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日刊タイトル英語 第381号 二人だけ/ウィア・オール・アローン <再>

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日刊タイトル英語        2005/10/05(水)第381号
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    特集 《Quantum Leap★The Experience》
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※本特集については、第371号と第372号の【ひとこと】参照


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 05    さぁ、バックナンバーにリープしよう!   05
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日刊タイトル英語        2005/07/14(木)第298号
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           二人ぼっち?
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【邦題】二人だけ/ウィア・オール・アローン


【英題】We're All Alone

     v  V   V  (←V強く、v弱く)
【発音】ウィrRォーるロうん

    (「r」は舌を巻く)
    (「Rォ」は、舌を上あごに付けずに、「ゥロ」)

  ★ 福光の発音と、ヒラメキ例文を、音声でどうぞ!
     └→ http://eigo.jf-world.com/links_0507.html#298


【意味】[We're]   [All]   [Alone]
     ↓      ↓     ↓
     私たちは   まったく  他人から離れた状態で

  ⇒ 僕ら(君と僕)は、完全に、ふたりっきり


【作品】1976年/アメリカ/AOR、バラード
    作詞・作曲・ヴォーカル:ボズ・スキャッグス(Boz Scaggs)
    6thアルバム『シルク・ディグリーズ(Silk Degrees)』収録

  ★ 今日のタイトル作品に関する情報は…
     └→ http://eigo.jf-world.com/links_0507.html#298

  ★ 試聴その1!
    Boz Scaggs『Hits!』
     └→ http://jf-world.com/item/B0000025KC/jfworld-22
        5. We're All Alone

  ★ 試聴その2!
    Rita Coolidge『The Best of Rita Coolidge』
     └→ http://jf-world.com/item/B00004D3A2/jfworld-22
        11. We're All Alone


【知識】

  ⇒ アルバム『シルク・ディグリーズ』では、『二人だけ』、

    ベスト盤『ヒッツ!(Hits!)』(1980年)からは、

    『ウィア・オール・アローン』の、邦題表記です。


  ⇒ 「alone」=「ひとりで(ニュートラルな感情)」

    「all alone」=「ひとりぼっちで(孤独だ)」
            「ひとりっきりで(他の目を気にせずに済む)」


【ひとこと】

    と、こんなにあっさり、終わらせてしまったら、

    独習者の方(a person who studies alone)は、
    ~~                ^^^^^
    「I'm all alone!」と、寂しく感じられるかも。
       ^^^^^^^^^    ^^^^^^

    そこで、第2の知識欄を、設けてみました。



【知識~2】

  ⇒ まずは、衝撃の《単語解剖》をご覧あれ!


     「alone」=「al(all)」+「one」


           すなわち、


    「alone」=「全く(all)ひとり(one)」


          なワケですよ!


           な・の・に、


          「all alone」


             と。


           よ~く見ると、


      「all」+「al(all)」+「one」(完全に、まったく、ひとり)
        │     │
        └──┬──┘
           ↓
        カブってますやん(笑)!


       このツッコミは日常茶飯事。


        「あ~、頭痛が痛いわ!」
             │ │
             └┬┘
              ↓
         (カブってますやん)


    クリスティーナ・アギレラ(Christina Aguilera)も、


    『Dream a Dream』=「夢を夢見る」と歌ってました。
      │   │    │ │
      └──┬┘    └┬┘
         ↓      ↓
        (カブってますやん)


    でも、これしきのことに、メクジラ立てちゃダメです。
                ↓↓↓↓
          (念のため、雌クジラじゃなく、目尻のこと)


         さらに、気になることに、


    今日の歌の「we」は、恋人どうしの2人です。


    なのに、「all」+「al(all)」+「one」!
                     ↓
                  いえ、2人です


  ⇒ 単語の由来に、いくらツッコミを入れても、

    そう言うものだ、と覚えるしかありません。

    でも、由来を観察すると、語学のヒントに!


    100年後には、「all alone」→「alalone」?

    と、進化の行く末を案じてみるのも、オツ!?


  ⇒ 最後に、1行だけ引用します。


    ♪歌詞引用

      Close your eyes amie

      目を閉じてごらん 愛しい人よ  (ストレート訳:福光潤)


    歌詞カードの対訳では、「Amie」や「Aimie」なる人名に対して、

    呼びかけています(この単語のみ訳されておらず、原文どおり)。

    「アミさん」でも、「エイミーさん」でも、ありません!

    「amie」は、フランス語由来で、「sweetheart」のことです。

    このスペルは、男性から女性に対して言うときのもので、

    「ami」だけだと、女性から男性に対して使うスペルです。

    (「-e」が女性を示す)

    歌を聴けば、「あミー」と、「ミ」を強く発音しているので、

    知らない単語でも、英語らしくない単語だな、と推測します。


【ひとこと~2】

    日本語でも、言葉の進化に、歯止めはききません。

    例えば、「恥ずかしい」から「ハズい」への進化。

    非容認派は、そんな言葉使ったらハズいじゃんか!

    と、矛盾めいた批判をしそうですが、時間の問題。

    すたれるか、生き残るか、言葉の世界も弱肉強食。

    20世紀生まれの、最強の造語は、「サボる」かな。

    「他動詞ラ行五段活用、語幹はサボ」という肩書。

    したたかに、生き残っていますね。


【リープ後のひとこと】

    超長い!

    ちなみに、コレ、カラオケで必ず歌います。


【次号予告】

    明日は、ピクサー/ディズニーの海中捜索劇へ、リープ!



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