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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥* 日刊タイトル英語 2005/09/02(金)第348号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥* 「南極」の屈辱的な英語名 ……………………………………………………………………… 【邦題】南極日誌 【英題】Antarctic Journal V V (←V強く) 【発音】えんターrくてぃくジュrのー (「r」は舌を巻く) ★ 福光の発音と、ヒラメキ例文を、音声でどうぞ! └→ http://eigo.jf-world.com/links_0509.html#348 【意味】[Antarctic] [Journal] ↓ ↓ 南極 日誌 ⇒ 南極日誌(←そのまま!) 【作品】2005年/韓国映画/アドベンチャー・スリラー 監督:イム・ピルソン 出演:ソン・ガンホ(Song Kang-ho) ユ・ジテ(Yu Gee-Tae) カン・ヘジョン(Kang Hye-Jeong) 音楽:川井憲次 8月27日、日本公開! ★ 今日のタイトル作品に関する情報は… └→ http://eigo.jf-world.com/links_0509.html#348 ★ 公式サイト(日本語) └→(公開終了にともないURL削除) 【知識】 ⇒ 「antarctic」は、分解すると、 「antarctic」=「ant-(反対の)」+「arctic(北極の)」 となり、「ant-」は「anti-」と同じ。 北極が先に知られていて、南極到達は、歴史的に後の出来事。 なので、南極は「北極の反対」という扱いに甘んずる結果に! ちょっと、かわいそうな単語…。 でも、「アンチ(anti-)北極!」との叫びは、現在も根強く、 2極化した対立構造の中、英単語的な独立を模索しています。 (↑おおげさ!) ちなみに、「arctic」はギリシャ語の「クマ」が、由来です。 なぜ、クマなのか分かりますか? 北極星(Polaris)は、こぐま座(Ursa Minor)の尻尾にあり、 その真下の地点という意味(だと思いますが、福光の想像)。 反対に、南極星という星は存在しません(変換できないし)。 目印にされる南十字星(the Southern Cross)も、動きます。 だから、クマに対抗する動物を出そうにも、候補がいません。 あ、公開中の『皇帝ペンギン』がいますけど、立候補します? ということで、語源がギリシャ語のクマだという謎と、 「antarctic」が、苦難の道を歩んでいるということを、 少し解説しましたが、テストには出ないので忘れて結構! なお、本誌第100号『ポーラー・エクスプレス』で解説した、 「polar」は、純粋に「極の」という意味なのに、 やはり、「北極の」という意味の方が多いですね。 ⇒ フランス語の「jour」は「日」という意味。 ^^^^ 「Bonjour!」=「Good day!」=「こんにちは!」 ^^^^ 「journal」は、昔のフランス語で「毎日の」という意味で、 今は、フランス語でも英語でも「新聞、雑誌、日記、日誌」。 (英語の「日記」は「diary」が一般的) 日本語は「ジャーナル」ですが、使用範囲が限られています。 あと、「journalism」は「報道業界(特に新聞界)」のこと。 【ひとこと】 韓国語の原題は分かりません! 代わりに、お役立ち表現です: 「ファジャンシルオディエヨ」 (お手洗いは、どこですか?) こう書いて思い出しましたが、 福光が過去にしたことのある、 英語の質問ランキング1位は、 「Where is the bathroom?」! トイレの位置を確認してから、 英語ネイティブに言うことで、 予め答が分かっている英語を、 聞き取る練習ができて、便利! そして、緊急事態なわけだし、、 長くは引き止められないので、 超短い英会話が、完結します。 最後は笑顔で「Thank you!」! これを繰り返すことで、 英会話を何回こなした、 という実績と、度胸と、 自信をつけてきました! 付き合ってくださった、 ネイティブのみなさん、 すみません&感謝です! ※ちなみに、「Where is the bathroom?」はぶっきらぼうなので、 「Could you tell me where the bathroom is?」等にアレンジします。 【次号予告】(クイズ:「*」を埋めてみて!) 久しぶりに、日本のコミックを取り上げます! 『のだめカンタービレ(Nodame *antabile)』 のタイトル英語を、明日、お送りしますので、お楽しみに!
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