョコレートがけは、ご勘弁を!

    という方は、フォークのハアイアン風味をどうぞ!


    http://masu3.com/tm/kyok.html
    └→ Blackberry Rag(下から3曲目)


    ドック・ワトソンの録音が有名なフィドルチューン、

    『ブラックベリー・ラグ(Blackberry Rag)』を、

    舛本忠久が2本のウクレレで演奏しています!

    超・超レアな音源です!


【次号予告】(クイズ:「*」を埋めてみて!)

    海外での知名度No. 1の日本文学、

    『金閣寺(The Temple of the Golden P*******)』

    のタイトル英語をお送りしますので、お楽しみに!



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★“タイトル英語”~ 映画・音楽・本などの英語タイトルと日本語タイトルをくらべて、手軽に楽しく英語学習! 現役翻訳者・福光潤英検1級TOEIC 955点)と加藤由佳のタイトル英語イスト師弟がトリビアをまじえて英語解説。発音も♪ 福光著書:『翻訳者はウソをつく!』(青春新書)/共著『今日から英語でTwitter つぶやき英語表現ハンドブック』(語研)

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