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日刊タイトル英語 2005/04/23(土)第216号 ……………………………………………………………………… こんにちは、福光です! スペインのバルセロナを中心とした、カタロニア地方は、 美しいメロディー(『聖母の御子』など)で有名ですが、 今日(4/23)は、ある騎士の名前を冠した伝統的な祝日。 美と教養のシンボルを、親しい間柄で、交換し合います。 1本のバラと、1冊の本を贈ります。 その祝日は、こう呼ばれています。 「サン・ジョルディの日」 ということで、【ひとこと】にて、 とっておきの1冊をご紹介します! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥* 日刊タイトル英語 2005/04/23(土)第216号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥* 【邦題】(未邦訳、たぶん) 【英題】...98, 99, 100! Ready or Not, Here I Come! V V V V V V 【発音】ナいんでぃエい ナいんでぃナいん ワんハんどぅrぇっどぅ V V V v V (←V強く、v弱く) Rェでぃおrナっとぅ ヒーRァいカんむ (「rぇ」の発音は、舌を上あごに付けずに、「ぅれ」!) (「Rェ」の発音は、舌を上あごに付けずに、「ゥレ」!) (「r」は舌を巻く) ★ 福光の発音と、ヒラメキ例文を、音声でどうぞ └→ http://eigo.jf-world.com/links_0504.html#216 【意味】[...98, 99, 100!] [Ready or Not] [Here I Come!] ↓ ↓ ↓ …98、99、100! 準備できていても さあ、そっちへ行くぞ! いなくても ⇒ …98、99、100! もういいかいの返事を待たずに、探しに行くぞ! 【作品】1999年/アメリカ/児童書、学習、算数 By Teddy Slater, illustrated by Gioia Fiammenghi ★ 今日のタイトル作品に関する情報は… └→ http://eigo.jf-world.com/links_0504.html#216 【知識】 ⇒ きのうの続きで、「Ready or Not, Here I Come!」の部分。 まず英語の形ですが、「Ready or not,」は、下記の短縮形。 Whether you are ready or not, 君たちが、準備できていようが、いまいが、 「Here I come!」の、「here(ここ)」と「come(来る)」は、 話題の中心の目標物を指していて、自分のことではありません。 「Come here!」→「I'm coming!」の対話からも、分かります。 目標物の遠近は、実際の目ではなく、心の目で判断しています。 ⇒ では、「Ready or Not, Here I Come!」の、日本語との違いは? 日本語でのかくれんぼは、こうです。 もういいかい? まあだだよ/もういいよ! 鬼(it)が探し始める前に、参加者に準備OKかどうか聞きます。 でも、英語でのかくれんぼの決り文句は、上記【意味】のとおり。 取り決めどおりの数を数えたんだから、みんなの許可はいらない。 契約で成り立っている、英米の合理的な社会が、かいま見えます。 ⇒ 日本の交通機関は、英米のかくれんぼ方式を採用しているのかな? 1番線、まもなく発車いたしま~す! (ピリリリリリ!) きゃぁ~、早く乗らなきゃ! (ドタドタドタ!) Ready or not, here we go! (プシュゥ~~!) │ (└→ 気にせず、発車しちゃいま~す!) ⇒ ところで、本書のタイトルでは、100まで数えています! ストップウォッチで、1ずつ、順番に数えてみました。 日本語で100まで → 15秒 英語で100まで → 1分23秒 英語学習者のわれわれにとっては、難しすぎます! 英語圏でかくれんぼをする予定のある方は、是非、 本書で、数え方の裏技を習得してください!(笑) ♪本の扉の解説引用 Three friends play hide-and-seek, varying the way they count to 100 in each game: by ones, fives, tens, and twenties. 仲良し3人組が、かくれんぼをします。 100までの数え方を、毎回変えています。 1ずつ、5ずつ、10ずつ、そして20ずつ。 (訳:福光) 【ひとこと】 英米の学習書籍で英語を学ぶ、という方法がはやっています。 「5の2乗」って英語で? どこかの業者さんの宣伝文句です。 福光も昔、渋谷の洋書店で、ブロンドの女の子が読んでいた、 算数ドリルみたいなのを、後でペラペラ見てみると意味不明! 学習書籍は、自分の英語力のなさを思い知るのに最適であり、 また、辞書を引かずとも、おおよその内容が頭に入ってくる、 そんな、不思議で、理想的で、自信がつきやすい、教材です。 ここで、どこかの業者さんの宣伝をするつもりはありません。 アマゾン等の直販サイトで、好きなのを安く買えるからです。 ちなみに、福光の愛読オススメ学習書籍は、ズバリこれです! ★ 『Time for Kids Almanac 2005』 └→ http://jf-world.com/item/1931933677/jfworld-22 キッズ向けの年鑑(almanac;オーマナック)ですが、最高! すべての分野を、ペーパーバック1冊で網羅しきっています。 大阪の高校英語教師の友人も、愛読・愛用しているそうです。 └→ 経済性重視の大阪です(笑) この表紙の絵を見ると、持ち歩くのは恥ずかしいでしょうが、 いつどこにいても、ヒマつぶしに、1年間楽しめる年鑑です! (その気になれば、10年間でも20年間でも楽しめる年鑑です) 本来の「サン・ジョルディの日」らしく、 教養ネタ満載の1冊を、ご紹介しました! 【次号予告】 1週間、お疲れさまでした! 明日は、今週の復習ですよ!
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★“タイトル英語”~ 映画・音楽・本などの英語タイトルと日本語タイトルをくらべて、手軽に楽しく英語学習! 現役翻訳者・福光潤(英検1級&TOEIC 955点)と加藤由佳のタイトル英語イスト師弟がトリビアをまじえて英語解説。発音も♪ 福光著書:『翻訳者はウソをつく!』(青春新書)/共著『今日から英語でTwitter つぶやき英語表現ハンドブック』(語研) | |||||
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