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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥* 日刊タイトル英語 2004/11/18(木)第67号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥* ……………………………………………………………………… 当メルマガを、毎日ご覧いただき、ありがとうございます! 今週は《アン、ダメよ! 特集》として、「否定」の「un-」に、 スポットを当てるというか、こだわるというか、適当というか、 そんな感じで、お送りしております! 第4回目の今日は、1992年のアカデミー賞4部門に輝いた作品。 友人は、イーストウッドがこんなに弱かったらアカンやん! と文句を言っていましたが、見かけ上の弱さで、真の強さが、 どこにあるのかを、教えてくれる映画です! ……………………………………………………………………… 【邦題】許されざる者 【英題】Unforgiven 【発音】あんふぉギぶん ^ ⇒ 「^」付きカタカナは強く、 ひらがなは適当に読もう! ⇒ 発音を聴くには、下記ページをご覧ください。 http://eigo.jf-world.com/links_0411.html#67 【意味】[Un-] [forgiven] ↓ ↓ ~しない 許された ⇒ 許されていない ⇒ 人を殺すことは、許されない ⇒ 引退したガンマンが、賞金稼ぎに誘われて、 残りの生涯であと1回だけにしようと、銃を取る。 人がバンバン死んでいく従来型西部劇を否定し、 暴力は許されないというテーマで描く映画 【作品】 1992年 (Clint Eastwood)監督・主演 ジーン・ハックマン(Gene Hackman)助演 アカデミー賞4部門受賞(作品賞・助演男優賞・監督賞・編集賞) ⇒ 本日のタイトル商品(アマゾンストア) http://tinyurl.com/4trzo ⇒ その他、関連情報は、下記ページを、ご覧ください! http://eigo.jf-world.com/links_0411.html#67 【知識】 1959年の『許されざる者』は、同じ邦題ですが、 英題は "The Unforgiven" で、本日の "Unforgiven" と違います。 (映画の内容も違います) ⇒ 「the」は特定したいときに付け、普遍化したいときには付けません。 ⇒ 1959年の『許されざる者』は、レイチェル役の、オードリー・ ヘップバーン(Audrey Hepburn)が、周囲の人にとっての、 「許されざる者」だったかもしれません。 (マイナーな映画なので、ほとんど誰も知らないかと思いますが) ⇒ 1992年の『許されざる者』は、「者」ではなく「事」だと思います。 正義が悪の命を簡単に暴力で奪ってよいのか、というテーマです。 映画をご覧になった方は、どう思われますか? 【編集後記】 本日作成の知的備蓄辞書です: ⇒ おいしい: 舌が鼓(つづみ)を打つ状態;ボケるチャンスを得た状態 ⇒ 要求: 必要(need)+需要(demand)+依頼(request)+熱望(desire) ⇒ 頑張れ!: 頑(かたく)なに突っ張れ!;英語の「Good luck!」とは 対照的な追い込み型の励まし(禿げ増し)文句; アンタ、そんなに頑張ってると、いつかコケますから、残念! 「波田陽区さん、いつまでも頑張ってくださいね…」斬り!; と、たまには気の抜けた冗談で、突っ張りをゆるめてあげること 【予告】 さぁて! 次回、第68号のタイトルは? ⇒ シューベルトの『交響曲第8番 未完成』! ジャジャジャジャーン! あ、違うか。
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