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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥* 日刊タイトル英語 2005/09/14(水)第360号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥* ギリシアとローマで、混同! ……………………………………………………………………… 【邦題】ビーナス誕生 【英題】The Birth of Venus V V (←V強く、v弱く) 【発音】£ぁブrθぁっVィーぬす (「£ぁ」は、舌が上の歯の裏1mm上空で、「ざ」と「だ」の間) (「r」は舌を巻く) (「θぁ」は、舌を上の歯の裏1mm上空で、「スァ」と「ファ」の間) (「Vィ」は上の前歯を下唇の内側に当てて、震わせながら「ヴィ」) ★ 福光の発音と、ヒラメキ例文を、音声でどうぞ! └→ http://eigo.jf-world.com/links_0509.html#360 【意味】[The Birth of] [Venus] ↓ ↓ ~の誕生 ビーナス(愛と美の女神) ⇒ ビーナスの誕生 【作品】1485~1486年頃/イタリア/絵画/テンペラ画 ボッティチェリ(Botticelli;ボッティチェルリの表記もあり)作 2004年/アメリカ/小説、歴史ロマンス 『The Birth of Venus(未邦訳)』 サラ・デュナント(Sarah Dunant)著 ベストセラーだったらしいです ★ 今日のタイトル作品に関する情報は… └→ http://eigo.jf-world.com/links_0509.html#360 ★ 絵を見る! └→ http://art.pro.tok2.com/B/Botticelli/bot02.JPG 【知識】 ⇒ 「Venus」の表記は、「ビーナス」→「ヴィーナス」と変遷。 1986年に発売された、岡田有希子のプライベートマガジン、 『ヴィーナス誕生』以降は、「ヴィーナス」が完全に定着! (福光の勝手な解釈…) ⇒ 昨日に引き続き、「birth」の音は「ブrθ」。 ええ、確かに、今、「ブース」と言いました。 でも、「venus」は「ブース」じゃありません! ⇒ ボッティチェリのこの絵画は、ホメロスの書いた、 『アフロディテ讃歌』(紀元前9世紀;ギリシア) にインスパイアされて、描かれたものらしいです。 ローマ神話では、ビーナスがアフロディテに対応。 ⇒ ビーナスは、元々《庭園と春の女神》という、 ビミョーなポジションの女神だったんですが、 ギリシア神話のアフロディテ(Aphrodite)と、 いつしかキャラがかぶってしまい、混同され、 《愛と美の女神》という地位を手にしました そうか、今日の絵が原因で混同される運命に! (これも、福光の勝手な解釈…) ⇒ この混同がなければ、お台場の人気スポット、 「ヴィーナスフォート」は、もしかして今頃、 「アフロディテフォート」と呼ばれてたかも! 舌を噛みそうな名前だから、デートに向かず、 お台場の“不”人気スポットになってたかも! (さらに、福光の勝手な想像…) ⇒ 昨夜は、40階で、一番星が輝く空を眺めつつ、 北欧海賊料理(バイキング)を頂きましたが、 美しい一番星は、「Venus(金星)」でした! 【ひとこと】 貝殻の上に立つビーナスに、横からプゥーッと、 息を吹きつける男性と、その彼に抱きつく女性。 この2人の手足の位置や、顔の大きさなんかが、 とっても不自然なんで、とても印象に残る作品! http://jf-world.com/item/0847826767/jfworld-22 の表紙絵が、その不自然な部分です。 【次号予告】(クイズ:「*」「*」を埋めてみて!) ギリシア映画『***・オブ・スパイス(A ***** of Spice)』 のタイトル英語を、明日、お送りしますので、お楽しみに!
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