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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥* 日刊タイトル英語 2005/10/24(月)第400号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥* 祝・400号記念! ……………………………………………………………………… 【邦題】大人は判ってくれない 【英題】The 400 Blows 【発音】 ▼ ▼ ▼ £ぁFォrハんどぅrぇっぶロうず (▼を1番強く、▽を2番目に強く、小文字・平仮名は適当に読む) (「£ぁ」は、舌が上の歯の裏1mm上空で、「ざ」と「だ」の間) (「Fォ」は、上の前歯を下唇の内側に当てて、「フォ」) (「r」は舌を巻く) (「rぇ」は、舌を上あごに付けずに、「ぅれ」) ★ 福光の発音と、ヒラメキ例文を、音声でどうぞ! └→ http://eigo.jf-world.com/links_0510.html#400 【意味】 [The] [400] [Blows] ↓ ↓ ↓ 特定の 400の 強打、災難 ⇒ 400回分の(フランス語では、多くの)打撃 ⇒ 踏んだり蹴ったり 【作品】 1959年/フランス/映画/ドラマ、犯罪、ヌーベルバーグ 監督・製作・脚本:フランソワ・トリュフォー(Francois Truffaut) 出演:ジャン=ピエール・レオ(Jean-Pierre Leaud) フランス語原題『Les Quatre Cents Coups』 1959年カンヌ国際映画祭で、監督賞含む2賞を受賞! ★ 今日のタイトル作品に関する情報は… └→ http://eigo.jf-world.com/links_0510.html#400 【知識】 ⇒ フランソワ・トリュフォー(Francois Truffaut)は、 スピルバーグ『未知との遭遇』での学者役の名演と、 ゴダールの傑作『勝手にしやがれ』の原案者で有名。 ⇒ 「400」ってあるけど、400回ぶん殴る話じゃないよ。 フランス語では、「400」=「多数」となるそうです。 英語の「blow」は、「打撃」から転じて「災難」で、 フランス語の「coup」は、「打撃」転じて「騒ぎ」。 「多数の騒ぎ」→「どんちゃん騒ぎ」or「大事件」。 主人公の少年は毎日叱られ、そのうち鑑別所送りに。 少年にとっては、踏んだり蹴ったりのストーリーか。 でも、「blow」のイメージは、足ではなく、手の方! それにしても、思い切った邦題です! ⇒ ちなみに、中国語タイトルは『四百撃』。 まんま。 ⇒ さらにちなみに、『風に吹かれて』の「blow」と、 今日の「blow」は、意味も由来も、全く違います。 【ひとこと】 異色メルマガ(?)の400号記念にふさわしく、 ヌーベルバーグ映画の代表作が登場しました! ∥ nouvelle vagueはフランス語で「新しい波」。 ゴダール監督の『勝手にしやがれ』とともに、 前衛芸術映画のムーブメントを牽引しました。 前衛英語学習のムーブメントを起こすために、 福光潤監督・脚本の『日刊タイトル英語』は、 今後も1日1粒の英語サプリをお届けします! この頭は判ってくれないし、勝手にしやがれ! と、投げ槍になったときこそ、タイトル英語! 強引なシメですが、これからもヨロシクです! 【次号予告】(クイズ:「*」を埋めてみて!) 先週末に公開された、バートン×デップのアニメ映画、 『ティム・バートンのコープスブライド(****** Bride)』 のタイトル英語をお送りしますので、お楽しみに!
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