執筆者:福光潤
作成日:2008/03/21
コメント(1件)
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邦題

  • ナイロビの蜂

ふりがな

  • ないろびのはち

英題

  • The Constant Gardener

発音

  • £ぁんすとぅん(とぅ)ーrどぅぬrー
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意味

The Constant Gardener
特定の(ジャスティンを指している) 一定の、忠実な、きっちりとした 趣味で庭の世話をする人

⇒ きっちりとした性格で、ガーデニングが好きな人
詳しい英語解説は後半のコラムへ

作品

★『ナイロビの蜂』の予告編動画(YouTube)

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コラム

  ⇒ 「constant」は、日本語でも「コンスタント」と言いますが、
    条件が「一定の」とか、雨や騒音が「絶え間ない」いう意味。
    「constant visitor」なら「頻繁に訪ねてくる人」のことで、
    「持続する」「定期的な」といった感じです(イメージA)。

    また、「忠実な」「誠実な」「堅実な」という意味にもなり、
                        (イメージB
    「constant friend」なら「友情に厚い友人」のことです。


  ⇒ この作品の主人公ジャスティンは、
    ケニア・ナイロビ駐在の外交官で、
    庭いじり(gardening)が大好き。

    イメージAの観点では、水遣りや肥料を欠かさず、
    「きっちりと庭の世話をする人」として描かれています。

    イメージBの観点では、公務員としての本分を尽くすべく、
    「きっちりと業務をこなしている人」という印象です。

    2つのイメージを結ぶ「きっちりとしている」という訳語は、
    メルマガ読者のじぞうさんから教えていただきました!(Thanks, Jizou!)


  ⇒ さて、「gardener」は、簡単な単語だと思われがちですが、
    次の2つの日本語の概念をあわせもちます。

  1. ガーデンが職場の方は、「庭師、植木屋さん」
  2. 別の職業の方なら、「ガーデニング好き」

    このことは、他の「-er」や「-ist」にもあてはまります。
    学校では、こんな例文で習うと思います。

Taro is a good skier.

  • 太郎は、立派なスキー選手だ。(太郎=プロ
  • 太郎は、スキーがうまい。  (太郎=アマ

    どちらもよく使われるので、訳すときは文脈から判断し、
    英会話なら、プロアマを気にしないクセをつけましょう。

    上に書いたとおり、ジャスティンの本業は外交官なので、
    「gardener」は「ガーデニングが好きな人」となります。


  ⇒ 最後に、なんで『ナイロビの蜂』という名の邦題か?

    まずは、お読み/ご覧ください!(^^;

    ヒントは、映画公式サイト(※閉鎖されました)にもある
    「ニッポンでも感動のハチミッツ!」
    というダジャレコピーにあり!(笑)

    邦題を逆英訳してみると。。。

『 The Bees in Nairobi 』

    となるでしょうか。
    1匹の「bee」でなく、
    複数匹(3匹)の「bees」です。

    メッセージ性の強いドラマなだけに、
    「constant」の多義性を備えた日本語がなく、
    カタカナにしても誤解を招くだけ。
    そこで、核心に迫ったシンボルに注目し、
    記憶に残りやすい邦題がつけられたのでしょう。

    原作小説の邦訳時点で、『ナイロビの蜂』となり、
    映画化の際にも、これを踏襲しています。


  ⇒ ちなみに、ケニアの首都ナイロビでは、
    英語とスワヒリ語が主に使われているとのこと。

    「ナイロビ(Nairobi)」の語源は、マサイ語の「冷たい水」。
    赤道近くのわりには標高が高いので、
    わりあい涼しいからみたいです。


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ヒラメキ例文

My mom is a constant gardener as well!

母もコンスタント・ガーデナー(きっちりとした、ガーデニング好きな人)です!

英題の発音へ 視聴ヘルプ 発音ヘルプ



参考外部サイト

※禁断の英文法怪説 by 福光 ⇒

定冠詞+形容詞+名詞
人を示す「-er」は、ここでは職業ではなく、単に「する人」を示す。

※文法アレルギーの方の目に付かぬよう、コソコソ解説しています(^^;)



コメント(1件)

福光潤 — 2008年 03月 31日, 12:07

ハートで感じる英文法の大西泰斗さんが口酸っぱくおっしゃっている“イメージで覚える”ということを痛感するタイトル英語でした!

コメント: 
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