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日刊タイトル英語 第244号 ドラえもん

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日刊タイトル英語        2005/05/21(土)第244号
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こんにちは、福光です!

今朝起きたら体がダルく、ゴミを出しにちょっとアルく。

でもタイミングがワルく、気分は英雄ジャンヌ・ダルク。

って、無理やりなライミングで、いきなり失礼しました。


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日刊タイトル英語        2005/05/21(土)第244号
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【邦題】ドラえもん


【英題】Doraemon - Gadget Cat from the Future

      V     V   v       V
【発音】どRァえむん ギャじっキャっfrぁむだFューちゅr

    (↑V強く、v弱く)
    (「Rァ」の発音は、舌を上あごに付けずに、「ゥラ」)
    (「f」は上の前歯を下唇の内側に当てて、「ふ」)
    (「rぁ」の発音は、舌を上あごに付けずに、「ぅら」)
    (「Fュ」は上の前歯を下唇の内側に当てて、「フュ」)
    (「r」は舌を巻く)

  ★ 福光の発音と、ヒラメキ例文を、音声でどうぞ!
     └→ http://eigo.jf-world.com/links_0505.html#244


【意味】[Doraemon]  [Gadget] [Cat] [from]   [the Future]
     ↓      ↓    ↓   ↓     ↓
     ドラえもん  道具   猫   ~からの  未来

  ⇒ ドラえもん
     ~未来から来た、便利そうな道具を出す、ネコ(型ロボット)


【作品】1970年~/日本/コミック/藤子・F・不二雄作

  ★ 今日のタイトル作品に関する情報は…
     └→ http://eigo.jf-world.com/links_0505.html#244


【知識】

  ⇒ 小学館イングリッシュ・コミックスの英題です。

    神田昌典著、『お金と英語の非常識な関係』に、

    付属する、ウィリアム・リード氏との対談CDで、

    『Doraemon - Gadget Cat from the Future』が、

    発音されていますので、お持ちの方はご確認を。


  ⇒ 「gadget」は、目新しく便利そうな装置・道具のこと。
                 ^^^^^^
    「ガジェット」という日本語訳が使われることもあり。

    便利なのかどうか分からないような、おもしろグッズ。

    秋葉原・東急ハンズ・通販カタログなどで見かけます。

    なかでも、電気的・機械的な仕掛けのある装置のこと。

    家族全員分のイヤーパッド付き耳掃除機(未使用)や、

    携帯用電気鼻毛カッター(未携帯)がウチにあります。

    gadget は、便利そうに見えて、使いにくいのが多い!

    買った時点では、サイコーに盛り上がってるんですが。


  ⇒ 今日の「gadget」は、四次元ポッケの未来の秘密道具!

    「未来の秘密道具を出してくれるネコ」という意味で、

    「Gadget Cat」と、強引な補足で翻訳されていますね。

    ドラえもん自体が、便利なロボット装置だと考えれば、

    「Gadget Cat」は「猫型ロボット」とも解釈できます。


    ちなみに、本作品では「ひみつ道具」と記載されます。

    「秘密道具」と漢字で書いたら、違和感がありますね。


  ⇒ 「gizmo(ギズモ)」も「gadget」と同じ意味の単語。

    両方ともくだけた表現ですので、広告文句等に登場し、

    論文や特許明細書やマニュアル等では、使われません。


    ドラえもんの道具を指す、他の訳語候補:

      device:電気的・機械的な考案装置

      apparatus:device より大型の装置

      tool:トンカチなど、手で使う道具

      instrument:精密・繊細である器具
             │  │
             │  └→ musical instruments 楽器
             │
             └→ SII = Seiko Instruments Inc.


  ⇒ 「the future」の「the」は、ドラえもんの出身時代、

    22世紀社会のことを指している、とも考えられますが、

    どうなるのか、はっきりと分からない未来であっても、

    普通「the」が付きます(イギリスでは付かないかも)。

    ある現在に対しては、決まった未来が用意されていて、

    現在が変われば未来も変わる、といった考え方からか?

    「the future of the present」なら、「the」も納得。


【ひとこと】

    『ドラえもん』は永遠に読み継がれそうですが、

    アトムの誕生日に盛り上がったのと同じように、

    ドラえもん生誕祭(2112年9月3日)が楽しみ!

    「って、曾々々おじいちゃんが、書いてたわね!」

    と、ママ(=曾々孫)が、曾々々孫に言うのか?

    『日刊タイトル英語』も、読み継がれてなきゃ!


【次号予告】

    1週間、お疲れさまでした!

    明日は、今週の復習ですよ!



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