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日刊タイトル英語        2005/03/28(月)第190号
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こんにちは、福光です!

昔から泣き虫で、笑うときにも涙を流すタイプです。

今日の映画では、怒って悔しがって、涙が出ました。

今日のタイトルと矛盾していますが、男の子です…。


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日刊タイトル英語        2005/03/28(月)第190号
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【邦題】ボーイズ・ドント・クライ


【英題】Boys Don't Cry

    V   v    V  (←V強く、v弱く)
【発音】ボーいずドうんくRァい

    (「Rァ」の発音は、舌を上あごに付けずに、「ゥラ」)

  ★ 福光の発音と、ヒラメキ例文を、音声でどうぞ!
     └→ http://eigo.jf-world.com/links_0503.html#190


【意味】[Boys]     [Don't]   [Cry]
     ↓       ↓      ↓
     男の子たちは  ~しない   泣く

  ⇒ (一般的には、)男の子たちは、泣かないものだ


【作品】1999年/アメリカ映画/ドラマ、実話
    監督:キンバリー・ピアース(Kimberly Peirce)
    主演:ヒラリー・スワンク(Hilary Swank)
       1999年度アカデミー賞主演女優賞

  ★ 今日のタイトル作品に関する情報は…
     └→ http://eigo.jf-world.com/links_0503.html#190


【知識】

  ⇒ 「boys」の「-s」も、「don't」も、

    「一般的には」という意味を含みます。

    「ふつうは、こうするもんだ」という意味合いです。


  ⇒ いわゆる「女性」の主人公は、自分を「男性」だと認識しており、

    タイトルのとおり、一度も涙を流しませんでした。


  ⇒ 性同一性障害(sexual identity crisis)を抱える主人公を演じて、 

    オスカーを獲得した Hilary Swank は、今年の夏に日本公開される、

    『ミリオンダラー・ベイビー(Million Dollar Baby)』(2004年)

    でも、代役を使わずにボクサーを熱演し、2度目の主演女優賞です!


  ⇒ 正確には「性同一性障害」=「gender identity disorder(GID)」。

    日本では、まだまだ社会的な認知が遅れているように思いますが、

    『性同一性障害をかかえる人々が、普通にくらせる社会をめざす会』

     http://gid.jp/ などの運動のおかげで、国レベルで動いています。


  ⇒ 監督によれば、映画タイトルは、イギリスのバンド、

    ザ・キュアー(The Cure)の、1979年のシングル曲、

    『Boys Don't Cry』のタイトルにちなんだとのこと。

    でも、映画では、使われていませんでした。


  ⇒ 最後に、この映画の宣伝コピー(tagline):

      A true story about finding the courage to be yourself.

      (勇気を出して、自分自身になろうとした者の、実話)


【ひとこと】

    妻と結婚前に、渋谷でこの映画を見ましたが、見終わってから、

    カフェに入っても、映画の重いテーマが、のしかかったままで、

    デートが討論会になりました(笑)。
                  └→ 笑ってる場合じゃなかった。



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★“タイトル英語”~ 映画・音楽・本などの英語タイトルと日本語タイトルをくらべて、手軽に楽しく英語学習! 現役翻訳者・福光潤英検1級TOEIC 955点)と加藤由佳のタイトル英語イスト師弟がトリビアをまじえて英語解説。発音も♪ 福光著書:『翻訳者はウソをつく!』(青春新書)/共著『今日から英語でTwitter つぶやき英語表現ハンドブック』(語研)

発行周期 毎週日曜夕方
マガジンID 0000138615
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