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日刊タイトル英語 2005/06/08(水)第262号 ……………………………………………………………………… こんにちは、福光です! アメリカのニュースで大賑わいだったので、 今日のを、早く取りあげたかったんですが、 日本では、あまり報道されていない気が…。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥* 日刊タイトル英語 2005/06/08(水)第262号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥* 【邦題】大統領の陰謀 【英題】All the President's Men V V V (←V強く) 【発音】オー£ぁぷRェずぃどぅんつメん (「£ぁ」は、舌が上の歯の裏1mm上空で、「ざ」と「だ」の間) (「Rェ」は、舌を上あごに付けずに、「ゥレ」) ★ 福光の発音と、ヒラメキ例文を、音声でどうぞ! └→ http://eigo.jf-world.com/links_0506.html#262 【意味】[All] [the President] ['s] [Men] ↓ ↓ ↓ ↓ すべての 大統領 ~の 部下たち ⇒ 大統領の部下たち、全員(がかりでも、大統領を元に戻せない) 【作品】1974年/アメリカ/政治ドキュメンタリー ボブ・ウッドワード(Bob Woodward)& カール・バーンスタイン(Carl Bernstein)著 1973年、ワシントンポスト誌(The Washington Post)に掲載された、 上記著者らの、ウォーターゲート事件のスクープ記事が、 ピュリツァー賞(the Pulitzer Prize)を受賞! 1976年/アメリカ映画 出演:ダスティン・ホフマン(Dustin Hoffman) ロバート・レッドフォード(Robert Redford) ジェイソン・ロバーズ(Jason Robards) └→ アカデミー賞助演男優賞受賞 ★ 今日のタイトル作品に関する情報は… └→ http://eigo.jf-world.com/links_0506.html#262 ★ 原書のCDブックもオススメ! └→ http://jf-world.com/item/1402575629/jfworld-22 【知識】 ⇒ 「man」の基本の意味は「人間」ですが、「誰それの」が付くと、 「誰それの人間」じゃヘンなので、「誰それの部下」となります。 ^^^^ ⇒ 「all the *****'s men」の形で、ピンとくる表現はありますか? 『マザー・グース(Mother Goose)』(本誌第3号)の中の一篇、 『ハンプティ・ダンプティ(Humpty Dumpty)』の3行目に注目! 引用: Humpty Dumpty sat on a wall Humpty Dumpty had a great fall All the king's horses and all the king's men Couldn't put Humpty together again ハンプティ・ダンプティ 塀のうえ ハンプティ・ダンプティ 落っこっちゃった 王さまの馬も 家来も みんな ハンプティを もとに 戻せない (♪今日も歌える訳:福光) 英語の歌が聞けて、韓国語(!)の訳が確認できます └→(公開終了にともないURL削除) 「all the king's horses/men can't/couldn't...」で、 「誰がやっても~できない」という意味になりました。 ⇒ またもやビリー・ジョエルを引き合いに出しますが、 『The Great Wall of China』(1993年)という曲で、 上記引用の3,4行目(ただし、Humpty → you)が、 歌われていますが、タイトルが、万里の長城なので、 この「王様の馬と家来」は、始皇帝の「兵馬俑」か! ⇒ 新聞記者が、ニクソン米大統領を辞任に追い込んだ、 ウォーターゲート事件の、情報提供者の身元が判明! というニュースで、米アマゾンで現在、売上107位! ⇒ 著者のボブ・ウッドワードが、情報提供者に付けた、 「ディープ・スロート(Deep Throat)」という名は、 同名の、1972年の米国ポルノ映画に由来しています。 『ランダムハウス英語辞典』の「deep throat」には、 第2の定義として、「内部告発者」が書かれており、 第1の定義は、あまりにもどぎつくて、書けません! 自宅の辞書すべてを調べましたが、ランダム以外は、 「ポルノ映画 → ウォーターゲート → 内部告発者」 という語義の説明で、ランダムだけ映画の描写入り! いつも、映画に強い『ランダムハウス英語辞典』に、 お世話になっているんですが、今日は強すぎ(笑)! ちなみに、今日のタイトルは、「all」の項に記載。 (なんで、「president」の項じゃないのだろうか?) ⇒ その「Deep Throat」氏は、FBI(米連邦捜査局)の、 ナンバー2だった、マーク・フェルト氏だと、判明! 「10 greatest mysteries of the 20th century」の、 5位にランキングしていたのが「Deep Throat」です。 謎がひとつ減って、よかった、よかった! ちなみに、1位は「Amelia Earhart(エアハート)」。 女性で初めて、大西洋を横断した飛行家(aviator)。 世界一周中(during her flight around the world)、 1937年に、太平洋上で消息を絶って、行方は謎のまま。 【ひとこと】 ウォーターゲートビルは、民主党本部がある建物です。 ニクソン元大統領の部下たち(共和党側)の何人かが、 ここに不法侵入して、盗聴器を仕掛けて…、えーと…。 この調子なので、この映画は何度見ても、楽しめます! 【次号予告】(「*」を埋めてみて!) スウェーデンの女性ポップ歌手、Ana Johnsson の、 2004年のデビューアルバムより、『Now It's Go**』!
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