ホーム > データベース > アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

執筆者:福光潤
作成日:2008/03/18
コメント(1件)
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邦題

  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

ふりがな

  • あんどろいどはでんきひつじのゆめをみるか

英題

  • Do Androids Dream of Electric Sheep?

発音

  • ドゥエァんどぅRォいずどぅRィーむvぃくとぅRィっくーぷ↑
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意味

Do Androids Dream of Electric Sheep?
アンドロイドは
~するか?
~の夢を見る、
~を夢に描く
電気仕掛けの

⇒ アンドロイドは、電気仕掛けの羊の夢を見るか?
詳しい英語解説は後半のコラムへ

作品

★『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』のレビュー動画(YouTube)
16秒目と2分目で『Do Androids Dream of Electric Sheep?』が発音されます。


★『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』の関連動画(YouTube)
アクトロイド(actroid)は電気ネコの夢を見るか?

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コラム

  • 」=「sheep」は、1匹でも2匹以上でも「sheep。英語にしてはめずらしく、「-s」をつけるかどうか、気にしなくてもよいので、日本人英語学習者にとって嬉しい単語!

    英語でも、眠れないときに羊を数えます(count sheep)。

    one sheep
    two sheep
    three sheep...

    と、こんな感じです。


  • 「◆夢を見た」は、「I dreamed of ◆」。

    夢に羊が出てきた程度なら「of」でよいのですが、電気羊のメカニズムや関連ニュースなど、詳細な夢を見たならば、「about」を使います。

    また、「I dreamed a dream of/about ◆」というような、まどろっこしい表現もありますが、同じ意味合いです。


  • では、「androidアンドロイド)」の意味は?

    a mobile robot usually with a human form

    (『Merriam-Webster's 11th Collegeate Dictionary』より)

    移動可能な(歩く)ロボット(通常、人間型)」ということですね。ついついロボットとごっちゃにしてしまいますが、昔は、「人造人間」と訳して区別していました。

    「android」は、カタチだけが人間で、カラダが機械。だから、基本的に、食事・睡眠・呼吸などが不要です。Needless to say(言うまでもなく)、夢も見ません。

    しかし!

    アンドロイドは、夢を見るのだろうか?」を通りこして、「アンドロイドは、電気羊の夢を見るのだろうか?」です。夢を見ること自体には、疑問をもっていないようです!

    この作品が描く近未来社会では、人間の機械化が進み、アンドロイド自身、自分がアンドロイドだという自覚がありません。また、生身の動物をペットにすることがステータスとされています。

    飼い主が生身の人間なら、生身の動物にあこがれるところ、飼い主がアンドロイドだったら、電気羊にあこがれるのだろうか? 「living sheep」でなく「electronic sheep」?

    急発展するテクノロジー社会に投げかける問題提起であり、この作品のミステリーを解くカギともなり、その果てには、「人間とは?」といった人類永遠の命題にもなっています。

    その奥深さから、数多くのパロディーを生むタイトルとなりました! あるディックファンの方が、こちらのページに、数あるパロディー邦題をまとめてくださっています。


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ヒラメキ例文

Do children dream of electronic pets?

子供たちは、電子ペットの夢を見るか?

英題の発音へ 視聴ヘルプ 発音ヘルプ



参考外部サイト

※禁断の英文法怪説 by 福光 ⇒

助動詞+名詞(複数)+自動詞+前置詞+形容詞+名詞
S+V+M(修飾部);「sheep」は単複同形。

※文法アレルギーの方の目に付かぬよう、コソコソ解説しています(^^;)



コメント(1件)

福光潤 — 2008年 03月 18日, 09:49

今年のアカデミー賞に4部門でノミネートされた『潜水服は蝶の夢を見る』(2007年、仏・米)は、仏題、英題ともに、「潜水服と蝶」という意味。
仏題:『Le scaphandre et le papillon』
英題:『The Diving Bell and the Butterfly』
原作が1997年で、1998年に翻訳書が出ています。
そのときの邦題が『潜水服は蝶の夢を見る』。
翻訳者の河野万里子さんか、編集者さんのどちらかが、フィリップ・K・ディックのファンだったのかもしれませんね。

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