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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥* 日刊タイトル英語 2004/12/15(水)第94号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥* ……………………………………………………………………… 当メルマガを、毎日ご覧いただき、ありがとうございます! 本日は、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の、 1991年全米No. 1ヒット曲! 本日発売された『アルティメット・コレクション』収録です。 → http://tinyurl.com/3hsa4 発音音声&作品関連情報は、下記ページをご覧ください! ⇒ http://eigo.jf-world.com/links_0412.html#94 ……………………………………………………………………… 【邦題】ブラック・オア・ホワイト 【英題】Black or White 【発音】ぶラっこお(ふ)ワい(とぅ) ^ ^ ⇒ 「^」付きカタカナは強く、ひらがなは適当に! 【意味】[Black] [or] [White] ↓ ↓ ↓ 黒い または 白い ⇒ 黒人か、または白人か ⇒ 黒人でも、白人でも、いいじゃないか! ⇒ 人を好きになるのに、肌が黒いか、白いかなんて、 関係ないじゃないか! 【知識】 歌詞中では、「you're black or white」と、人の説明ですので、 「black」は「黒人である」、「white」は「白人である」の意味です。 ⇒ 人種差別を批判した歌ですが、ストレートな批判ではありません。 当時、整形により、だんだん肌が白くなっていくマイケルに対して、 マスコミがいろいろと書きたてていたことに対する反論っぽいです。 ⇒ タイトルは、人種差別をなくそう、というメッセージを含みますが、 同時に、黒人から白人に変身してもかまへんやん、ほっといて! というマイケル自身の勝手な意見も、含んでいると思います。 ⇒ 歌詞から1行だけ引用します。 I ain't scared of no sheets シーツなんて怖くない ⇒ 「シーツ」は、黒人差別者の象徴です。 南北戦争後のアメリカで結成された、人種差別秘密結社、 「The Ku Klux Klan(KKK)」が、白衣と白頭巾を身につけて、 脅迫行為やリンチをしていたので、黒人は白いシーツを恐れました。 ⇒ 参考映画:『ミシシッピー・バーニング(Mississippi Burning)』 ⇒ 「black and white」は「白黒」で、「黒白」ではありません。 「sooner or later」は「遅かれ早かれ」であって、 「早かれ遅かれ」ではありません。 こんなふうに、反対語を並べる順序が、日英で逆の表現が多いですね。 他にも探してみましょう! 【編集後記】 なんでも「最初」というのは、スゴイことです! サビから始まる曲や、ヘビメタや、プロモーションビデオなど、 音楽の常識となっているものの多くは、ビートルズが最初です。 ⇒ ビートルズ以降のアイデア・ミュージシャンとして、 一番ビッグなのは、マイケル・ジャクソンだと思います。 今日の曲のプロモビデオは、モーフィング技術を使った初の映像作品。 初めてこれを見たときは度肝を抜かれました! ⇒ モーフィング(morphing)は、CG(computer graphics)で、 人の顔を少しずつ変化させて、別の顔形に変身させる技術です。 今の映画では当たり前になっていますし、いまやPCを使えば、 個人でもできる芸当です。 ⇒ でも、人の度肝を抜きたければ、「最初」にやること。 これ、大事ですね。 【予告】 さぁて! 次回、第95号のタイトルは? ⇒ 「脳」のナゾに現代科学が挑む本、『脳のなかの幽霊』!
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