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日刊タイトル英語 第309号 マニック・マンデー

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日刊タイトル英語        2005/07/25(月)第309号
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         やっぱり、月曜って…
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【邦題】マニック・マンデー


【英題】Manic Monday

     V      V   (←V強く)
【発音】メァにっ(く)マんでい

  ★ 福光の発音と、ヒラメキ例文を、音声でどうぞ!
     └→ http://eigo.jf-world.com/links_0507.html#309


【意味】[Manic]      [Monday]
     ↓         ↓
     躁病の、熱狂的な  月曜日

  ⇒ 熱狂的にさせる、月曜日

  ⇒ テンション高めの、月曜日!


【作品】1986年/アメリカ/Performed by バングルス(Bangles)
    Written by Christopher(=プリンス(Prince)のこと)
    全米&全英チャートともに、最高位が第2位(涙;)!
    そのときの全米第1位は、プリンスの『Kiss』でした!

  ★ 今日のタイトル作品に関する情報は…
     └→ http://eigo.jf-world.com/links_0507.html#309

  ★ 試聴
    Bangles 『Greatest Hits』
     └→ http://jf-world.com/item/B00000273M/jfworld-22
         └→ 3. Manic Monday


【知識】

  ⇒ プリンスがこの曲を書いていたとは、今日初耳!

    言われてみれば、プリンスらしいメロディーか!


  ⇒ 「マニア」は、「maniac(発音:メいにあっく)」。

    「狂気」の意味のギリシャ語から派生したとされる、

    「mania」一門の家系図(想像)を、まとめました。


                 マニア
                  ∥
      ┌(熱狂)→ maniac(熱狂者)→ maniacal(熱狂的な)
   mania ┤            
      └(躁病)→ manic(躁病患者)= manic(躁病の+熱狂的な)
         ∥
      manic disorder ←→ depression(うつ病)
         └────┬────┘
              ↓
          manic depression(躁うつ病)


  ⇒ 「blue Monday(ブルー・マンデー)」といえば、

    「仕事が始まる、憂うつな月曜日」という表現。

    「憂うつ」は「うつ」の一種ですが、軽いです。

    今日の英題に入っている「manic」も、軽い躁。

    なので、解釈は「躁病の」よりも「熱狂的な」。


    ただし、「熱狂的な(ファン、信者)」ではないので、

    「熱狂的にさせる(月曜日)」と、訳し変えましょう。


    でも、「何に熱狂するのか?」という疑問が残るので、

    漠然と「テンション高めの、月曜日」でどうでしょう?

    いい意味でも、悪い意味でも、緊張状態の月曜日です。

    たぶん、そのまま金曜まで、緊張が続くんでしょうが。


  ⇒ と、うだうだ言うよりは、歌詞を見た方が早いですね。

    歌い手の女の子は、6時の目覚ましで起きて、

    眠い目をこすりながら、出勤します。


    ♪歌詞引用(サビ)

      It's just another manic Monday
      I wish it was Sunday
      'Cause that's my funday
      My I don't have to runday
      It's just another manic Monday

      またもや テンション高めのマンデーや!
      これが夢で 実はサンデーやったらなぁ!
      そしたら ワクワクルンルン気分やでー!
      仕事は 一切やらんくて いいねんでー!
      でも いつものマンデー 我慢するでー!

              (意訳やでー:福光潤)


    続く内容は、就職難のご時世、彼のことも養っているのよ、

    ということで、80年代半ばのアメリカを反映した歌でした!


【ひとこと】

    いや~、プリンスがこの曲を書いていたとは!

    (↑まだ感動している)



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