執筆者:福光潤
作成日:2008/07/31
コメント(1件)



邦題

  • ソウ

ふりがな

  • そう

英題

  • Saw

発音

意味


    [Saw]
     ↓
     犯人の名の一部+見た+ノコギリ

  ⇒ 犯人は見た+ノコギリ=パズルピース(手掛かり意訳)

作品

    2004年アメリカ映画
      ホラーサスペンスミステリー
      ソリッド・シチュエーションミスディレクション
    監督:ジェームズ・ワンJames Wan
    出演:ケイリー・エルウィズCary Elwes
       リー・ワネルLeigh Whannell
       ダニー・グローヴァーDanny Glover
       モニカ・ポッターMonica Potter


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★『ソウ』の予告編ビデオ(YouTube)

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コラム

  ⇒ 英題の意味は3つ:

  1. 〔モノ〕ノコギリ
  2. 〔動作〕見た(過去に「see」した)
  3. 〔人名〕“ジグソウ”という犯人名の一部



  ⇒ そして、邦題の『ソウ』って、ウソの発音です!

    「so」の発音は「ソウ」。
    「saw」の発音は「ソー」。

    日本語版の予告編を見ると、
    最後に「SAW ソウ」というタイトルがでてきて、
    「So?」=「で?(どうする?)」というナレーション。

    「SAW」の題字から、ホントの意味がバレるのを防ぐため、
    「ソウ」というウソの発音を、邦題にしたのかもしれません。

    ちなみに、日本語の発音+表記ルールでは、
    「そう」=「ソー」となります。
    そうそう、そうなんですよね! ☆-(^ー'*)b
    (そ・う・そ・う、そ・う・なんですよね…とは発音しません)


  ⇒ タイトル英語『SAW』の意味~その1

    「a saw」と、モノ扱いで考えるなら、
    密室に用意された小道具のひとつ、「ノコギリ」の意味。
    「chain saw(チェーンソー)」などの「saw」もそうです。


  ⇒ タイトル英語『SAW』の意味~その2

    「see - saw - seen」の真ん中にあるやつ。
    「見る」という動作が過去に行われたことを示します。
    つまり、「見た」という意味。

    ワン監督によれば、これがタイトルの真意だそうですよ!
    さて、誰が何を見たのでしょうか?!
    未見の方で、心臓の強い方は(・・;)、ご覧くださいね。


  ⇒ タイトル英語『SAW』の意味~その3

    犯人は「Jigsaw(ジグソウ)」と名乗っています。
    「saw」は、その名前の一部でもあることに気づきます。

    現場に残されたビデオ画面やポケットレコーダーから、

Hello, Gordon. I want to play a game.

    など、低音の声で決め台詞?を吐く人が「Jigsaw」。

    そして、「ジグソーパズル(jigsaw puzzle)」のような難題を、
    被害者に仕掛けていきます。

    また、「jigsaw」の本来の意味は「電動糸のこぎり」です。
    「意味~その1」のノコギリは、たしかに、糸ノコでした。
    それが窮地を脱する手掛かりとなるパズルピースでもあり、
    この意味深長なタイトル英語そのものがパズルピースです!


  ⇒ ウソの発音邦題『ソウ』にこめられた意図もナゾですが、
    タイトル英語『SAW』が持つ3つの意味も暗示的といえます。
    衝撃のラストシーンへとみちびく、

       “意図のこもった”
           ∥
        “糸ノコ持った”

    そんなコワ~イ映画タイトルでした!


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ヒラメキ例文

A Chickasaw on a seesaw in Warsaw saw a saw in "SAW". So what?

ワルシャワでシーソーに乗っているチカソー(北米インディアン部族)は、映画『ソウ』の中でノコギリを見た。だから何なの?

※視聴ヘルプ ※例文ヘルプ
⇒ タイトル英語の発音に戻る

参考外部サイト

※禁断の英文法怪説 by 福光 ⇒

最低3つの意味が掛けられている。
(1) 名詞、(2) 他動詞(過去形)、(3) 固有名詞(人名)の一部。

※当サイトは文法用語は厳禁なので、コソコソと解説しております(^^;)

コメント(1件)

福光潤 — 2008年 07月 31日, 16:03

ヒラメキ例文は、早口言葉のつもりです(笑)

『ソウ』は1~3まで見ましたが、どれも面白かったです! 現代には共通悪が存在しないので、単純な勧善懲悪モノがはやりませんし、かといって無差別殺人スプラッターも食傷気味。そんな時代に現れた“自業自得系”の『ソウ』では、被害者と連続殺人犯ジグソウのどちらに同情しているのか分からなくなる不思議な感覚を経験します。はやく4が見たい!

あと、メルマガの【ひとこと】で、ブログのURLを載せ忘れました。こちらです⇒タイトル英語--ポッドキャスト版

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