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日刊タイトル英語 2005/05/14(土)第237号 ……………………………………………………………………… こんにちは、福光です! 次号予告クイズ挑戦者からのメールです、ありがとう! > Simon&Garfunkel の声が頭の中で聞こえてきます~ > どっちの作曲か と邦題は忘れましたが... (bright-lakeさん) > The 59th Street Bridge Song? > 59番街橋の歌?? さいもん&がぁーふぁんくる??? (A.Fさん) お2人とも、正解です! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥* 日刊タイトル英語 2005/05/14(土)第237号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥* 【邦題】59番街橋の歌 【英題】The 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy) V V V V V (←V強く) 【発音】だFィfてぃナいんすとぅRィーっぶRィっじソん(ぐ) V V FィーおりんぐRゥーvぃ (「Fィ」は上の前歯を下唇の内側に当てて、「フィ」) (「f」は上の前歯を下唇の内側に当てて、「ふ」) (「Rィ」の発音は、舌を上あごに付けずに、「ゥリ」) (「Rゥ」の発音は、舌を上あごに付けずに、「ゥル」) (「vぃ」は上の前歯を下唇の内側に当てて、震わせながら「ヴぃ」) ★ 福光の発音と、ヒラメキ例文を、音声でどうぞ! └→ http://eigo.jf-world.com/links_0505.html#237 【意味】[The] [59th Street] [Bridge] [Song] [(Feelin' Groovy)] ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 特定の 52丁目 橋 歌 すごく気分がよくて ⇒ 52丁目橋の歌(チョー気持ちいいよ!) 【作品】1966年/アメリカ/サイモン&ガーファンクル(Simon & Garfunkel) 作詞・作曲:ポール・サイモン(Paul Simon) 3rdアルバム『パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム』収録 ★ 今日のタイトル作品に関する情報は… └→ http://eigo.jf-world.com/links_0505.html#237 ★ 試聴→ http://jf-world.com/item/B00005NKKX/jfworld-22 └→ 6. the 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy) 【知識】 ⇒ サイモンとガーファンクル(「&=と」と読むのは古いファン?)は、 お互い幼なじみで、NY郊外で、生まれ育っています。 この曲も、ポールがNY内を移動中の未明に、生まれた曲。 そのときに渡っていた橋が、「59th Street Bridge」で、 正式には、「Queensborough Bridge」と言います。 こんな景色→ http://www.palemale.com/13.html ⇒ 今日のポイント1:ニューヨーク市(NY)の「番街」は11まで! 慣習的に、「59th Street」は「59丁目」で、「59番街」じゃない。 京都のように碁盤の目になっているNYの住所は、 ・南北(上下)に走る道:東(右)から1~11番街(Avenue/Ave.) ^^^^ ・東西(左右)に走る道:南(下)から1~125丁目(Street/St.) ^^^^ と訳し、「〇丁目」の方は「〇通り」と訳すこともあります。 ^^^^ ^^^^ ティファニーなどのブランド店がひしめく、「花の5番街」は、 ^^^^ 英語で「5th Avenue(フィフス・アヴェニュー)」と言います。 一方、「Street」を「〇丁目」と正しく訳しているタイトルは、 1947年の映画『三十四丁目の奇蹟(Miracle on 34th Street)』 ^^^^ ぐらいでしょうか。 ビリー・ジョエルの『ニューヨーク52番街(52nd Street)』という、 1978年のアルバム名&曲名がありますが、これも慣習的な訳じゃない。 でも、『ニューヨーク52丁目』だと、華やかな雰囲気が出ないので、 たぶん、「番街」の方を使ったんじゃないかな、と。 タイトルのイメージは、商品の売上を大きく左右するし。 ⇒ 今日のポイント2:「グルーヴィーな」=「グルーヴする」! 「groove」は「溝」です。 「in the groove」は「かっこいい」こと。 そもそも、ジャズプレーヤーが言い出した表現らしく、 レコードの溝に、針が、気持ちよくハマっていることから。 そして、「in the groove」が、「groovy」と短くなりました。 ジャズに限らず、バンドやオーケストラで、 演奏者間の波長が、ピッタリ合ったときは、 底からウネリが湧き上がるような快感です。 そんなときに言うのが、「音・曲・演奏が、 グルーヴしている・グルーヴィーだ」です。 そこから「かっこいい」という意味になり、 この曲の時代なら、「イカす、しびれる」。 普通に、「いい線いってる、キマってる」。 反語的に、「ダサい」を意味することも。 「人 feel groovy」で、「(人が)気持ちよく感じる」となります。 副題の「Feelin' groovy」は、「I'm feeling groovy」のことです。 「Feeling」から「g」が略され、くだけた会話調になっていますが、 「groovy」自体が、くだけた、アメリカの俗語です。 「cool」は、一番ポピュラーな「かっこいい」ですが、 「groovy」も「cool」も、アメリカ以外では、使われていなさそう。 この曲には、ジャズのデイヴ・ブルーベック・グループから、 2人のメンバーが参加しているので、1分半のかわいらしい、 ごく普通のフォークソングの割には、グルーヴ感があります! 【ひとこと】 グレービー(gravy;肉汁)ソースや、 グルーピー(groupie;追っかけ)で、 いつも、この曲を連想していますが…。 ♪バラララーラーラーラー、 ♪Feelin' groovy! 【次号予告】 1週間、お疲れさまでした! 明日は、今週の復習ですよ!
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